古いバイクの処分方法! 提出すべき書類や高価売却する方法についても紹介

目次
  1. 1. 1.廃車手続きをバイクの種類に応じて行う
  2. 1.1. 125㏄以下の原付バイク等の廃車手続き
  3. 1.1. 軽二輪車(126cc~250cc)のバイクの廃車手続き
  4. 1.1. 小型二輪車(251cc以上)のバイクの廃車手続き
  5. 1. 2.車両保険の解約
  6. 1.1. 1.バイクが売却できるか確認
  7. 1.1. 2.バイクが下取りできるか確認
  8. 1.1. 3.バイクが譲渡できる状態か確認
  9. 1.1. 4.いずれも不可なら廃棄場所を選定
  10. 1.1. 1.買取業者に売却
  11. 1.1. 2.メーカーの下取りサービスを利用する
  12. 1.1. 3.リサイクルショップで売却
  13. 1.1. 4.インターネットオークション・フリマで売却
  14. 1.1. 5.友人・知人または他人に譲渡
  15. 1.1. 1.バイクは自治体で廃棄処分できないのか?
  16. 1.1. 2.二輪車リサイクルシステムで廃棄処分する
  17. 1.1. 3.不用品回収業者に処分を依頼

バイクを処分する前にすべき2つのこと

バイクを処分する前にまずは廃車手続きと車両保険の解約を行いましょう。廃車手続きをすると公道でバイクを走らせることができなくなる代わりに自動車税を納める必要がなくなります。
また、廃車手続きを行なった後は自賠責保険と任意保険の解約手続きも忘れずに行いましょう。廃車手続きや車両保険の解約手続きは専門業者に依頼する方法もありますが、場合によっては費用が必要になります。
今回は自分で廃車手続きをする方法をご紹介します。

1.廃車手続きをバイクの種類に応じて行う

バイクの廃車手続きは、不用になったバイクの種類によって手続きが異なります。
ここでは、125㏄以下の原付バイク等、軽二輪車(126cc~250cc)のバイク、小型二輪車(251cc以上)のバイクの廃車手続きの方法を詳しく見ていきます。

125㏄以下の原付バイク等の廃車手続き

原付バイク

125㏄以下の原付バイク等の廃車手続きは書類上のやり取りのみで済むので簡単です。時間があるのであれば、自分で手続きを行うことをおすすめします。

《必要書類》
・ナンバープレート
・印鑑(認印)
・廃車申告書
・標準交付証明書

《廃車手続きを行う場所》
・市町村の役所の窓口

【125㏄以下の原付バイク等の廃車手続きの流れ】
1, ナンバープレートを外し、印鑑・標準交付証明書を準備する
2, 住んでいる市町村の役所に行き、廃車申告書を受け取る
3, 廃車申告書に必要事項を記入し、必要書類とともに担当窓口に出す
4, 廃車証明書が発行されるので受取る

125㏄以下の原付バイク等の廃車手続きは市町村の役所にて行います。廃車予定のバイク自体を持っていく必要はなく、書類上のやり取りで廃車手続きが完了します。必要書類を持って、お住まいの市町村の役所に提出しましょう。

廃車手続きが完了すると、廃車証明書が役所の窓口で発行されます。この廃車証明書は自賠責保険の解約時に必要になりますので大切に保管してください。

《標準交付証明書の再発行》
標準交付証明書はバイクのナンバーを取得した際にもらった書類になります。紛失した場合は、原付バイクを登録した市町村の役所にて申請を行います。
なお、世田谷区では、印鑑(認印)と身分証、区役所にある「標識交付証明書・廃車申告受付書再交付申請書」を課税課に提出することで再発行することができます。

参照:世田谷区|軽自動車等の登録・廃車
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/003/001/002/d00005391.html

再発行の申請方法は市町村によって異なりますので、再発行のときには、お住まいの市町村のHPや広報誌などで手続き方法を確認しましょう。

軽二輪車(126cc~250cc)のバイクの廃車手続き

軽二輪車(126cc~250cc)のバイクの廃車手続きは125㏄以下の原付バイク等よりも必要書類の提出が多くなります。軽二輪車(126cc~250cc)のバイクの廃車手続きには「一時的な抹消」・「永久的な抹消」の2種類があります。一時的な廃車手続きは、乗らなくなったバイク(再び乗る可能性を含む)のナンバーと車検証や交付証を市区町村などに返納し、不用なバイクを売却・譲渡するときに行います。 一方、永久的な廃車手続きは不用なバイクを廃棄処分するときに行います。手続きの流れは変わりませんが、一時的な抹消をする場合、提出書類が1つ増えます。

廃車手続きの手順と必要書類

《必要書類》
・ナンバープレート
・印鑑(認印)
・軽自動車届出済証
・軽自動車届出済返納証
・軽自動車届出済証返納証明書交付請求書(バイクの一時的な廃車をする場合)

《廃車手続きを行う場所》
・ナンバープレートを管轄する運輸局

【軽二輪車(126cc~250cc)のバイクの廃車手続きの流れ】
1, ナンバープレートを外し、認印と軽自動車届出済証を持って運輸支局に行く
2, 運輸支局の窓口で軽自動車届出済証返納届を購入する(費用:100円)
3,(一時的な廃車をする場合)軽自動車届出済証返納証明書交付請求書も購入する(費用:500円)
4, 購入した書類に必要事項を記入し、窓口に提出する
5, 軽自動車返納済証返納済確認書、軽自動車届出済証返納証明書(自動車重量税用)が発行されるので受取る

軽二輪車(126cc~250cc)のバイクの廃車手続きはナンバープレートを管轄する運輸支局にて行います。一時的な廃車、永久的な廃車どちらの手続きにも軽自動車届出済証返納届の提出が必要になります。

軽自動車届出済証返納届を提出すると、軽自動車返納済証返納済確認書というオレンジ色の紙(廃車証)がもらえます。軽自動車返納済証返納済確認書は以下の申請時に必要になりますので大切に保管しましょう。

・譲渡や売却などの再登録時
・一時抹消後の復活時
・自賠責保険の解約時

一時的な廃車をする場合は、廃車証の提出だけでなく軽自動車届出済証返納証明書交付請求書の提出も必要になります。この書類を提出しないと、廃車したバイクの再登録時に自動車重量税(6,300円)を支払わなければならなくなりますので、忘れずに提出しましょう。

軽自動車届出済証返納証明書交付請求書を提出すると軽自動車届出済証返納証明書(自動車重量税用)がもらえます。

バイクの売却や譲渡を検討している場合は、

・軽自動車返納済証返納済確認書
・軽自動車届出済証返納証明書(自動車重量税用)

の書類が必ず必要となりますので大切に保管しましょう。

小型二輪車(251cc以上)のバイクの廃車手続き

小型二輪車(251cc以上)のバイクの廃車手続きは先程説明した軽二輪車(126cc~250cc)のバイクと同じように「一時的な抹消」と「永久的な抹消」の2つの廃車方法がありますが、手続き方法は同じです。
小型二輪車(251cc以上)のバイクの廃車手続きは運輸支局にて行いますが、必要書類が多いため事前に把握してから手続きに臨みましょう。

廃車手続きの手順と必要書類

《必要書類》
・ナンバープレート
・印鑑(認印)
・軽自動車税申告書
・抹消登録申請書
・手数料納付書
・車検証

《廃車手続きを行う場所》
・ナンバープレートを管轄する運輸支局

【小型二輪車(251cc以上)のバイクの廃車手続きの流れ】

1, ナンバープレートを外し、認印と車検証とともに運輸支局に持っていく
2, 運輸支局の窓口で抹消登録申請書と手数料納付書を購入する(費用:100円、印紙代350円)
3, 抹消登録申請書と手数料納付書の必要事項を記入し車検証・ナンバープレートとともに窓口に提出する
4, 運輸支局から「自動車検査証返納証明書」が発行されるので受取る
5,「自動車検査証返納証明書」を持って運輸支局内の自動車税管理の窓口に行く
6, 窓口で軽自動車税申告書を受取り必要事項を記入
7,「自動車検査証返納証明書」と軽自動車税申告書を提出

「一時的な抹消」と「永久的な抹消」、どちらの廃車方法も提出する書類は同じです。軽自動車税申告書の手続きは、廃車手続きの窓口と異なります。軽自動車税申告書の提出を忘れてしまうと、翌年に軽自動車税の納付書が届いてしまいますので忘れずに行いましょう。

運輸支局からもらえる証明書

廃車手続きが済むと「自動車検査証返納証明書」という書類を渡されます。売却・譲渡を行う際にはこの証明書が必要になりますので失くさないよう大切に保管しましょう。

また、バイクの廃車手続きは、代行業者に依頼することもできます。代行業者などに依頼する場合、廃車に必要な手数料や証明書購入代を別にして、約10,000円かかります。

参照:けやきワンストップサービス|行政書士法人山口事務所

ただ、バイクが売却できる場合、買取業者のサービスの一環でバイクの廃車手続きを無料で行ってくれることもあります。125cc以下の原付バイク等手続きは簡単ですが、軽二輪車・小型二輪車の廃車手続きの申請書類の記入が難しく初めての人は手続きに時間がかかりそうです。

時間がない方は、代行業もしくは買取業者に依頼して代行してもらうとスムーズに手続きすることができます。

2.車両保険の解約

バイクの廃車手続きを行ったら速やかに自賠責保険の解約を行いましょう。自賠責保険の解約は、契約している保険会社で手続きすることによって解約することができます。
ここでは損保ジャパン日本興亜のバイク自賠責保険の解約の流れについてまとめました。

《解約の流れ》
1, バイクの廃車手続きを完了させる
2, 自賠責保険の解約手続きに必要な書類を準備
3, 最寄りの損保ジャパン日本興亜営業所または自賠責お客さまサポートデスクに出向く
4, 書類に問題なければ解約手続き完了。解約後、残りの保険期間に応じて保険料が返還される

《必要書類》
・印鑑
・自賠責保険証明書
・廃車が確認できる書類
(原付:廃車証明書、軽二輪車:軽自動車返納済証返納済確認書、小型二輪車:自動車検査証返納証明書)
・身分証明書
・振込先となる銀行口座番号

損保ジャパン日本興亜のバイク自賠責保険の解約は郵送でもできますが、代理店での解約はできませんのでご注意ください。
保険会社によって手続き方法や提出書類が違いますので、加入している保険会社に問い合わせましょう。

バイクの処分の流れ

バイクの処分方法はいくつかありますが、故障しておらずまだ道路を問題なく走れる状態の場合、売却や譲渡できる可能性があります。
ここでは、バイクの処分の流れについて順を追って説明していきます。

1.バイクが売却できるか確認

自宅に眠っているバイクが故障していない場合、買取業者にて売却できる可能性があります。乗らなくなったバイクを自宅でそのまま眠らせておくと、エンジンや各部品が劣化してしまい、売却価格も下がります。
また、所有しているだけでメンテナンス費や税金がかかるので無駄な出費が多くなります。バイクに乗らないのであれば早急に売却を検討しましょう。

ただ、バイクが故障していないからと言って買取できるかというとそういうわけではありません。バイクの売却条件は意外と厳しく、以下の条件を満たさないと買取不可もしくは安い値段でしか買取ってくれないことがあります。

故障しておらず、道路を問題なく走れる
・クラクションなどが問題なく作動する
・目立つ傷や凹みが少ない
・年代が新しいものであること
・原付で走行3,000km未満、それ以外で10,000km未満であること
・人気の車種であること

上記の条件は売却時の最低条件になります。もちろん、走行距離が多く年代が古いものでも売却する買取業者はありますが、安く買取られるもしくは買取不可となり返される可能性がありますので、古いバイクを買取業者に持っていくことはおすすめしません。

2.バイクが下取りできるか確認

バイクを新調するときに、バイク販売店によっては不用になったバイクを下取りとして出せる場合があります。販売店ごとに下取りの条件やサービスが異なるため、事前に確認しましょう。

例えばバイク販売店「レッドバロン」では、レッドバロンで購入したバイクを下取りする場合、どんな状態でも下取りを保証してくれます。また、ローン中のバイクでも下取りして乗り換えすることも場合によってはできます。
ただ、バイクによっては新車購入するときに下取りするよりも、買取業者に売却した方がお得なこともあります。下取りする前に買取業者に査定してみると良いかもしれません。

3.バイクが譲渡できる状態か確認

処分したいバイクの状態が綺麗でまだ十分乗れるけれども高価買取される見込みはなく、新車を買う予定もない場合、バイクの譲渡を検討してみてはいかがでしょうか。
友人や知人など親しい間柄の人に譲るのであれば、バイクに多少の傷やライト、ミラーの不備が少々あっても譲渡できるでしょう。また、ジモティ―などのサイトやSNSを使って他人に譲渡することもできます。譲渡する場合は、廃車手続きを忘れないようご注意ください。

4.いずれも不可なら廃棄場所を選定

古いバイクが壊れていて動かない、辛うじて動くけれどもすぐに故障する恐れがあって売却・譲渡できない場合、廃棄場所を選定します。廃棄場所は以下の2つから選定します。

・不用品回収業者で廃棄処分する
・二輪車リサイクルシステムで廃棄処分する

それぞれの廃棄処分の詳細については後ほど説明します。

バイクを中古品として処分する方法

バイクが人気の車種で綺麗な状態だった場合、また年数が浅く走行距離が短い場合は、中古品として処分することができます。バイクを中古品として処分する方法は以下の5つです。

・買取業者に売却
・メーカーまたは販売店の下取りサービスを利用する
・リサイクルショップで売却
・インターネットオークション・フリマで売却
・友人・知人または他人に譲渡

ここではそれぞれの処分方法についてまとめました。

1.買取業者に売却

不用なバイクが故障しておらず、比較的綺麗な状態で走行に問題ない場合、買取業者に売却することができます。売却するのであれば、1円でも高く買取ってもらいたいと思いませんか?中古バイクを高価買取してもらうための条件を以下にまとめました。

【中古バイクを高価買取査定してもらう条件】
・年代の浅いバイクであること
・人気の車種であること
・傷や凹みの少ない綺麗な状態のバイク
・走行距離が原付で3,000㎞未満、その他のバイクで10,000㎞未満であること
・126㏄以上のバイク

これらの条件に当てはまるバイクは、買取業者でも高価買取査定してもらえます。 また、買取業者によって同じバイクでも査定価格が数千円から数万円違うこともあります。高く売りたいのであれば、複数の買取業者に査定を依頼し、業者同士価格を競わせるのも1つの方法です。

不要になったバイクが買取可能な場合、ほとんどの買取業者がサービスとして廃棄手続きを無料で代行してくれます。

2.メーカーの下取りサービスを利用する

不用なバイクを処分して新しいバイクを購入したい場合は、バイクを購入する販売店で下取りサービスをしていないか確認しましょう。

下取りサービスでは高価な値段はつかないものの、傷や凹みが少々目立つバイクや走行距離が長いバイクも下取りしてくれます。買取業者で思うような値が付かなかったバイクも下取りすることで、新しいバイクを安く手に入れることができます。

また、キャンペーン中に下取りを行うとさらにお得に新品のバイクを購入することもできます。
たとえば、バイク王では買い替えをすると下取り価格とは別に、一律30,000円の購入費用が上乗せされる買い替え応援キャンペーンを実施しています。

また、バイク王では下取りしたバイクの廃車手続きを無料で代行してくれるので、面倒な手続きも必要ありません。下取りの条件や実施しているキャンペンはメーカーや販売店によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

3.リサイクルショップで売却

壊れておらず状態の良いバイクを手間なくすぐに売却したい場合はリサイクルショップでの売却をおすすめします。リサイクルショップでは故障していないバイクであれば一定の金額で買取ってもらえる可能性があります。

また、廃車手続きを済ませていれば即日査定、現金受け取りもできます。ただ、リサイクルショップではバイク専門の査定士がいないことが多く、価値のあるバイクでも安く査定される可能性があります。
また、廃車手続きをしたバイクは公97走れないため、近くにリサイクルショップがない場合はトラックなどを使って搬出しなければいけません。

4.インターネットオークション・フリマで売却

手間や時間がかかってもいいから、自分の言い値でバイクを売却したい方は、インターネットオークションやフリマでの売却を検討してみてはいかがでしょうか。インターネットオークションやフリマでは、走行距離が長いバイクはもちろんのこと、凹みや傷があるものも出品されています。
アピール次第では高値で取引できる可能性もあります。

ただ、フリマやオークションは自分で値段を決めて出品できる一方で、廃車手続き、購入者とのやり取りや梱包、発送などを全て自分で行う必要があります。また、値引き交渉が前提なので、交渉しているうちに安価取引になってしまうことも……。

また、バイクの発送は郵便などでは受付けておらず、専門の宅配業者に依頼する必要があります。例えば、バイクの個人間配送業務を行っているBAS(株式会社ビーエーエス)で足立(東京都)から札幌(北海道)までバイクを輸送した場合、以下のような値段になります。

排気量 輸送費
 125cc以下  48,708円(税込み)
 126cc ~ 750cc  49,896円(税込み)
 751cc ~ 1300cc  50,976円(税込み)
 1301cc以上  49,896円(税込み)

配送するだけでこれだけかかるので、値引き交渉をする際は運送費についても考慮する必要がありそうです。

5.友人・知人または他人に譲渡

年数が経っていたり、傷や凹みが目立ったりして売却や下取りすることはできないけれども、問題なく走行できるバイクがある場合、友人・知人もしくは他人に譲る方法もあります。

気の許せる友人・知人であれば、傷や凹みなどもきちんと説明すればトラブルになることはありません。
むしろ、タダでバイクがもらえるので、お互いにとって良い取引になるでしょう。

また、友人・知人に譲渡できない場合は、ジモティーなどのSNSを使って他人に譲渡することもできます。自宅まで取りに来てくれることを条件にバイクを譲渡すれば輸送費も必要ありません。ただ、ジモティーやSNSで譲渡する場合もネットフリマやオークションと同じで廃車手続きや譲渡先のやり取り、譲渡日の調整など全て自分で行う必要があります。

お金のやり取りがない分、トラブルに巻き込まれる可能性は低いですが、手間や時間がかかってしまうので、忙しくて時間が取れない人は他人への譲渡は難しいかもしれません。

バイクを廃棄処分する方法

自宅で眠っているバイクが故障して動かない場合、廃棄処分する必要があります。
廃棄処分方法は以下の2つになります。

・二輪リサイクルシステムにて廃棄処分
・不用品回収業者に依頼して廃棄処分

ここではそれぞれの廃棄処分方法や手順について詳しく見ていきます。

1.バイクは自治体で廃棄処分できないのか?

バイクは故障しても修理・整備を施せば中古品として再使用することができ、修理して直らなくても分解して修理パーツとして再利用することができる資源性の高い製品です。
そのまま埋め立て処分するには実に勿体ない資源なので、国内二輪車メーカー4社と輸入事業者はユーザーの不用になったバイクを集めてリサイクルする仕組みとして「二輪車リサイクルシステム」を立ち上げました。

この仕組みをうまく活用し、バイクのリユース・リサイクルを促進させるため、ほとんどの自治体では、バイクの回収を行っていません。ただ、埼玉県戸田市など一部自治体では例外として50㏄以下のバイクを粗大ごみとして回収しています。

2.二輪車リサイクルシステムで廃棄処分する

二輪車リサイクルシステムは、公益財団法人自動車リサイクル促進センターによって2004年10月から始まった取り組みです。
現在国内メーカー、輸入事業者を合わせて全16社が参加しています。

二輪車リサイクルシステムとは、資源性の高い不用バイクをユーザーから集めリサイクル・リユースする仕組みです。参加事業者16社が販売しているバイクはこのシステムによって無料で廃棄処分することができます。
二輪車リサイクルシステムでバイクを廃棄処分する方法は2つあります。

・自分で最寄りの指定取引場所に持ち込む
・最寄りの廃棄二輪車取引所に持ち込む

ここでは、それぞれの流れを詳しくみていきましょう。

【自分で最寄りの指定引取店に持ち込む】
1, 不用なバイクの種類に従って廃棄処分をする
2, 不用なバイクと廃車手続き完了を確認できる書類を持って最寄りの指定取引場所へ
3, 受付時に二輪車リサイクル管理票を渡されるので必要事項を記入する
4, 不用になったバイクと書類を指定取引店に引き渡す

自分で最寄りの指定取引場所に持ちこんだ場合、廃棄処分にかかる費用は無料になります。廃棄手続きが完了したバイクは、公道を走ることができません。
指定取引場所まで距離が遠い場合、運搬はトラックなどで行う必要があります。

【廃棄二輪車取扱店に持ち込む】
1, 不用になったバイクを廃棄二輪車取扱店へ自力で持っていくまたは問い合わせて出張査定してもらう
2, 二輪品質評価者が適正にバイクの査定(品質評価)を行い、不用になったバイクが乗れるか乗れないか判断する
3, 乗れるバイクの場合…買取もしくは無料回収を行う
4, 乗れないバイクの場合…廃棄二輪車取扱店が排出者の代行として不用になったバイクを指定取引場所に持ち込むので運搬費を支払う
5, 廃車二輪車取扱店が不用になったバイクを引き取る

忙しくて時間がない方や不用になったバイクを指定取引場所へ持ち込む方法がない方は運搬費がかかりますが、廃棄二輪車取扱店へ持ち込むことをおすすめします。

3.不用品回収業者に処分を依頼

不用になったバイクを手間なくすぐに処分したい場合は、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。費用はかかりますが、不用品回収業者へ依頼すれば、バイクの回収はもちろんのこと面倒な廃車手続きも代行してくれます。

ただ、注意していただきたいのが、悪徳な不用品回収業者に依頼してしまうと廃車手続きをせずにバイクを処分されてしまう可能性があります。バイクはないのに税金を払い続けなければならないのは辛いですよね。

このようなトラブルに巻き込まれてしまうと、余計な手間や時間がかかってしまい肉体的にも精神的にも疲弊してしまいます。トラブルに巻き込まれないためにも信頼できる不用品回収業者へ依頼しましょう。

なお、バイクを不用品回収業者に依頼する場合の費用は、廃車手続き代行費用が2,000~3,500円、バイクの廃棄処分費用に8,000円~10,000円程度かかります。

バイクは資源性の高い製品!正しい方法で処分しよう

バイクの処分方法は様々なので、バイクの状態に応じて適切な処分方法を選択しましょう。乗らないバイクももしかしたら、価値のあるものかもしれません。手元に置いても朽ちていくだけなので、早めの処分を検討しましょう。

また、業者を介さず自分で処分する場合は、廃車手続きと車両保険の解約を忘れないようご注意ください。忘れてしまうと、バイクは手元にないのに翌年も税金を支払うことになってしまいますよ。

バイクは故障しても修理して再販したり、修理不可でも分解して修理パーツとして利用したりすることができる資源性の高い製品です。正しい処分方法で、バイクのリユース・リサイクルに協力しましょう。