オイルヒーターを処分するには?買取や捨て方について詳しく解説
「自宅でオイルヒーターを使わなくなったから、手間なく処分したい」と思う人はいるはず。オイルヒーターはサイズの大きい家電であるため、捨てるには粗大ごみに出すことが必要です。
まだ暖房器具として利用できるならば、下取りや買取により処分する費用を浮かせられるのがポイント。どうすれば簡単に処分できるのか、オイルヒーターの買取と捨て方について詳しく解説します。
目次
オイルヒーターを処分するときの注意点
オイルを熱してフィンによりお部屋を温かくしてくれるのがオイルヒーターです。ほとんどの製品は効率的に部屋を温めるために、ヒーターのサイズが大きくなる傾向があります。
不要になったオイルヒーターを捨てるには、自治体のルールに従って粗大ごみに出すことが必要です。不燃ごみや家電リサイクルによって処分することは不可能であるため注意しましょう。
また他の暖房器具とは異なりオイルヒーターはメンテナンスが楽であり、10年程度は余裕で利用できます。買い替えを検討している人は今使っている製品の製造年数を調べておくと良いですね。
他にもあなたがオイルヒーターを処分するときの注意点は3つあります。
● 製造から5年程度であれば買取可能
● 高く売るには掃除とタイミングが重要
● 基本的に小型家電リサイクルの対象外
間違った方法で処分しないために、それぞれの注意点を見ておきましょう。
1製造から5年程度であれば買取可能
「まだ購入して数年しか経っていないけど、手持ちのオイルヒーターを手放したい」と考える人もいるはず。製造されてから5年以内のオイルヒーターならば、捨てるよりも買取してもらうほうがオススメです。
お店や他人にオイルヒーターを買い取ってもらうことで、粗大ごみ回収手数料などの費用がなくなります。お金を受け取れるのに捨ててしまうのはもったいないため、可能であれば買取を狙うのがオススメです。
もし製造から5年過ぎたオイルヒーターの場合、査定に出しても買取が拒否される可能性があるため注意しましょう。長年使われた家電は故障する確立が高く、需要が少なくなるためです。
たとえ性能が高いオイルヒーターであっても、年数が過ぎれば使えなくなってしまうもの。買取を検討している人は5年を目安としてオイルヒーターの処分を検討しましょう。
2高く売るには掃除とタイミングが重要
「どうせ買い取ってもらうなら、自分のオイルヒーターを高く売りたい」と誰だって思うはず。オイルヒーターの高価買取を狙うにはきれいに掃除して、売るタイミングに気をつけることが重要です。
特殊な構造をしているオイルヒーターにはほこりなどのゴミが溜まりやすく、掃除しないと汚れにより価格が下がります。掃除機やブラシでゴミを取り除き、きれいな状態にしてから売りましょう。
自宅にオイルヒーターの付属品が残っていれば、それらを集めておきましょう。説明書やリモコンなどの付属品を揃えることで、買取価格が下がりにくくなるのですから。
またオイルヒーターの買取価格は、製品の年数が経つほど下がる傾向があります。もし季節や自宅の環境などによりオイルヒーターを使わなくなったら、なるべく早めに売ることがオススメです。
暖房器具であるオイルヒーターは寒いときに需要が大きくなるため、10月から1月頃に売ることで高価買取を期待できます。季節家電のオイルヒーターは掃除とタイミングが高く売るコツです。
3基本的に小型家電リサイクルの対象外
家電製品のリサイクルを進めるために、今では自治体が小型家電の回収を行っています。量販店や役所などに設置された小型家電拠点回収ボックスに捨てることで、費用を払うことなく不要な家電を捨てられるのがメリットです。
回収できる条件は縦10センチメートル、横25センチメートル以下の家電であること。粗大ごみを捨てるのは不可能であり、暖房器具である電気ストーブや電気こたつは捨てることが可能です。
回収ボックスに入れるだけで処分できるのは便利ですが、オイルヒーターは小型家電リサイクルの対象外です。サイズが大きいオイルヒーターは粗大ごみの対象になるため。
使えなくなったオイルヒーターを捨てるには、各種手数料を支払って処分することが必要です。
オイルヒーターを中古品として処分するには
あなたが不要なオイルヒーターを中古品として処分するオススメの方法は3つあります。
● リサイクルショップに買い取ってもらう
● フリマアプリやオークションで出品する
● 身近な他人に譲る
どのようにして処分するのか、それぞれの方法を詳しく見ておきましょう。
1リサイクルショップに買い取ってもらう
問題なく使えるオイルヒーターであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうことでスムーズに処分できます。複数のお店に査定してもらうことで、より高い価格で売ることが可能です。
例えば不用品の買取査定をしてくれる「おいくら?」で査定すれば、複数のリサイクルショップを比較しながら買取先を検討できます。お店の近さや評判などが分かるから、安心して買取を依頼できるのがメリットです。
デメリットは必ずしも買取が成立するとは限らず、オークションやフリマで売るよりも儲けが少なくなること。また経年劣化により使いにくくなったオイルヒーターは売れない可能性もあります。
不要なオイルヒーターをなるべく早く買い取ってほしい人に、リサイクルショップでの買取はオススメです。お店での買取により処分費用をカットできて、お得にオイルヒーターを手放せます。
2フリマアプリやオークションで出品する
不要になった家電はフリマアプリやオークションで出品することで手軽に処分できます。自分でオイルヒーターの価格を決められるから、リサイクルショップよりもに期待できるのがメリットです。
オークションなどでは他人の出品により相場価格が分かるから、安く売ってしまうことを防げるのがポイント。24時間いつでも出品できますし、売買が成立しなければ出品をやめることも可能です。
デメリットは自分でオイルヒーターの画像や説明文を作成して、売るために工夫しなければならないこと。個人間売買であるから支払いや配送などでトラブルが発生する場合もあります。
またフリマアプリには仲介手数料が高いサービスも多く、高く売っても高額な手数料が取られることも。少しでも高い価格でオイルヒーターを処分したい人にオススメです。
3身近な他人に譲る
寒い時期に役立つオイルヒーターには一定の需要があり、周りの友人や知人が必要としている場合があります。もし買取するのが面倒であれば、身近な他人にオイルヒーターを譲ることがオススメです。
近くに住んでいる他人に譲ることで、配送料や処分費用を浮かせられるのがメリット。まだ使える暖房器具をリサイクルすることで、寒さで悩む人の役に立てます。
もし知人や友人がオイルヒーターを必要としていなければ、ジモティーを使うことがオススメです。掲示板にオイルヒーターを掲載することで必要とする他人に不用品を譲れます。
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オイルヒーターを廃棄するには
「故障してしまったオイルヒーターを簡単に処分したい」と思う人はいるかもしれません。あなたがオイルヒーターを廃棄するオススメの方法は4つあります。
● メーカーに回収してもらう
● 粗大ごみに出す
● 引越し時に回収してもらう
● 不用品回収業者に依頼する
どのようにして廃棄処分するのか、それぞれの方法を詳しく見ておきましょう。
1メーカーに回収してもらう
一部のメーカーでは使わなくなったオイルヒーターを回収して、製品をリサイクルしてくれます。粗大ごみとして捨てる必要がないから、コストを抑えられるのがメリットです。
例えばデロンギ再資源化システムであれば、不要になったオイルヒーターを製品箱やダンボールで梱包して、サービスセンターに送付することで再資源化してくれます。
再資源化の費用はメーカーが負担してくれて、配送料を支払うだけで処分は完了。捨てるための手続きが面倒な人は、メーカーに確認して回収できるか確認してみると良いですね。
2粗大ごみに出す
お住まいの自治体に従って手続きすることで、オイルヒーターを粗大ごみとして処分することは可能です。インターネットまたは電話で申し込むことでスムーズに手続きできます。
粗大ごみを捨てるには処理手数料を指定の場所で支払うことが必要です。東京都世田谷区の場合、オイルヒーターの収集料金は800円、持込料金は400円かかります。
自治体が指定した場所に持ち込むことで手数料は半額になるため、近くにゴミ捨て場がある人は持ち込むことがオススメです。小型のオイルヒーターであれば問題なく持ち運べるでしょう。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
3引越し時に回収してもらう
もし引越しのためにオイルヒーターを処分したいのであれば、引越し業者に回収してもらうことがオススメです。引越し作業と並行して回収してくれるから、自分で持ち運ぶ手間がなくなります。
例えばアップル引越センターの不用品買取&引取サービスであれば、業者が不要な家電や家具をまとめて回収してくれるのがポイント。もし買取が不可能であっても、不用品を引き取ってくれます。
4不用品回収業者に依頼する
オイルヒーター以外にも不要な家具・家電がある人は不用品回収業者に依頼することがオススメです。ネットや電話で手軽に依頼できて、シールを貼るなどの面倒な手間がなくなるメリットがあります。
自分で不用品を持ち運ぶ必要もないから、放置して汚れてしまった家電を触らずに済むのもポイント。大量に不要な家電があって処分が面倒であれば、迷わず不用品回収業者に依頼しましょう。
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手間なくオイルヒーターを処分しよう
オイルヒーターは小型家電リサイクルなどで処分するのは不可能であり、粗大ごみの対象となります。処分費用を浮かせたい人は買取や譲ることを検討してみると良いですね。
不要な家電がオイルヒーター以外にもある人は、スムーズに処分できる不用品回収業者に頼ることがオススメ。処分する家電の状態に応じて、手間なくオイルヒーターを処分しましょう。
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