1不燃ごみで捨てるのは難しい

一部の自治体を除いて、粗大ごみは解体することで燃えるごみや不燃ごみとして捨てられます。全身鏡を解体することは可能ですが、不燃ごみとして捨てるのは難しいため注意しましょう。

1mを超える鏡を解体するには割る必要があり、ハンマーなどで直接解体すると破片などでケガをする可能性が高いです。ビニール袋やテープなどで鏡を包み、破片が飛び散らないよう割らなければなりません。

また鏡を割った後はほうきで鏡を集めて、新聞紙やガムテープなどで破片をまとめることも重要です。手間が気になる人には全身鏡を買取や回収で処分することを勧めます。

2ノーブランドだと買取は難しい

「粗大ごみとして鏡を捨てるには手数料がかかるから、お店に買い取ってほしい」と思う人はいるはず。不要な鏡を売りたいときは、買取可能であるかチェックすることが重要です。

リサイクルショップではノーブランドの姿見は買取不可であるところが多く、無料または有料で引き取ることになります。価格の安いノーブランド品を中古で買う人は少ないため、買取の対象外となりやすいです。

またブランド品の鏡であっても、使用年数や使用状況によって買取できない場合があります。買取できるか不安な人は前もってお店に相談しておくと良いですね。

3割れた鏡は捨てる前に片付けること

姿見の処分を検討している人には全身鏡が倒れてしまい、中の鏡が割れてしまった場合もあるはず。割れた鏡を捨てるには破片を集めて新聞紙などで包むことが必要です。

素手で破片を集めるとケガする可能性が高いため、ゴム手袋やマスクをしてから作業することを勧めます。もし破片が大きくて捨てにくいときは、ガムテープや袋で固定したうえでハンマーなどで破片を割りましょう。

本体に鏡の破片が残っている場合は、処分するために鏡部分を回収しておくと良いですね。目に見えない鏡の破片を掃除するために、割れた鏡の回収後に掃除機や粘着クリーナーで拭き取ることを推奨します。

また割れた鏡を入れたごみ袋を出すときは、袋にマジックで「ワレモノ注意」と書いておきましょう。他人がケガするのを防ぐために、割れた鏡が入っていることを分かりやすく記載することが重要です。

4縁起を気にする人は邪気をはらおう

全身鏡は人の姿を映し出すものであり、そのままの状態で捨てると縁起が悪いと知られています。風水を考慮して姿見を処分するには、塩水や生花といった道具が必要です。

邪気をはらうには布を塩水に浸したうえで絞り、鏡面部分を拭くことで姿見を清めます。また鏡に生花を映すことでも邪気は払えるため、好みの方法で邪気をはらうことがオススメです。

もし塩水や生花を用意できない人は、鏡面の一部分を割ることで溜まった邪気をはらえます。これらの処理により邪気をはらったら、白い布で姿見を包んだうえで処分しましょう。

1リサイクルショップで買取を依頼

【トレジャーファクトリー(https://www.treasure-f.com/)】

リサイクルショップには不要になった全身鏡を買取してくれる店舗が多く存在します。特にエルメスやシャネル、ルイヴィトンといったブランド品は高く売れる傾向です。

全身鏡をリサイクルショップにて買取することで、手数料を支払うことなく処分できるのがメリット。ノーブランド品であっても、数百円で買取が成立したケースも少なくないです。

必ずしもすべての全身鏡を買取できるとは限らないため、依頼する前に買取対象を確認しましょう。お店が指定した条件を満たしていない場合、買取できない場合があります。

例えば月に60万点以上の買取実績があるトレジャーファクトリーでは、品物の製造年月や状態によって買取を判断。ノーブランド品でも買取可能ですが、古くなった鏡は買取が成立しない可能性が高いです。

購入してから数年間経過した全身鏡の買取を依頼するときは、お店に買取が可能であるか問い合わせることを勧めます。

2フリマアプリやオークションに出品

【ヤマトホームコンビニエンス(http://www.008008.jp/)】

価格の高いブランド品の全身鏡を売りたい人には、リサイクルショップよりもフリマアプリを活用することがオススメです。個人間での売買により不要な鏡を高く売れる場合があります。

自分で売りたい値段を決められるから、手持ちの鏡を安く買われることを防げるのがメリット。サービスの手数料を考慮した料金を設定することで、全身鏡の売却による利益を見込めます。

全身鏡はサイズが大きいため、売買が成立した後に送付する手間がかかるところがデメリット。もしヤマト運輸のらくらく家財宅急便を利用した場合、以下の配送料を支払うことも必要です。

配送の手間や料金の負担を減らすために、鏡を引き取れる人限定で出品することを勧めます。またリサイクルショップでの買取とは異なり、スムーズに売却できるとは限らないため注意しましょう。

※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

3身近な知人に譲る

【ジモティー(https://jmty.jp/)】

もし状態がよいのに高価買取を見込めない姿見を手放したい場合、身近な知人や友人に譲ることもオススメです。姿見を欲しい人に譲ることで、処分する手数料を節約できます。

鏡を必要としている知人がいなければ、SNSや掲示板で地域の人に呼びかけてみると良いですね。自宅まで引き取りに来てくれる人が現れれば、鏡を処分する手間が少なくなります。

例えば無料の掲示板であるジモティーを活用することで、全身鏡の譲渡を告知できるでしょう。身近に親しい人がいなくても、不要な全身鏡を譲ることは可能です。

1粗大ごみとして回収してもらう

お住まいの自治体に粗大ごみとして出すことで、安い料金により全身鏡を処分できます。わざわざごみを持ち運ぶ必要がなく、電話やインターネットで手軽に申し込めるのがポイント。

例えば東京都世田谷区の場合、世田谷区粗大ごみ受付センターから粗大ごみの収集を申し込めます。申込み方法が分からない人は、上記サイトにあるお問い合わせに電話するとスムーズに手続きできるでしょう。

出典：世田谷区 有料粗大ごみ処理券

回収の申し込みが完了したら、有料粗大ごみ処理券を貼って自宅前に姿見を出します。処理券は有料粗大ごみ処理券取扱所で購入することが可能です。

世田谷区で粗大ごみを収集してもらうには、処理手数料として400円の料金が発生します。もし指定された場所に姿見を持ち運んだ場合、処理手数料は半額の200円まで値下がりするのが特徴です。

他の地域における粗大ごみの処分方法を調べるには、お住まいの自治体ホームページにアクセスしてごみの出し方を見ましょう。Googleで「○○（地域名） 粗大ごみ 出し方」と検索することでスムーズにチェックできます

また生活保護受給者や児童扶養手当の支給者などには、粗大ごみの処理手数料は無料です。料金の負担を減らすために、お住まいの自治体ホームページを前もって確認しておくと良いですね。

※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

2引越し業者に回収してもらう

【アップル引越センター(https://www.apple-hikkoshi.co.jp/)】

一部の引越し業者では引越しと同時に、不用品の引取に対応してくれる場合があります。業者に一括して依頼できるから、新居への引越し時に不用品の処分に悩む人に最適です。

例えばアップル引越しセンターの場合、引越しの依頼時に引き取りを希望することで不用品を回収してくれます。ほとんどの家具や家電を引き取ってくれて、業者が不用品を査定してくれるのが特徴です。

査定により不用品の買取ができれば、引っ越し代金から買取金額が差し引かれます。もし不用品の処分が有料になる場合は、引っ越し代金に処理手数料が上乗せされる仕組み。

地域や不用品の数によって料金は変動します。「引越しするときに不用品を引き取ってほしい」と思う人に引越し業者による引取はオススメです。

3不用品回収業者に回収してもらう

引越しの予定がなくて、手間なく姿見を処分したい人には不用品回収業者を勧めます。電話やインターネットで申し込むだけで、ご自宅までサイズの大きい姿見を回収してくれるのがポイント。

不用品回収業者に回収してもらうには料金を支払うことが必要です。例えばネットで回収を申し込めるP社の場合、姿見1つに対して1,000円の料金が発生します。

また回収する不用品の数が多ければ、お得なパックを利用して料金を節約することが可能です。自宅に不要な家具家電が多い人には不用品回収業者がオススメですね。