洗濯機を処分したい!洗濯機の処分方法を徹底解説
家電は使ううちに古くなり、最終的には買い替える必要があります。その際、古くなった洗濯機は処分する必要がありますが、普通のゴミのように手軽に処分できるようなものではありません。さまざまな方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。そこで、洗濯機の処分方法について解説します。
目次
処分方法1 「買い取ってもらう」
1つ目の方法は「買い取ってもらう」ことです。不要な洗濯機であっても、別の誰かの役に立つ可能性は十分に残されています。そんな洗濯機であれば誰かに買い取ってもらい、お金に換えるのが最もお得な洗濯機の処分方法だといえます。
洗濯機を買い取ってもらう対象としては「リサイクルショップ」か「フリマ・オークションサイト」を利用する方法があります。
1リサイクルショップに買い取ってもらう
最もオーソドックスな方法は「リサイクルショップに買い取ってもらう」ことです。中古家電を取り扱っているショップであれば、洗濯機を買い取ってもらえる可能性があります。ただし、形式が古いものや修理が必要な洗濯機の場合は買い取ってもらえないか、あまり高く買い取ってもらえない可能性がありますので注意してください。
例えば「買取ドットコム」の場合、洗濯機の買取も受け付けていますが、5年以内の洗濯機は100%買取を謳っている一方で、修理やクリーニングの必要な状態の洗濯機は買い取れないと明言しています。
また、洗濯機は重いので持ち運びが大変です。おすすめの買取方法は「出張買取」を行っているリサイクルショップに買い取ってもらうことです。例えば「ハードオフグループ」で出張買取サービスを実施しており、洗濯機以外にも売りたいものがあればまとめて買い取ってもらえる可能性があります。
● ハードオフグループ:出張買取
2オークションサイト等で売る
業者に買い取ってもらう以外にも「オークションサイト等で売る」という方法があります。中古の家電製品を欲しがる人は少なくありません。中古の洗濯機が欲しい人に、オークションサイト等を利用して洗濯機を買い取ってもらう方法となります。
業者の場合、ある程度「買い取れる洗濯機」と「買い取れない洗濯機」の明確な線引きがあり、後者の場合だとどこの業者でも買い取ってもらえない可能性があります。そんな洗濯機でも、業者ではない一般人であれば必要としてくれる可能性があるのです。
もちろん、業者が手を付けないような状態の洗濯機だとなかなか買い手がつかない可能性があるのですが、他の処分方法はお金がかかるなど、金銭的なデメリットが少なくありません。少しでも「お金に換えられる可能性」を捨てきれないのであれば、オークションサイトやフリマアプリで出品してみてください。
● ヤフオク:洗濯機
● メルカリ:洗濯機
処分方法2 「下取りしてもらう」
2つ目の方法は「下取りしてもらう」ことです。家電量販店等で洗濯機を購入する際に、古い洗濯機を引き取ってもらう方法となります。洗濯機の買い替えをスムーズに行えるので利便性が高いです。
例えば「ジャパネットたかた」では、洗濯機をはじめとした家電リサイクル法の対象製品およびその他の家電製品等の下取り・引き取りサービスを行っています。ただし、洗濯機の下取りに際しては「リサイクル料金」および「収集・運搬費用」がかかります。
● ジャパネットたかた:下取りサービス / リサイクル料金表
今すぐ比較する!
処分方法3 「寄付・譲渡する」
3つ目の方法は「寄付・譲渡する」ことです。前述の通り古い洗濯機であっても人によっては必要とする可能性があります。不要な洗濯機を、必要な人に寄付または譲渡することで、洗濯機を引き取ってもらうのです。
1洗濯機を寄付する
まずは「洗濯機を寄付する」という処分方法です。例えば「ワールドギフト」や「エコトレーディング」といった団体が、洗濯機の寄付を募集しています。寄付した洗濯機は国内外でリユースされ、お金や物資といった形で世界中に支援するという形をとります。
不要な洗濯機でも何らかの形で世界中の人々のためになるため、洗濯機を処分する方法の中で最も社会貢献できる方法だといえます。ただし、洗濯機を団体に送るための送料や引き取り費用が必要になりますので、かかるお金は団体のホームページで確認しましょう。
● ワールドギフト
● エコトレーディング
2洗濯機を譲渡する
次に「洗濯機を譲渡する」という処分方法です。例えば「ジモティー」でも、数多くの洗濯機の引き取り手を募集しています。無料で譲渡したい洗濯機もあれば、値段をつけて買い手を募集している洗濯機もあります。
この方法の最大のメリットは「洗濯機の引き取りにお金がかからない」ことです。特に地元で引き取り手を募集するジモティーの場合、引き取り相手が比較的近隣に住んでいること、引き取りを引き取り手に任せられることにより、運搬費用・収集費用・リサイクル料金などが一切かかりません。また、洗濯機の年式や状態によっては、リサイクルショップなどで買い取ってもらうよりも高額で買い取ってもらえる可能性もあります。
もちろん、洗濯機の状態によっては引き取り手が現れない可能性もありますので注意してください。
今すぐ比較する!
処分方法4 「業者に引き取ってもらう」
4つ目の方法は「業者に引き取ってもらう」ことです。これは前述の「下取り」とは異なり、洗濯機の新規購入を条件とせず、有料で不要な洗濯機を業者に引き取ってもらう方法となります。回収してもらえる業者は大きく分けて「処分したい洗濯機を購入した家電量販店」と「不用品回収業者」の2つがあります。
1家電量販店に引き取ってもらう
まずは「家電量販店に引き取ってもらう」という方法です。家電リサイクル法により、対象となる家電を販売した家電量販店に、販売した家電製品の回収を義務付けています。そのため、家電リサイクル法の対象となる家電製品を購入した人は、洗濯機などの家電製品を引き取ってもらうことができます。
ただし、この場合の処分方法にはリサイクル料金と収集・運搬費用が掛かります。なお、該当する店舗(処分したい洗濯機を販売した店舗)は洗濯機の回収を拒むことはできないので、どんな洗濯機であっても最低限の費用で洗濯機を回収してもらうことができます。
2不用品回収業者に引き取ってもらう
もう1つの方法は「不用品回収業者に引き取ってもらう」という方法です。業者によって料金設定は異なりますが、業者によってはトラックに積めるだけ同じ料金で請け負っているところもあり、引っ越しなどで不用品が多い場合に重宝します。
ただし、業者によっては「無料でどんな不用品でも回収します」と銘打っていることがあります。これは利用者の側からすればメリットではあるのですが、洗濯機の処分には家電リサイクル法に基づくリサイクル料金が必要です。つまり、家電リサイクル法に基づくリサイクル料金が発生する洗濯機などの処分を無料で請け負うというのは、制度上おかしなはなしなのです。そういった業者の場合、あとになって高額な料金を請求される可能性がありますので注意してください。
今すぐ比較する!
処分方法5 「お金を払って処分する」
最後の方法は「お金を払って処分する」という方法です。ほかの方法でも処分方法によってはお金を払う必要がありますが、こちらの方法は行政などが提供しているサービスを利用して洗濯機を処分する方法となります。買い取ってもらえるような状態になく、洗濯機を購入した家電量販店が閉店している、あるいは引っ越しによって遠くにある場合であれば、こちらの処分方法が利便性が高いです。
具体的には「自治体ごとに異なる処分方法を利用する」か「指定引取場所に持ち込んで処分する」の2つの方法があります。
1自治体ごとに異なる処分方法を利用する
まずは「自治体のサービスを利用する」ことです。対象家電のリサイクルは法律によって定められていますが、自治体が提供するサービスはお住いの自治体によって大きく異なります。自治体によって「回収サービスを提供している」こともあれば「提携業者を紹介してくれる」「その他の適切な処分方法を教えてくれる」など、対応が大きく異なります。具体的な処分方法は各自治体のホームページ、もしくは「一般財団法人家電製品協会」のホームページから検索することができます。
洗濯機を回収してもらう(自宅に引き取りに来てもらう)場合のように、自分で持ち込まない場合にはリサイクル料金の他に運搬・収集費用がかかります。
2指定引取場所に持ち込んで処分する
もう1つの方法は「指定引取場所に自分で持ち込んで処分してもらう」という方法です。前述のように自宅まで回収しに来てもらうと運搬等の費用を請求されますが、こちらの方法の場合だとリサイクル料金の支払いだけ必要になり、少しお得に洗濯機を処分することができます。
この方法で処分する場合の具体的な流れですが、まずはお近くの郵便局で家電リサイクル料金を振り込み、家電リサイクル券を入手します。これと処分予定の洗濯機を持って最寄りの指定引取場所まで行き、洗濯機を処分してもらうという流れになります。なお、指定引取場所は一般財団法人家電製品協会のホームページから検索することができます。
今すぐ比較する!
洗濯機の状態や処分の利便性を考慮して処分の方法を選択しよう
このように、洗濯機の処分方法は大まかに分けて5種類の方法が考えられます。買い取ってもらえるのであれば良いのですが、そうでなければ引き取りや有料での処分を検討する必要があります。選択できる方法は洗濯機の状態や処分の利便性を考慮する必要がありますので、処分したい洗濯機や処分する事情などを考慮して、適切な処分方法を選択してください。
今すぐ比較する!