タンスはどうやって処分すればいいの?様々な処分方法を解説します

大きくて重量があるタンスは、どうやって処分すれば良いのか分からない人もいるのではないでしょうか?タンスを処分したくても重量があるので、外に運び出すだけでも一苦労でしょう。

タンスを運び出すコストもかかりやすいですが、幸いにもタンスの処分方法は多くあります。買い替えや処分を検討しているなら、自分に合った方法で取り扱いに注意しながら処分するのがおすすめです。それでは、タンスの処分方法についてご説明しましょう。

目次
  1. 1. タンスを処分することはできるの?
  2. 1. タンスの処分方法を一挙ご紹介!
  3. 1.1. 1買取サービスを利用する
  4. 1.1. 2リサイクルショップで買い取ってもらう
  5. 1.1. 3フリマやネットオークションに出品する
  6. 1.1. 4買い替えと同時に下取りサービスを利用する
  7. 1.1. 5知人に譲ったり、寄付をする
  8. 1.1. 6引っ越し業者に回収してもらう
  9. 1.1. 7不用品回収業者に回収してもらう
  10. 1. 自治体に粗大ごみとして回収してもらうには?
  11. 1. タンスの処分は状況によって様々な選択肢がある

タンスを処分することはできるの?

そもそもタンスを処分することができるのか気になるところですが、大きくて重量があったとしても処分するのに支障はありません。基本的に買取サービスやリサイクルショップで買い取ってもらったり、引き取ってくれます。

それ以外にもフリマやネットオークションに出品して売る方法もありますし、買い替えと同時に下取りサービスを利用してお得に処分する方法や掲示板サービスを通してタンスを欲しがる人に譲る選択肢もあるでしょう。不用品回収業者や引っ越し業者に引き取ってもらう方法もありますが、やはり自治体に回収してもらうのが一般的なのではないでしょうか。

もちろんタンスは大きくて重量がある以上、運び出す際に柱や壁などにぶつけてしまう可能性があるので自分に合った方法で処分することが大切です。タンスを傷つけてしまわないように、お得に処分しようとするよりも安全でスムーズに処分できる方法を選びましょう。

タンスの処分方法を一挙ご紹介!

基本的に大きくて重量があるタンスを運び出すのは大変なため、処分方法も吟味する必要性があるでしょう。自分で処分しようとすると手間がかかることがほとんどなので、無理にお得に処分するのは得策ではありません。

お得な処分方法だけでなく、安全に処分する方法も検討するのがおすすめです。それでは、タンスの処分方法についてご説明しましょう。

1買取サービスを利用する

ただタンスを処分するよりも、買取専門店の買取サービスを利用すればお得にタンスを処分することができます。買取専門店のなかにはタンスの買い取りに力を入れているところもあるので、買取サービスの利用を検討する必要性もあるでしょう。

ただ、タンスを買い取る最低条件は、経年劣化によるシミやカビ、ひどい傷がないこと、そしてそのままタンスとして使用できる状態であるかどうかです。タンスは家電と違って古くても状態が良ければ買い取ってくれる可能性が高く、まだまだ需要が残っている家具です。

しかし、シミやカビ、ひどい傷がある状態だと商品としての価値がほとんどない上に修理してまで中古販売する店舗はないと言っていいでしょう。たとえ中古品であっても状態が綺麗なタンスほど買取金額が高く、買い手が付きやすくなります。

一部の引き出しや取っ手がないタンスはまず買い取ってもらえないので、そのままタンスとして再使用できるかが買い取ってもらえる最大のポイントです。

タンスのなかでも特に高額買取になりやすいのが、和箪笥や桐箪笥などの昔から価値が高いタンスや伝統工芸品、ブランドのタンスなどです。桐箪笥は防湿性が高いのでカビなどが生えにくく、長年使い続けられる代物なので数万円の買取金額になることも珍しくありません。

綺麗で繊細な彫刻が施されたタンスは実用性よりも芸術品としての価値が高く、特に海外からの需要が高いので買取金額が高くなる可能性があるでしょう。また、和箪笥と含む洋服タンス、整理タンスの3点セットが揃った「婚礼家具」も高額買取の対象になることがあります。

これも骨董的価値があるタンスとして海外からの需要が非常に高く、中古市場の人気があまりなくても高額買取になるチャンスがあります。ただし、必ず3点セットになっていることが条件なので、3点揃えた状態で買い取ってもらいましょう。

買取サービスを利用するときは本来買取専門店に持ち込まなければなりませんが、買取専門店では自宅まで買取に来てくれる出張買取サービスが利用できます。出張買取サービスを利用すれば、自分でタンスを運び出す必要性がないのでスムーズに処分することができるでしょう。

2リサイクルショップで買い取ってもらう

買取専門店と同様に、リサイクルショップもタンスの買取を行っています。タンスを買い取る条件は基本的に買取専門店と変わらず、カビやシミ、ひどい傷がないこと、中古品としてそのまま使えることが条件です。

和箪笥や桐箪笥などのタンスが高額買取になっている点も同じなので、買取専門店共々リサイクルショップを利用するときは良い状態にしてから相談しましょう。タンスを綺麗にするコツは、引き出しの中身を全て出して風を当てて乾燥させることです。タンスはお手入れがされていないとカビが生えやすく、ホコリも溜まりやすくなるので普段のお手入れが重要です。

また、タンスを購入した時に付いてきた付属品を全て一緒に査定に出しましょう。特に保証書の有無は本物であるかどうかを証明するのに必要不可欠なので、価値が高いタンスを査定してもらうときに重要です。可能な限り付属品を揃えてから買い取ってもらいましょう。

リサイクルショップも買取専門店と同様に出張買取サービスを行っていることがあるので、余計なトラブルを起こさないためにも出張買取サービスを利用するのがおすすめです。

3フリマやネットオークションに出品する

余裕を持ってタンスを処分できるのであれば、フリマやネットオークションに出品して売る方法もあります。メルカリなどのフリマアプリやYahoo!オークションなどのネットオークションに出品すれば、買取専門店やリサイクルショップを利用するよりも高く売れる可能性があるので利用する価値は十分にあるでしょう。

あらかじめタンスを隅々まで綺麗にして写真を何回か撮影し、タンスの詳しい情報を記載して希望価格を設定したら出品するだけです。後は出品者が入札して落札されるのを待つだけですが、フリマやネットオークションなどを利用しても必ずしも落札されるとは限らないので注意しましょう。

自分が出品したタンスよりも良いタンスを出品しているところに入札者が流れることは珍しくありませんし、いつまで経っても落札されないことは少なくありません。また、実際に落札されたときにタンスの発送方法についても考えておかなければなりません。

タンス一点のみの発送であれば「ヤマトホームコンビニエンス」のらくらく家財宅急便を利用するのがおすすめです。タンスを発送するときにかかる費用は落札者に負担してもらえるので、スムーズに発送できます。

プロのスタッフが梱包から搬出まで行ってくれるため、手軽に利用できるのがポイントです。しかし、スケジュールに余裕がない人はすぐに落札されるわけではないので、他の方法を利用しましょう。

4買い替えと同時に下取りサービスを利用する

新しくタンスを買い替えるのであれば、買い替えと同時に下取りサービスを利用するのがおすすめです。なかでもおすすめなのは、「家具・インテリアの大塚家具」の下取りサービスを利用する方法です。

大塚家具で買い替えと同時に下取りサービスを利用する場合、下取りできるタンスであれば査定金額が20%アップし、タンスを引き取る際に発生する引取り料金が無料になります。お得に下取りしたいなら、大塚家具の下取りサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

5知人に譲ったり、寄付をする

使用感があったとしてもタンスがほしい友人が周りにいるのであれば、タンスを譲る方法もあります。タンスを友人に譲る場合は、ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便を利用するのがおすすめです。同じ県内であれば約1万6000円の送料で発送できます。その他の県にいる友人に発送したいなら、以下のサイトで料金検索を行いましょう。

大型家具家電の輸送 らくらく家財宅急便

また、ジモティーを初めとする掲示板サービスを利用してタンスを譲る方法もあります。この場合、自分が持つタンスを欲しがる人を探して交渉する必要性がありますが、交渉が成立すれば相手が提示する住所宛てにらくらく家財宅急便で発送するだけなので簡単です。

6引っ越し業者に回収してもらう

引っ越しと同時にタンスを処分したいなら、不用品回収に対応している引っ越し業者に相談しましょう。見積もりを出してもらうときにタンスを処分したい旨を伝えることで、タンスの処分にかかる費用を入れた見積もりを出してくれます。

タンスを回収してもらう際におすすめの引っ越し業者として挙げられるのが、クロネコヤマトの不用品買取サービスです。購入から6年以内のタンスであれば見積もりの際に査定を行った上で買い取ってくれます。

粗大ごみ処理券を購入する必要性がなく、梱包から搬出まで行ってくれるので手軽にタンスを処分できるでしょう。

7不用品回収業者に回収してもらう

タンスの他に処分したいものがあるなら、不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。自治体に回収してもらう場合だと指定した日時と場所にタンスを運び出さなければなりませんし、粗大ごみ処理券を購入するといった手間がかかります。

不用品回収業者であれば予約の電話をするだけで対応してくれるだけでなく、解体から搬出まで行うので自分で運び出す手間がかかりません。こちらの都合に合わせて回収しに来てくれるので、いつまでも処分したいタンスが家にあることもないでしょう。

他の方法に比べると費用は高くなりますが、他に処分したいものを個別に処分するよりもまとめて処分した方が費用が安く済む可能性があるので、たくさん処分したいものがある人にはおすすめの方法です。

自治体に粗大ごみとして回収してもらうには?

東京23区内の自治体ではタンスを処分してもらうことができますが、回収してもらうためには事前に自治体のホームページで申請を行い、料金分の粗大ごみ処理券を購入しなければなりません。自治体によって料金設定が違い、大きさによっては解体しないと回収してもらえないこともあるでしょう。

自治体のホームページで処分したいタンスのサイズはどのくらいなのか、処分料金はどれくらいなのか確認する必要性があります。

小金井市の場合、処分料金は高さと幅の寸法合計が150cm未満だと500円、150cm以上250cm未満で1000円、250cm以上で1500円となっています。

武蔵野市の場合はポイント制となっており、10ポイント未満は1000円がかかります。この場合、際長編と2番目に長い辺の合計が180cm未満のタンスは10ポイント以下でも1000円がかかり、180cm以上270cm未満は10ポイントなので同じく1000円がかかります。また、270cm以上360cm未満は15ポイントになるので1500円がかかります。

※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

小金井市 粗大ごみ申込み方法のご案内(粗大ごみ受付センター)

武蔵野市 粗大ごみの出しかた

タンスの処分は状況によって様々な選択肢がある

大きくて重量があるタンスは状態が良ければ古くても買い取ってくれる可能性があります。このことから、今まで定期的にお手入れをしてるかどうかが重要になるでしょう。買取専門店やリサイクルショップで出張買取サービスを利用したり、不用品回収業者を利用すれば自分で梱包したり解体したりしなくてもスムーズに搬出してくれます。

お得に処分する方法だけでなく、安全でスムーズに処分する方法も検討してみましょう。