マットレスを捨てるにはどうすれば?マットレスの処分方法完全ガイド
マットレスには寿命があります。マットレスの中央部分がへこんできたら、マットレスの買い替えを検討しましょう。
ただ、実際に要らなくなったマットレスを処分しようとすると、どのように処分したら良いかわからず、困ってしまうことがあるのではないでしょうか。
ここでは、マットレスを処分する方法や、処分するときに注意すべきポイントなどを解説していきます。
目次
- マットレスを処分する流れ
- 1売れるかどうか見極める
- 2下取り可能かどうかチェック
- 3譲渡や寄付ができるかチェック
- 4いずれも無理な場合は捨てる
- マットレスを処分するときの注意点
- 1素材や大きさによって値段が変わる
- 2譲渡・寄付する場合は送料がかかる
- 買取サービスを利用した処分方法
- 1リサイクルショップに売る
- 2ネットオークションで売る
- 3フリマアプリで売る
- 下取りを利用した処分方法
- 寄付・譲渡する場合の処分方法
- 1知人に譲る
- 2ジモティーなどの掲示板サービスを利用する
- 引っ越し時に不用品として処分する方法
- 1不用品回収に対応可能な引っ越し業者
- 2利用する際の条件はある?
- マットレスは粗大ゴミとして処分できる
- 1自分で持ち出す必要がある
- 2回収日が決まっている
- 3指定業者に持ち込むことも可能
- 4手数料は自治体によって異なる
- 不用品回収業者を利用するメリット
- 1都合のいい日時に指定できる
- 2他の不用品と一緒に処分できる
- 3個別に捨てるよりも安く済む
- 一括見積もりサービスを利用しよう
マットレスを処分する流れ
まず最初にマットレスを処分する一連の流れを把握しておきましょう。事前に流れを把握しておけば、手続きをスムーズに進めていくことができます。
1売れるかどうか見極める
状態のいいマットレスであれば、買い取りしてもらえる可能性があります。せっかく売れたものを捨ててしまうのはもったいないので、事前に売れるかどうか確認しておきましょう。
マットレスの買取基準は店によって異なりますが、基本的に使用年数の少ないものや使用状態の良いものであれば買取対象となります。ブランド物や使用状態の良い美品なら高値で売れる可能性もあります。
2下取り可能かどうかチェック
新しいマットレスを買うときに、古いマットレスを回収してもらえることがあります。ただ、すべてのお店で下取りを行なっているわけではないので注意が必要です。
下取り可能だったとしても、引き取り日時や引き取り料金はお店によって異なります。引き取り可能な条件も店によって異なるので、事前によく確認してから申し込むようにしましょう。
3譲渡や寄付ができるかチェック
売ることが難しいマットレスは、知り合いに譲渡したり、ボランティア団体に寄付をして処分することができます。譲渡や寄付をする場合であれば料金がかからないため、損をすることはありません。
4いずれも無理な場合は捨てる
マットレスの状態が悪くて売却するのが難しい場合や、譲渡する相手がいない場合は、自分で捨てることになります。
マットレスのような大型家具は家庭ゴミとして捨てることはできないため、処分する際はお金がかかります。
マットレスを処分するときの注意点
マットレスは大型家具であるがゆえに、処分する際はいくつか注意すべきポイントがあります。
1素材や大きさによって値段が変わる
一言でマットレスといっても、実際は様々な種類があります。低反発マットレスや折りたたみマットレス、ポケットコイルタイプのマットレスなどがあり、素材やサイズによって処分するときの値段も変わってきます。
一番高額になりやすいのはスプリングマットレスやポケットコイルマットレスです。これらのマットレスは中に鉄が入っており、処分する際に手間がかかることから、行政に頼んでも引き取ってもらえない場合があります。
マットレスのサイズがシングル、ダブル、キングと大きくなるにつれて処分する際の値段も上がっていくので注意しましょう。
2譲渡・寄付する場合は送料がかかる
自家用車を利用してマットレスを知人に譲渡する場合はコストがかかりませんが、宅配業者を利用して譲渡する場合は送料がかかります。ボランティア団体に寄付する場合も、基本的に送料は自己負担となるので注意が必要です。
マットレスのような大型家具は、送料だけでも高額になりがちです。例えばヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」を利用して運ぶ場合、マットレス1点だけで送料が1〜2万円ほどかかります。
【ヤマトホームコンビニエンス(http://www.008008.jp/)】
譲渡・寄付するのが本当にお得なのかどうかよく考えてから処分しましょう。
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買取サービスを利用した処分方法
古いマットレスがお金になって返ってきたら嬉しいですよね。どこに売るかによって買取価格も異なってくるので、売却先は慎重に選びましょう。
1リサイクルショップに売る
【セカンドストリート(https://www.2ndstreet.jp/)】
近所のリサイクルショップに持ち込めば、その場ですぐに買取してもらうことができます。持ち込むことが難しい場合は、出張買取の依頼も可能です。
ただし、マットレスは衛生面が重視されるため、他の家具に比べて買取条件が非常に厳しくなります。美品でないと買取してもらうことはほぼ不可能です。
買取してもらえるかどうか不安な人は、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
2ネットオークションで売る
【ヤフオク(https://auctions.yahoo.co.jp/)】
近所に買取業者がない場合や、業者に買取不可と判断された場合は、ネットオークションを利用して自分で売ることができます。壊れたマットレスやノーブランドのマットレスでも、ネットオークションなら売れる可能性があります。
ただし、ネットオークションに出品するとなると、出品作業や配送などの手続きをすべて自分で行わなければならず、何かと手間がかかります。落札者からクレームが来ることもあるので注意が必要です。
リスクを避けたい人は、買取業者を利用したほうが良いでしょう。
3フリマアプリで売る
【メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)】
マットレスは「メルカリ」などのフリマアプリを利用して売ることもできます。フリマアプリならスマホだけで簡単に売買できるため、パソコンを持っていない人も安心ですね。
売却価格も自分で設定できるので、相場より高値で売ることも可能です。ただし、あまりに高い価格をつけてしまうと売れ残ってしまうので注意しましょう。
下取りを利用した処分方法
新しいマットレスを購入する際に、古いマットレスを回収してもらえれば手間がかかりません。
マットレスの下取りサービスを行っている主な業者は以下の通りです。
・【ニトリ(https://www.nitori.co.jp/)】
・【無印良品(https://www.muji.net/store/)】
・【ベルメゾンネット(https://www.bellemaison.jp/)】
・【ディノス(https://www.dinos.co.jp/)】
無印良品、ベルメゾン、ディノスなら無料で引き取ってもらうことができます。ただし、ベルメゾンとディノスは商品購入金額が41,040円(税込)以上という条件付きです。
ニトリの場合は、引き取ってもらう際に3,240円(税込)の費用がかかりますが、購入金額の条件がないため、比較的安いマットレスを購入しても、そのまま回収してもらうことができます。
業者によって下取りの条件が異なるので、事前にきちんとチェックしておきましょう。
(※料金は2019年7月時点のものとなります。時期によって変動する場合があります)
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
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寄付・譲渡する場合の処分方法
業者に売ることができなかった場合は、寄付や譲渡を考えてみましょう。売ることができなくても、譲渡や寄付をすれば、マットレスを無料で処分することができます。
1知人に譲る
マットレスを必要としている知人や友人に譲渡すれば、お金をかけずにマットレスを処分することができます。転勤や引越しなどで新生活を始める知人がいれば、マットレスをもらってくれる可能性が高いので、一度相談してみましょう。
2ジモティーなどの掲示板サービスを利用する
周りにマットレスを必要としている知人や友人がいない場合は、ネットの掲示板を使ってマットレスを引き受けてくれる人を探してみましょう。
地元の掲示板「ジモティー」では、無料で譲れる不用品が多数掲載されています。ジモティーで引き取り手が見つかれば、自分で処分する手間が不要になります。
登録料・手数料はいずれも0円なので、要らなくなった不用品を無料で処分したいときに役立ちます。
引っ越し時に不用品として処分する方法
引っ越しついでにマットレスを処分することもできます。引っ越し業者にマットレスを引き取ってもらえれば、自分で処分する手間が省けるので便利ですね。
1不用品回収に対応可能な引っ越し業者
引っ越し業者では不良品を行ってところもございます。
しかし、不良品サービス回収(有料)を行っていたとしても、対象は
・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・洗濯機
以上の4つのみだったり、営業所によっては対応していない所もございます。
事前に各業者に問い合わせして確認しましょう。
2利用する際の条件はある?
不用品回収可能な業者であっても、エリアによっては引き取りできない場合があります。また、業者によって引き取り可能な品目が異なるので注意が必要です。
引っ越し業者に不用品回収を依頼するときは、事前に対応可能エリアと回収品目、処分費用をチェックしておきましょう。
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マットレスは粗大ゴミとして処分できる
マットレスは粗大ゴミとして処分することもできます。ただし、何かと手間がかかるので注意が必要です。
1自分で持ち出す必要がある
マットレスを粗大ゴミとして出す場合は、玄関先や収集場所など指定された場所まで自分で持ち出さなければなりません。
大きくて重たいマットレスを一人で持ち出すのは大変です。特に一人暮らしの女性や高齢者は持ち出すのが困難な場合もあるので、無理だと思ったら別の処分方法を検討しましょう。
2回収日が決まっている
粗大ゴミの回収日はあらかじめ決まっているので、自分の都合のいい日に自由に指定することはできません。引っ越しする日が迫っている場合、回収日との都合が合わない場合もあります。
3指定業者に持ち込むことも可能
粗大ゴミは指定業者に持ち込んで処分することもできます。多少手間がかかりますが、費用が安くなるメリットがあります。
自家用車でマットレスを持ち運ぶことができる人は、業者に持ち込むことも検討してみましょう。
4手数料は自治体によって異なる
家庭ゴミを捨てると違い、粗大ゴミとして捨てるときはお金がかかります。お金がかかるといっても、業者に依頼する場合に比べれば安い費用で済みます。自治体によって粗大ゴミの費用は異なるので、事前にきちんと確認しておきましょう。
例えば世田谷区の場合、粗大ゴミの収集料金は400円から3,600円までと決まっており、持ち込みの場合は費用が半額になります。シングルサイズ・ダブルサイズのマットレスはいずれも1,200円の手数料がかかります。持ち込みの場合は600円で処分可能です。
粗大ゴミを収集してもらう場合は、事前に世田谷区の粗大ごみ受け付けセンターのページから申し込みを済ませておく必要があります。申し込み後、粗大ごみ処理券を購入し、マットレスの目立つところに貼り付けておきましょう。粗大ごみ処理券は「有料粗大ごみ処理券取扱所」という表示のある区内のスーパーやコンビニで購入することができます。
自分で業者に持ち込む場合も同様に、事前に申し込みをして有料粗大ごみ処理券を購入しておく必要があります。持ち込み日は事前に指定されるので、当日は自家用車などでマットレスを直接運び入れましょう。
粗大ゴミは地域によって処分方法が異なります。事前に現在住んでいる地域の処分方法を確認しておきましょう。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
不用品回収業者を利用するメリット
不用品業者を利用する場合はお金がかかりますが、それ以上にたくさんのメリットがあります。
1都合のいい日時に指定できる
不用品回収業者は自分の都合のいい日時に自宅まで引き取りに来てくれるメリットがあります。早ければ申し込んだその日のうちに引き取りに来てくれるので、急な引越しが決まって困っているときに役立ちます。
2他の不用品と一緒に処分できる
不用品業者の多くは「不用品積み放題プラン」などのお得なサービスを展開しています。不用品の品目や数に関係なく、トラックに積めれるだけ不用品をまとめて処分することができます。
不用品の持ち運びも業者が行ってくれるので安心です。
3個別に捨てるよりも安く済む
不用品回収をしてもらう際は、トラックの運送料金や回収料金が発生します。不用品を1点ずつ個別に捨てようとするとコストと手間がかかりますが、まとめて捨てれば運送料金や回収料金を節約でき、手間も省けます。
不用品回収業者の中には買取を行っている業者もあるため、うまくいけば差額分のお金をもらえる可能性があります。
一括見積もりサービスを利用しよう
不用品回収業者はそれぞれサービス内容や料金体系が異なります。中には違法営業している業者もあるので注意が必要です。
優良業者を見極めるためには、見積もりの比較が欠かせません。1社ごとに見積もりを依頼するのは面倒ですが、一括見積もりサービスを利用すれば、短時間で効率よく業者を比較することができます。
要らなくなったマットレスがあるなら、一括見積もりサービスを利用して不用品回収業者に処分を依頼しましょう。