スピーカー・アンプを処分するには?廃棄や買取で簡単に手放す方法を解説
「いらなくなったスピーカーをなるべく安く捨てたい」
「不要なオーディオ機器があるけど、できればお店で買い取ってほしい」
使わなくなったスピーカーやアンプは、サイズが小さければ不燃ごみとして捨てられます。ブランドや物の状態によっては高価買取を狙えて、お金を受け取りつつ処分することも可能です。
サイズが大きくて故障したオーディオ機器の場合、無料で処分するのは難しくなるため注意しましょう。この記事ではスピーカーやアンプといった、AV機器の処分方法について解説します。
目次
スピーカー・アンプを処分するときの注意点とは
テレビやパソコンの周辺機器として使うスピーカーは、小型サイズであれば不燃ごみとして自治体に回収してもらえます。卓上型や持ち運び可能なスピーカーなら粗大ごみの対象にはなりません。
例えば、東京都世田谷区の場合、1辺の長さが30センチメートル以内の小型家電製品は不燃ごみの対象です。他の不燃ごみと一緒の袋に入れて、収集場に持っていくだけで処分できます。
また、アンプもサイズが小さければ不燃ごみとして捨てることが可能です。機能性が高くて高級なアンプでなければ、有料の方法で廃棄処分する必要性はあまりありません。
ただし、サイズがある程度の基準を超えると不燃ごみとして捨てられないので注意しましょう。スピーカー・アンプを処分するときの注意点は以下の2つです。
1. サイズによってゴミの分類が異なる
2. 使用年数やブランドにより高価買取を狙える
それぞれの注意点を詳しく説明します。
1サイズによってゴミの分類が異なる
ブランド品のスピーカーや高機能アンプなど、サイズの大きいスピーカーは不燃ごみの対象外となります。大型サイズの機器は粗大ごみとして捨てなければならず、決められた手数料を支払うことが必要です。
例えば東京都世田谷区の場合、1辺の長さが30センチメートルを超える機器は粗大ごみとなります。解体してサイズを小さくしても不燃ごみとして捨てられず、廃棄するのに申請しなければなりません。
処分するときの手数料はスピーカーのサイズや種類によって異なります。世田谷区の粗大ごみ処理手数料は以下の通りです。
ごみの種類 | 収集料金 | 持込料金 |
---|---|---|
最大辺50cm以下のスピーカー | 400円 | 200円 |
最大辺50cm超えのスピーカー | 800円 | 400円 |
スピーカーの周辺機器(アンプ含む) | 800円 | 400円 |
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
粗大ごみを捨てる際はインターネットまたは電話で申し込むことが必要です。不要になったオーディオ機器のサイズが大きいと、処分するのに手数料と手間が発生します。
2使用年数やブランドにより高価買取を狙える
スピーカーはスマホやPC、テレビに接続して使えるため、「中古でいいから欲しい」と思う人は一定数います。特にブランド品であり使用年数が少ない機器の場合、高く売れるケースが少なくないです。
しかしオーディオ機器は短い期間で新製品が発売されるものであり、時間が経つほど古いスピーカーの価値は下がりやすくなります。使用年数が長いとスピーカーの状態も悪くなり、高価買取は難しくなるため注意ですね。
スピーカー・アンプを中古品として処分するには
「まだ問題なく使えるものだから、捨てずにオーディオ機器を手放したい」と思う人はいるはず。あなたがスピーカー・アンプを中古品として処分するには、以下の4つの方法がオススメです。
1. 専門業者に買い取ってもらう
2. リサイクルショップで買い取ってもらう
3. フリマアプリ・オークションで出品する
4. SNSや掲示板で欲しい人を探す
それぞれの方法について詳しく解説します。
1専門業者に買い取ってもらう
【オーディオの買取屋さん(https://audio-kaitori.jp/)】
中古のスピーカーやアンプなどのオーディオ機器を取り扱う専門業者は複数存在します。関東や関西での出張買取に対応した業者もいて、インターネットや電話で申し込めるのがメリット。
例えばオーディオの買取屋さんであれば、出張や宅配によって高額買取を狙えます。壊れている機器でも買取可能であり、お店が近くにあれば当日に無料で出張査定を依頼できるのが特徴です。
もし専門業者に高く買い取ってもらいたいときは、スピーカーをキレイにして付属品を揃えることがポイント。ブラシやふきんでスピーカーについた埃を取るだけで、買取価格が上がる場合があります。
また、今ではワイヤレス接続できるスピーカーの需要が高く、有線でしか利用できないスピーカーは安く買い取られる傾向です。不要な機器は早めに買取依頼することを推奨します。
2リサイクルショップで買い取ってもらう
【高く売れるドットコム(https://www.audio-takakuureru.com/)】
スピーカーやアンプ以外にも買い取ってほしい不用品がある人はリサイクルショップがオススメ。専門業者と同じく宅配買取や出張買取が可能であり、さまざまなジャンルの不用品を買い取ってもらえます。
例えば高く売れるドットコムであれば、インターネットや電話で簡単に買取価格を調べることが可能です。査定結果を見た後に宅配買取、出張買取、店頭買取の3パターンで不用品を手放せます。
リサイクルショップに不用品が届き、確認が完了することでお金を受け取れる仕組みです。手軽に買取できるメリットがありますが、査定価格が安くなりやすいデメリットもあります。
オーディオ機器以外にも不用品がある人は、リサイクルショップで買い取ってもらいましょう。
3フリマアプリ・オークションで出品する
さまざまなフリマアプリやオークションがある今では、スマホで簡単に不要なオーディオ機器を出品できます。自分で価格を決めて機器を売るから、安く買い取られないのがメリットです。
例えば楽天が提供するラクマであれば、アプリで手軽にスピーカー・アンプを出品できます。競合他社が10%の出品手数料を取るのに対して、ラクマの手数料は3.5%と安めです。
フリマやオークションで出品するときの注意点は、自分で商品を宣伝して取引する必要があること。画像や説明文などを工夫するだけでなく、個人間で交渉する手間もかかります。
また、商品が売れたときに自分でオーディオ機器を梱包して配送することも必要です。「できる限り高い価格で不要な機器を売りたい」と思う人に、フリマ・オークションを勧めます。
4SNSや掲示板で欲しい人を探す
劣化や故障などにより買取不可能なスピーカーを持っている人も中にはいるはず。売れないスピーカーを処分するときは、掲示板やSNSでオーディオ機器が必要な人を探すことがオススメ。
例えばTwitterやFacebookで不要なオーディオ機器を掲載することで、欲しいと思う人が現れる場合があります。必要としている人にオーディオ機器を送ることで、無駄な処理手数料を払わずに処分することが可能です。
スピーカー・アンプを廃棄処分するには
「故障して売れなくなったオーディオ機器を簡単に捨てたい」と思う人もいるでしょう。あなたがスピーカー・アンプを廃棄処分するときは、以下の4つの方法がオススメです。
1. 不燃ごみとして出す
2. 小型家電リサイクルで処分する
3. 粗大ごみとして出す
4. 不用品回収業者に依頼する
それぞれの方法について詳しく解説します。
1不燃ごみとして出す
サイズが小さいスピーカー・アンプは燃えないごみとして捨てられます。ごみ袋にオーディオ機器を入れておき、指定された日にちに収集場に持ち運ぶだけで処分することが可能です。
例えば東京都世田谷の場合、最大辺の長さが30センチメートル以下の小型家電製品は袋や容器に入れて処分できます。90リットル以下のふた付き容器や透明なごみ袋に入れて、決められた日に集積所へ出しましょう。
注意すべきポイントは収集日の午前8時までにごみを出さなければ、収集されない場合があること。朝早くにごみを出すのが面倒な人には、小型家電リサイクルで処分する方法もあります。
2小型家電リサイクルで処分する
現在では家電に含まれた金属の再利用を目的として、小型家電リサイクル法が制定されています。一般家庭で使う電気機械器具が対象となり、基準を満たしたアンプやスピーカーを処分することが可能です。
例えば東京都世田谷区の場合、ACアダプターや携帯音楽プレーヤーなどが対象品目として決められています。縦10cm、横25cmの投入口に入るサイズであれば、指定の市役所で捨てられるものです。
しかし、世田谷区ではスピーカーが対象品目ではなく、不燃ごみとして捨てなければなりません。自分の自治体における小型家電リサイクルの品目を確認するときは、インターネットで「○○(地名) 小型家電リサイクル」と検索しましょう。
3粗大ごみとして出す
大型サイズのスピーカーやアンプを捨てるには、自治体に申請して粗大ごみで捨てることが必要です。例えば世田谷区であれば、30センチメートルを超える機器が粗大ごみの対象となります。
粗大ごみを捨てるにはまず、電話またはインターネットで申し込みましょう。世田谷区粗大ごみ受付センターにアクセスすることで、申し込みの手続きや確認をできます。
収集する方法で申し込んだ人は、お近くのスーパーやコンビニで有料ごみ処理券を購入することが必要。買った処理券をオーディオ機器に貼り、家の前に出すことで廃棄できます。
持ち込んで捨てる方法で申し込んだ人は、有料ごみ処理券を貼ったうえで指定日にオーディオ機器を持参しましょう。土曜日または日曜日の昼間に粗大ごみを持ち込めます。
粗大ごみの処理手数料は収集と持込で変わるものであり、それぞれの手数料は以下の通りです。
ごみの種類 | 収集料金 | 持込料金 |
---|---|---|
最大辺50cm以下のスピーカー | 400円 | 200円 |
最大辺50cm超えのスピーカー | 800円 | 400円 |
スピーカーの周辺機器(アンプ含む) | 800円 | 400円 |
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
自治体によっては手数料や手続きの方法が異なるため、処分する前にインターネット等で粗大ごみの捨て方を確認しておきましょう。
4不用品回収業者に依頼する
「自分でスピーカーやアンプを捨てるのは面倒」と思う人はいるはず。特にサイズの大きいオーディオ機器は持ち運ぶのが難しいため、不用品回収業者に代行して処分してもらうことがオススメ。
オーディオ機器を回収してもらうための費用は1,000円から2,000円程度です。手間なく処分することを考えたら、粗大ごみに比べて高くても依頼する意味が十分あります。
スピーカー・アンプを適切に処分しよう
スピーカーやアンプといったオーディオ機器はサイズが豊富であり、サイズが30cm以下であれば不燃ごみとして捨てられます。30cmを超えると粗大ごみとして捨てることが必要です。
もし不要なオーディオ機器が複数あって処分が面倒な人は、不用品回収業者に任せるのもオススメ。サイズや数によって適切な処分方法を検討しましょう。