シュレッダーの処分方法を徹底解説!捨てるときの注意点や買取方法を紹介
不要になったシュレッダーの処分方法をご存知ですか?シュレッダーは決まりに沿って正しく処分しなければなりません。
事前に正しい処分の流れを把握しておけば、トラブルを未然に防ぐことができ、コストも最小限に抑えることができます。
ここでは、シュレッダーの正しい処分方法と、捨てるときの注意点について解説していきます。
目次
- シュレッダーを処分する際の注意点
- 1種類によって捨て方が異なる
- 2電動式は小型家電リサイクル法の対象になる
- 3大きさによって捨て方が異なる
- 4家庭用と法人用で捨て方が異なる
- 家庭用シュレッダーを処分する方法
- 1リサイクルショップに売る
- 2フリマアプリ・オークションで売る
- 3下取りサービスを利用する
- 4寄付・譲渡をする
- 5不燃ゴミに出す
- 6小型家電回収ボックスに入れる
- 7粗大ゴミとして捨てる
- 8引越し業者に依頼する
- 9不用品回収業者を利用する
- 法人用シュレッダーを処分する方法
- 1処理施設に持ち込む
- 2回収業者へ依頼する
- 高価買取のためにすべきこと
- 1事前に掃除をする
- 2付属品を揃える
- 3なるべく早く売る
- 正しい方法で処分しよう
シュレッダーを処分する際の注意点
シュレッダーを処分する前に、いくつか確認しておくべき点があります。何も知らずに処分してしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性があるので要注意です。
1種類によって捨て方が異なる
シュレッダーは電動式、手動式の2種類があります。種類によって処分方法も異なるので注意が必要です。
まずは、捨てようと思っているシュレッダーが電動式と手動式のどちらに当てはまるのかをチェックしましょう。手で回すものは手動式、コンセントにつなげるものは電動式となります。
手動式は買い取りしてもらうのが難しいので、不燃ゴミとして捨てるのが一般的です。一方、電動式は捨てる前に小型家電リサイクル法の対象になるかどうかをチェックしておく必要があります。
2電動式は小型家電リサイクル法の対象になる
小型家電リサイクル法の対象になるものは、電動式のシュレッダーです。ただ対象になるかどうかは自治体によって異なります。
電動シュレッダーを処分するときは、事前に自治体のホームページで小型家電に関する項目をチェックしておきましょう。
3大きさによって捨て方が異なる
それほど大きくないシュレッダーであれば不燃ゴミとして捨てることができますが、一辺が30センチを超えるものだと粗大ゴミに出す必要があります。
粗大ゴミに出す場合は手数料がかかります。手数料は自治体によって異なるので事前に確認しておきましょう。
4家庭用と法人用で捨て方が異なる
家庭で使っているシュレッダーと違い、法人用のシュレッダーは家庭ゴミとして捨てることはできません。事業者自らの責任で指定された方法で処分する必要があります。
法人用シュレッダーは指定処理業者に依頼して処分してもらいましょう。
家庭用シュレッダーを処分する方法
まだ使える家庭用シュレッダーは、買取してもらえる可能性があります。まずは買取業者に相談して、売れるかどうか確かめてみましょう。
買取不可となった場合は、譲渡したり、ゴミに出したりして処分することになります。
1リサイクルショップに売る
【セカンドストリート(https://www.2ndstreet.jp/)】
使用回数が少ない美品や、購入して間もないシュレッダーであれば、買い取りしてもらえる可能性があります。ただし、壊れているものや製造年の古いものは買取不可となるので注意が必要です。定価の安い手動式のシュレッダーは買取価格がつかないこともあります。
リサイクルショップに持ち込む前に、買取可能かどうか確認しておきましょう。
2フリマアプリ・オークションで売る
【ヤフオク(https://auctions.yahoo.co.jp/)】
シュレッダーは中古市場で需要が高くないため、買取業者に売っても高値は期待できません。少しでも高く売りたいなら、フリマアプリやオークションに出店して、自分で売りましょう。
ネットオークションの場合、入札者数が増えれば高値で落札される可能性が高くなります。フリマアプリも値段を自由に設定できるため、タイミングよく買い手が見つかれば高値で売ることができます。
ただし、どちらの場合も出品や発送に手間がかかるうえに、売れるまで時間がかかりやすいデメリットがあります。時間に余裕がない人は別の処分方法を検討したほうがいいでしょう。
3下取りサービスを利用する
【アスクル(https://www.askul.co.jp/)】
新品に買い替える時に、下取りサービスを利用して不要になったシュレッダーを処分することができます。
下取りの条件はお店によって異なりますが、例えばアスクルなら、対象商品を購入することによって不要になったシュレッダーを無料で引き取ってもらうことができます。
基本的に下取りの対象となるのは手動式ではなく電動式のシュレッダーです。電動式であっても販売月日が経過しているものは対象外となることもあります。
新品に買い替える前に、各店舗の下取り条件をチェックしておきましょう。
4寄付・譲渡をする
シュレッダーを欲しがっている友人や知人に譲渡すれば、お金をかけずに処分することができます。
周りに欲しがっている友人・知人がいない場合は、ジモティーなどのネット掲示板を利用して、譲渡する相手を探してみましょう。
譲渡する相手が見つからなかった場合は、ボランティア団体に寄付して処分することもできます。
寄付や譲渡をする場合は、基本的にお金がかかりませんが、受け渡しをする際に宅配業者を利用すると送料が発生します。
例えば、ヤマト運輸の宅急便を利用して関東から関西へ荷物を送る場合、60サイズなら1,015円、80サイズなら1,231円、100サイズなら1,469円の送料がかかります。
※金額は2019年8月、弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
【ヤマト運輸 宅急便(http://www.kuronekoyamato.co.jp/)】
捨てるよりも送料のほうが高くなる場合があるので注意が必要です。
5不燃ゴミに出す
買取も譲渡もできなかったシュレッダーは、自分で捨てることになります。基本的に一辺30センチ未満のシュレッダーであれば、解体せずにそのままの状態で不燃ゴミに出すことができます。
不燃ゴミに出す場合はお金がかかりませんが、地区によって回収日が異なるので注意が必要です。事前にゴミの日を確認して、当日はシュレッダーを不燃ゴミ袋に入れて指定された場所に出しておきましょう。
6小型家電回収ボックスに入れる
小型家電リサイクルの対象になっているシュレッダーは、小型家電回収ボックスに投かんして処分することができます。小型家電回収ボックスは、公共施設や家電量販店に設置されています。
壊れているシュレッダーでも、回収してもらうことができますが、自治体によって大きさの規定が異なるので注意が必要です。
例えば世田谷区の回収ボックスの投入口は縦10センチメートル、横25センチメートルとなっていますが、この規定サイズを超えるシュレッダーは投かんすることはできません。
小型家電回収ボックスに入れられないものは、不燃ゴミもしくは粗大ゴミとして捨てることになります。
7粗大ゴミとして捨てる
一辺30センチを超えるシュレッダーは不燃ゴミに出すことができません。そのため、自治体の粗大ゴミに出すことになります。
粗大ゴミに出す場合は有料となりますが、民間業者に依頼するよりも安く処分できます。
例えば世田谷区の場合、シュレッダーの収集料金は400円となります。自分で持ち込む場合は手数料が半額となり、200円で処分できます。
粗大ゴミに出す場合は、事前申込が必要です。粗大ゴミのルールや手数料は自治体によって異なるので、ホームページなどで事前に確認しておきましょう。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
8引越し業者に依頼する
【アップル引越センター(https://apple-hikkoshi.jp/)】
不用品回収を行なっている引越し業者に依頼すれば、引越しついでにシュレッダーを処分することができます。引越し当日にシュレッダーを回収してもらうことができるので、手間がかかりません。
すべての引越し業者が不用品回収に対応しているわけではありませんが、例えばサカイ引越センターやアップル引越センターでは不用品回収サービスを提供しています。
急な引越しが決まって、粗大ゴミの回収日に間に合わなかった場合は、引越し業者に依頼しましょう。
9不用品回収業者を利用する
シュレッダーの他にも捨てたいものがある場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
粗大ゴミは、あらかじめ指定された日に指定された場所まで持ち出す必要がありますが、不用品回収業者に依頼すれば希望した日に自宅まで回収に来てもらえるため、手間が少なくなります。不用品の持ち運びも業者にすべてお任せできるので安心です。
ただ、粗大ゴミに出す場合と比べて費用は高くなってしまいます。手早く処分したい人、手間をかけずに処分したい人、他にも処分したい不用品がある人におすすめの方法です。
法人用シュレッダーを処分する方法
事業目的で使用していた法人用シュレッダーは産業廃棄物扱いとなるため、家庭用シュレッダーとは異なる方法で処分する必要があります。
産業廃棄物を勝手に放置すると法律違反となるので注意しましょう。
1処理施設に持ち込む
産業廃棄物は自治体に頼んで処分してもらうことができません。廃棄物処理法15条で定められた産業廃棄物処理施設に事業者が自ら持ち込んで処分する必要があります。
産業廃棄物センターやリサイクルセンターなどが持ち込みに対応していますが、処分方法がわからない場合は事前に自治体に問い合わせておきましょう。
2回収業者へ依頼する
処理施設に持ち込むことが難しい場合は、回収業者へ依頼して引き取りに来てもらうこともできます。不用品回収業者の中には、産業廃棄物の回収に対応している業者もあるので、そのような業者に頼めば少ない手間で効率よく処分することができます。
ただし、行政の許可を受けていない業者に廃棄物処理を委託したり、委託先の処理業者が不法投棄をしたりすると、責任を問われることがあります。そのような事態を避けるためにも、業者選びは慎重に行いましょう。
高価買取のためにすべきこと
水槽や器具などは、まだ使用できる状態ならば売ってお金に換えるか、引き取ってくれる人を探す選択肢があります。
1事前に掃除をする
シュレッダーを売る前に、綺麗に掃除をして汚れを取り除いておきましょう。見た目が綺麗だと査定時の印象が良くなり、買取額アップを期待できます。
最初に乾いた布などでホコリを取り除き、こびりついた汚れはウェットティッシュを使って拭くと綺麗になります。
多少手間はかかりますが、売る前に実践してみましょう。
2付属品を揃える
新品を購入した時についていた取扱説明書やコードはきちんと揃えて査定に出しましょう。付属品が1点でも欠けていると減額対象となるので注意が必要です
外箱などもすべて揃えて査定に出すと、高額買取につながります。
3なるべく早く売る
家電は時間が経つにつれて買取相場が下がってしまいます。家に置いておいても価値は下がる一方なので、要らなくなったら早めに売ってしまいましょう。
基本的に家電は5年以上経過すると買取不可となるため、それまでに売ってしまうのがベストです。
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正しい方法で処分しよう
シュレッダーの処分方法は決して難しいものではありません。正しい処分方法を事前に把握しておけば、少ないコストと手間で効率よく処分することができます。
家庭用シュレッダーを処分するときは、最初に買取可能かどうかチェックしておきましょう。買取が難しい場合は、譲渡したり不燃ゴミに出したりして、なるべくコストのかからない方法を選ぶのが無難です。
法人用シュレッダーは処理方法を間違えると罰せられることもあるので注意が必要です。処理方法について不明な点がある場合は、事前に自治体に問い合わせをして、正しい処理方法を確認しておきましょう。