本棚・カラーボックスの処分方法!お得に処分できる方法を解説
本棚、カラーボックスの処分方法はいくつかありますが、傷があまりついておらず、比較的綺麗な状態である場合、売却や譲渡できる可能性があります。ここでは本棚、カラーボックスの処分の流れについて順を追って説明していきます。
目次
本棚、カラーボックスの処分の流れ
本棚、カラーボックスの処分方法はいくつかありますが、傷があまりついておらず、比較的綺麗な状態である場合、売却や譲渡できる可能性があります。
ここでは本棚、カラーボックスの処分の流れについて順を追って説明していきます。
1本棚、カラーボックスが売却できるか確認
結論からいいますと、カラーボックスはどんなに綺麗で状態が良くても安価でしか売却できないとお考え下さい。
カラーボックスは今やホームセンターなどで安く販売されており、サイズ・種類ともに豊富です。
部屋の広さや用途に応じて購入する人が多いため、例え、中古で良い品があったとしても、購入する人の条件に合わなければ売却することが難しいからです。
また、本棚のようにブランドがないのも安価でしか売却できない原因の1つとなっています。
一方、本棚は、製造メーカーによって高額で売却できる可能性があります。ですが、売却の条件は意外と厳しく、以下の条件を満たしていないと買取不可もしくは安価でしか買取ってくれないことが多いです。
● 壊れていないもの
● 傷・汚れ・ニオイがないもの
● 付属品が揃った状態であるもの
● 新品購入時の価格が高くブランドものであること
● 購入から10年以内のもの
上記の条件は、売却時の最低条件になります。今はホームセンターや大手家具販売店などで本棚は安く手に入るため、本棚もカラーボックスと同じく高値で売却するのは難しいです。
もし、本棚の高価買取を望むのであれば、人気の高いブランドものであるか、輸入品で国内では手に入りにくいものかについても考慮する必要があります。
2本棚、カラーボックスが譲渡できる状態か確認
処分する本棚、カラーボックスの状態が綺麗でまだ使えるけれども、売却条件には当てはまらない場合、本棚、カラーボックスを譲渡できる可能性があります。
先ほども申し上げましたがカラーボックスの場合は、新品でも安価で様々な形状・サイズのものが購入できます。譲渡先の欲するサイズ・形状、使用用途に合致したカラーボックスでなければ、譲渡は難しいでしょう。
本棚は、譲渡先の欲するサイズや形状にもよりますが、安くても数千円かかる本棚が無料で貰えることもあり、多少の傷や汚れがあったとしても譲渡先はすぐに見つかるでしょう。ただ、本棚のサイズによっては、分解して運ぶ必要があるものもあるので、手間と労力がかかるためご注意ください。
3いずれも不可なら廃棄場所を選定
不用になった本棚、カラーボックスの売却・譲渡先が見つからない、売却・譲渡できる状態ではない場合、廃棄場所を選定します。廃棄処分場所は以下の3つから選定します。
1. 不用品回収業者で回収
2. 家具販売店
3. 地方自治体
それぞれの廃棄処分方法の詳細については後ほどご説明します。
本棚、カラーボックスを中古品として処分する方法
本棚がブランドもので購入時に高価なものだった場合、中古品として処分することができます。中古品として処分する方法は以下の4つになります。
1. 買取業者に売却
2. リサイクルショップで売却
3. ネットのフリマやオークションで売却
4. 友人・知人または他人に譲渡
本棚を中古品として処分する場合は、条件が合致すれば1~4全ての処分が可能です。一方、カラーボックスを中古品として処分する場合、売却が難しいので譲渡のみの処分方法となりますのでご注意ください。
上記を踏まえて、それぞれの処分方法や手順について詳しく見ていきます。
1買取業者に売却
処分する本棚が高価で人気のあるブランドものだった場合、買取業者に売却すると高値で取引できる可能性があります。本棚はサイズが大きく持ち運びが大変なので、電話・写真での査定もしくは出張買取ができる業者を選び、買取を依頼するといいでしょう。
本棚の買取は、業者によって買取価格が数百円~数千円変わる場合があります。複数の買取業者に査定を依頼し、1番高値で買取してくれる業者を選ぶことをおすすめします。ここでは、家具の買取で主流な出張買取の手順についてまとめました。
【出張買取の流れ】
1. WEBで事前申し込み
2. スタッフが自宅に訪問し査定
3. その場で現金支払
4. 買取品の搬出
【L-line (https://www.l-interior.jp/)】
なお、住んでいる地域によっては出張買取ができない場所もありますのでご注意ください。また、買取可能でその場で現金支払を行う場合、身分証明書の提出が必要となる場合があります。あらかじめ、免許証・保険証などのコピーをとっておきましょう。
2リサイクルショップで売却
買取業者の出張買取を申込んでから買取してもらうまで数日~数週間かかる場合があります。また、出張買取の対象外地域に住んでる場合、出張買取を依頼することもできません。
すぐに本棚を買取って欲しい、出張買取対象外に住んでいるけれども、家具を売却したいと思う方は、リサイクルショップで売却してみてはいかがでしょうか。
家具買取専門の業者よりも査定額が下がることが多いのですが、すぐその場で現金を手に入れることができます。ここでは、リサイクルショップ「OFF HOUSE」に売却するときの流れをまとめました。
1. 店頭売却カウンターに本棚を持ち込む
2. 査定(査定時間は約10~15分程度)
3. 査定結果の説明
4. 本人確認
5. 支払い(現金)
【ハードオフ(https://www.hardoff.co.jp/)】
【オフハウス(https://www.hardoff.co.jp/offhouse/)】
OFF HOUSEの場合、ノーブランドの本棚やニトリやナフコなど大型量販店の本棚の買取も行っています。廃棄処分する前に、一度査定をお願いするといいかもしれませんね。また、OFF HOUSEでは、出張買取を行っている店舗もあります。搬出が難しい本棚をリサイクルショップに持っていく場合は、一度最寄りのOFF HOUSEに問い合わせてみることをおすすめします。
3ネットのフリマやオークションで売却
自分の好きな値段で本棚を販売したいと思う方は、ネットのフリマやオークションにて売却してみてはいかがでしょうか。ネットのフリマやオークションでは、数多くの本棚が出品されており、値段も様々です。
中には、ノーブランドの本棚や状態が少々傷や汚れがあるものも出品されています。買取業者で買取不可となった本棚やリサイクルショップの査定で安価な値段がつけられた本棚も上手くアピールすれば高値で売れる可能性があります。
ここでは、ネットフリマ「メルカリ」で本棚を売却するときの流れをご紹介します。
1. メルカリのスマホアプリまたはメルカリのサイトで本棚の情報を入力し出品
2. 購入者と値段交渉などのやり取り
3. 購入者の支払いを確認したら、発送
4. 購入者が販売者の評価を行う
5. 購入者の評価を行い取引完了
【メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)】
メルカリやオークションは値段を自分で設定できる反面、購入者とのやり取りや発送などを自分で行う必要があります。ネットフリマやオークションは、値引き前提で取引をしてくる購入者が多いので、いつのまにか安価で取引してしまったということもあるので注意が必要です。
また、本棚の場合はそのままだと大きいため輸送費がかなりかかる恐れがあります。多くの場合、分解して輸送する必要があります。さらに、分解のときに傷や汚れが付いてしまい購入者との間でトラブルになる可能性もあります。
3友人・知人または他人に譲渡
ノーブランドで状態もそれほど良くないけれど、使うには申し分ない本棚がある、数種類のいらないカラーボックスがある方は、友人・知人または、他人に譲渡するのはいかがでしょうか。
無料で譲渡するのであれば、多少の傷や汚れも事前に相手に説明しておけばトラブルになりませんし、譲渡先も無料で本棚やカラーボックスがもらえるので、互いが嬉しい取引になるのではないでしょうか。
友人・知人に声をかけたけれども、今のところ譲渡先が見つからない場合は、ジモティなどを利用して他人に譲渡する方法もあります。ジモティを利用すると、サイト上で譲渡先とのやり取りが簡単にできるので、おすすめです。
ここでは、ジモティで本棚・カラーボックスを売却するときの流れをまとめました。
1.ジモティのサイトにて本棚・カラーボックスの情報を入力し掲示
2.本棚・カラーボックスを譲って欲しい人とやり取りをし、引き渡し日時・場所を決める
3.引き渡す
ジモティはメルカリなどと違い、手続きが簡単でだれでもすぐに本棚やカラーボックスを出品できます。ただ、譲渡先とのやり取りや本棚・カラーボックスの搬出などを全て自分で行う必要があります。大きいサイズの本棚の場合、搬出できないこともあるので、他人に譲渡するのは難しいかもしれません。
本棚、カラーボックスを廃棄処分する方法
不用になった本棚、カラーボックスの状態が悪いまたは売却・譲渡ができない場合は、廃棄処分する必要があります。廃棄処分の方法は以下の3つになります。
1. 不用品回収業者で回収
2. 新しい商品の買い替え時に不用品として処分
3. 自治体の粗大ごみとして回収
ここでは、それぞれの廃棄処分の方法や手順について詳しく見ていきます。
1不用品回収業者で回収
不用になった本棚、カラーボックスは不用品回収業者に依頼することで短期間そして安価な値段で回収してもらうことができます。大きな本棚の場合、素人が分解したり搬出したりすると思わぬ怪我をしてしまうこともあります。
プロに任せて安全にそして着実に本棚、カラーボックスを回収してもらいましょう。なお、不用品回収業者に依頼する際は、本棚やカラーボックスだけでなく他の不用品も一緒に回収してもらうとお得になる場合があります。
本棚、カラーボックスの他に不用品がないかどうか確かめてから依頼するといいでしょう。ここでは、不用品回収業者の1つである株式会社東京スマップの不用品回収の流れをみていきます。
【株式会社東京スマップの不用品回収の流れ】
1. メールまたは電話にて回収の問い合わせ
2. 無料相談・見積にて最安値のプランを選択
3. 契約
4. 不用品の回収
5. 作業終了後、現金にて支払い
【スマップ(https://www.smap-kaisyuu.com/)】
株式会社ソフマップでは2,000円から本棚、カラーボックスの回収を行っています。ただし、本棚、カラーボックスの大きさや形状によって値段は変わりますので、2,000円以上かかる可能性もあります。自分で処分するよりもお金はかかりますが、短期間で手間なく処分するにはこの方法が最適です。
不用品回収業者の中には、無料で本棚やカラーボックスを回収すると広告している業者もあります。ですが、本棚やカラーボックスはパソコンなど部品を再利用できる家電と違い、廃棄処分するにはお金がかかります。このような不用品回収業者は後から高額な処分費用を請求することがあるので、ご注意ください。
2新しい商品の買い替え時に不用品として処分
ニトリやナフコでは新しい本棚を購入した場合、有料または無料で不用になった古い本棚を回収してくれるサービスがあります。家具を新調する場合は、このようなサービスを利用すると安く、そして安全に廃棄処分することができます。
ここでは、ニトリの不用家具回収の流れや注意点についてみていきます。
【ニトリの不用家具引取サービスの流れ】
1. ニトリで本棚を配送員設置(※)で購入し、引き取りサービスを申込む
2. ニトリ配送センターより本棚が到着
3. スタッフが新しい本棚を組立・設置
4. 不用になった本棚を回収
【ニトリ(https://www.nitori.co.jp/)】
ニトリの不用家具引取サービスの料金は一律3,000円で『配送員設置商品』を購入した場合のみサービスを受けることができます。新しく購入した本棚と同数量もしくは、同容量までの本棚が回収対象となります。また、不用家具引取サービス利用の場合、トラックの荷台スペースの都合上、午前中の時間指定ができませんのでご注意ください。
なお、ナフコにも同じようなサービスがありこちらは、なんと無料で引き取りを行うようです。ただ、ナフコのお客様サポートセンターにメールで問い合わせたところ、全ての本棚に無料引取サービスが付いているわけではなく、対象商品のみサービスが付いていると回答をもらいました。
対象商品については、ネットで購入時に確認できるほか、店舗によって引取できる商品が違うそうなので、事前に問い合わせて欲しいとのことです。
《ナフコ 問い合わせ先》
株式会社ナフコ お客様サポート窓口
電話番号:0800-8888-515
受付時間:9:00~17:00(年末年始は除きます)
3自治体の粗大ごみとして回収
不用になった本棚やカラーボックスは自治体で処分することができます。ここでは、参考までに東京都世田谷区の本棚、カラーボックスの処分方法についてご紹介します。
世田谷区の本棚、カラーボックスの処分方法
本棚、カラーボックスは粗大ごみとして処分します。その際に、搬出場所により2つの処分方法があります。
● 最寄りのごみ収集所に搬出する
● 船橋粗大ごみ中継所に搬出する
ここでは、それぞれの本棚の処分方法について詳しくみていきます。
最寄りの収集所に搬出する
世田谷区では、1辺が30cmを超える本棚および家具は、粗大ごみとして処分します。世田谷区の粗大ごみの出し方の流れを以下にまとめました。
【最寄りの収集所に搬出するときの流れ】
1. 世田谷区粗大ごみ受付センターへゴミ収集の受付をする(WEBまたは電話)
2. ごみ収集日を指定されるのでメモしておく
3. ごみ収集日までにコンビニなどで有料粗大ごみ処理券を購入する
4. 指定された日時に有料粗大ごみ処理券を貼付した本棚をごみ収集所に置く
なお有料粗大ごみ処理券の料金は、処分する本棚のサイズによって変わります。
本棚・カラーボックスの大きさ | 料金 |
---|---|
最大辺及びその次に長い辺の合計=140cm以下 | 400円 |
最大辺及びその次に長い辺の合計=140cm超200cm以下 | 800円 |
最大辺及びその次に長い辺の合計=200cm超270cm以下 | 1,200円 |
最大辺及びその次に長い辺の合計=270cm超 | 2,000円 |
世田谷区の有料ゴミ処理券は、A券(200円)とB券(300円)2種類あり、処分費用に応じて組み合わせて購入します
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
船橋粗大ごみ中継所に搬出する
世田谷区で粗大ごみを処分するとき、船橋粗大ごみ中継所に搬出すると処分費用が半額になります。処分方法の流れを以下にまとめました。
【船橋粗大ごみ中継所に搬出するときの流れ】
1. 世田谷区粗大ごみ受付センターへゴミ収集の受付をする。
2. 粗大ごみの持ち込み日を指定されるのでメモしておく
3. 持ち込み日までにコンビニなどで有料粗大ごみ処理券を購入する
4. 購入した有料粗大ごみ処理券を本棚に貼る
5. 指定日時に船橋粗大ごみ中継所に本棚を持っていく
《船橋粗大ごみ中継所への持ち込み》
・持ち込み日…申し込み時に指定された土日
・持ち込み時間…午前9時~正午、午後1時~午後3時30分
・持ち込み場所…東京都世田谷区船橋7丁目21番15号
なお、処分費用は処分する本棚のサイズによって変わり、持ち込みだと最寄りのゴミ収集所に出すよりも処分費が安く済みます。
本棚・カラーボックスの大きさ | 料金 |
---|---|
最大辺及びその次に長い辺の合計=140cm以下 | 200円 |
最大辺及びその次に長い辺の合計=140cm超200cm以下 | 400円 |
最大辺及びその次に長い辺の合計=200cm超270cm以下 | 600円 |
最大辺及びその次に長い辺の合計=270cm超 | 1,000円 |
インターネットを閲覧すると、本棚やカラーボックスを分解して粗大ごみではなく、可燃ごみで提出すると安く済むと言ったような情報が書かれている場合があります。ですが、世田谷区の場合、本棚の1辺が30cm以上を超えたものは例え分解しても粗大ごみとして扱われます。
なお、神奈川券横浜市では1辺の長さが50cm以下で木材の本棚の場合、分解して燃えるごみとして出すことができます。このように各自治体によって粗大ごみの扱いが異なるため、自治体で本棚やカラーボックスを処分する際には、お住まいの自治体のホームページ等で処分方法を確認しましょう。
引っ越し時に不用品として回収できないのか
引っ越しとともに、古い本棚やカラーボックスを処分して欲しい方もいるのではないでしょうか。引っ越し業者の中には、家電リサイクル法に基づき、「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」「衣類乾燥機」の回収を有料で行っています。
本棚やカラーボックスなどの不用品の回収について、大手引っ越し業者4社を調べたところ、いずれも受付けていないようです。
【大手引っ越し業者4社】
サカイ引越センター
アート引っ越しセンター
ありさんマークの引っ越しセンター
日通
その理由の1つが、処分に費用がかかること、引っ越しスタッフの人数の現象によってサービスが提供できないことが挙げられます。引っ越し業者の店舗によっては、不用品回収も別料金で受け付けているところもあるそうですが、金額が高くなるため引っ越し前に自分で処分することをおすすめします。
本棚・カラーボックスは不用品回収業者で処分
本棚・カラーボックスの処分方法は大きく分けて「中古品として売却・譲渡する」、「廃棄処分する」の2つの方法があります。
中古品として売却するとお金を手に入れることができますが、売却条件は厳しく、自分の希望値で売却できることはほとんどありません。買取業者に出張買取を依頼したとしても、買取不可で返品されたり、安い値で買取されてしまうことが多いでしょう。また、買取業者に依頼してから買取するまでに数日かかってしまいます。
フリマやオークションでは、希望値で販売することができますが、購入者から値切られたり、発送のために本棚を分解したりと労力と手間がかかるためおすすめしません。また、売れ残っていつまでも処分できないこともあります。
廃棄する場合は、以下の3つの方法があります。
● 新しい本棚を新調する際に不用の本棚を回収してもらう
● 自治体のごみ処理方法に基づいて自分で処分する
● 不用品回収業者に依頼する
廃棄する際に最もおすすめな方法は、不用品回収業者に依頼する方法です。不用品回収業者で本棚・カラーボックスを処分すると3つのメリットがあります。
● 短期間ですぐに本棚やカラーボックスを処分できる
● 搬出などの手間がかからない
● 安全にそして安心して処分することができる
自治体のごみ処理方法にしたがって、自分で処理した方が安いのですが、処分する本棚やカラーボックスのサイズが大きい場合、搬出するのが大変です。無理して運ぶことによって、思わぬ怪我に繋がりかねません。また、家具販売店の中には新しい本棚を購入時に不用な本棚を回収してくれるサービスがありますが、いくつか条件があり必ずしも回収してくれるとは限りません。
このことから、本棚、カラーボックスを安全にそして安心して処分するには不用品回収業者に依頼することをおすすめします。