不要になった傘を処分する方法5選|選択肢や捨てる際の注意点をまとめて解説

この記事では「傘の処分方法」をお伝えします。

おしゃれな柄を見つけるたびに新しい傘を買ったり、急な雨で何度も傘を買っていると、気づけば玄関が傘だらけになっていることがありますよね。

使わない傘を処分したいとお考えの方はぜひ参考にしてください。

目次
  1. 1. 捨てる? 売る? 寄付する? 傘を処分する方法は5つあります
  2. 1. リサイクルショップで買い取ってもらう
  3. 1. オークションサイトやフリマアプリで販売
  4. 1. 自治体でゴミとして処分
  5. 1.1. 1自治体ごとのルールに注意
  6. 1. 発展途上国などへ寄付
  7. 1. 不用品回収業者に依頼
  8. 1. 不用になった傘は自分にあった方法で早めに処分を行いましょう

捨てる? 売る? 寄付する? 傘を処分する方法は5つあります

傘を処分する方法は、捨てるだけではありません。中古の傘として売る方法や、引き取りに来てもらう方法もあるのです。

この記事では以下の5つの方法をご紹介します。

1、リサイクルショップで買い取ってもらう
2、オークションサイトやフリマアプリで販売する
3、自治体でゴミとして処分する
4、NPOを使って発展途上国に寄付する
5、不用品回収業者に引き取ってもらう

それぞれメリットとデメリットがありますので、自分に合った方法をお選びください。

リサイクルショップで買い取ってもらう

はじめに紹介するのが、リサイクルショップで買い取ってもらうという方法です。使わなくなった不用品でも、買い取ってもらうことでお金になれば有り難いですよね。

日用雑貨や古着を扱うリサイクルショップでは、未使用の傘や有名ブランドの傘の買取に対応しているお店があります。

有名ブランドの傘であれば、数千円ほどの買取価格がつくこともあります。女性用傘、男性用傘にそれぞれ中古市場でも需要の高い人気ブランドが存在します。以下の表をご参考ください。

女性向け人気ブランド

●ルイ・ヴィトン
●COACH
●バーバリー
●キャスキッドソン
●アナスイ
●マリメッコなど

男性向け人気ブランド

●オロビアンコ
●フォックス・アンブレラなど

ブランド傘の買取を行なっているブランディアでは、以下の金額で傘の買取が行われています。

出典:ブランディア

※価格は2019年9月現在のものです。

ファッションブランドが販売している傘の場合、高く買い取ってもらえる可能性があります。こうしたブランド品以外でも、「未使用品」や撥水性などの「機能性を備えた傘」は中古市場でも需要があります。

ただし、リサイクルショップによっては買取対象が有名ブランド傘のみであったり、傘の買取自体を行なっていない場合もあります。そのため、直接お店に持ち込む前に、お近くのリサイクルショップに事前に問い合わせてみることをお勧めします。

先ほどご紹介したブランディアでは、全国から買取を受け付けています。近くにリサイクルショップがない場合は、こうしたお店を利用してみるのも良いでしょう。

ブランディアでは、宅配買取という方法で買取を行なっています。宅配買取での買取の流れは以下のようになります。

1、インターネット上で無料見積もりを申し込む
2、傘を発送するための宅配キットが届くので、買い取ってもらいたい傘を入れて発送する
3、お店に到着次第、査定が行われる
4、買取金額が伝えられ、納得いけば後日指定の口座に買取金額が振り込まれる

近くに傘の買取をしているお店がなかったり、仕事が忙しくてリサイクルショップにいけない場合には、このような手段で買い取ってもらうこともできるのです。

オークションサイトやフリマアプリで販売

  
   

リサイクルショップで買い取ってもらう以外にも、不要になった傘をお金に変えられる方法があります。それが「オークションサイトやフリマアプリで販売すること」です。

ここ数年利用者が急増している「メルカリ」などのフリマアプリや、「ヤフオク」などのオークションサイトでは、個人間でモノの売買をウェブ上で行うことができます。これらのサービスでは傘の出品も多く見受けられます。

リサイクルショップ同様、人気が集まるのは「有名ブランドの傘」です。しかし、それ以外の傘も多く出品されています。男性向けの折り畳み傘や、子供向けのキャラクター傘も人気が高く、中にはビニール傘10本セットなどで出品されている方もいます。

リサイクルショップでは値段がつきにくいような傘でも、個人売買では盛んに取引されているのです。

メルカリで出品する方法は、
1、無料の会員登録をする
2、説明と商品画像を載せて出品するだけ

他のフリマアプリやオークションサイトも、同じ流れで簡単に出品することができます。最近はメルカリが非常に人気になっており、「リサイクルショップに行く前にメルカリで傘を探す」という方も増えています。傘を売りたい方は試してみてはいかがでしょうか。

しかし、オークションサイトやフリマアプリでの販売にはデメリットもあります。

まず、「購入者が現れなければいつまでも処分できない」ということです。出品は非常に簡単に行うことができますが、購入者がすぐに現れるとは限りません。

また、「発送の手間がかかる」というのも覚えておかなくてはなりません。箱に入れて発送するとなると、傘の入る箱を探し、衝撃で壊れないように十分な梱包をすることが求められます。折り畳み傘のような小さいものであれば比較的簡単に梱包できますが、大きい傘の場合どのようにして梱包して送るかも考えておく必要があります。

こうしたデメリットも理解しておきましょう。

自治体でゴミとして処分

  
   

販売や買取ができない傘は、自治体でゴミとして処分することもできます。
自治体で捨てる際には、お住まいの市区町村の定める正しい処分方法を守って捨てることが重要です。

1自治体ごとのルールに注意

傘に限らずゴミを捨てる際には、自治体の定める分別区分と処分方法に従わなければなりません。自治体のゴミのルールは全国の自治体で統一されておらず、各市区町村で様々です。

傘の場合も、市区町村ごとにルールがあります。

「燃えないごみとして処分する」
「金属ごみとして処分する」
「分解して素材ごとに分別して処分する」
「自治体の指定する袋に入れて処分する」
「設置された傘専用の回収ボックスに入れる」
「一度に処分できる本数は3本まで」

これらは傘処分に関する自治体のルールの一例です。お住まいの地域によって処分方法が異なりますので、必ず自治体のルールを守って処分するようにしてください。

自治体のゴミ処分のルールは、お住まいの市区町村のホームページで確認することができます。インターネットで「市区町村名 傘 処分方法」で検索し、ご確認ください。もしも傘に関して明確な記載がない場合には、自治体の窓口に電話で問い合わせをしましょう。

発展途上国などへ寄付

  
   

傘の処分方法としてあまり知られていませんが、「発展途上国へ寄付」という手段もあります。途上国では洋服や日用品などの物資の援助を求めており、傘もその一つなのです。

ユニクロなどの店舗では、着なくなった服の回収を行なっています。店頭で見かけてご存知の方もいらっしゃるかと思います。集まった古着は発展途上国に送られ、リユースされているのです。傘にも同じように、発展途上国でリユースしてもらおうと活動している団体があります。

ワールドギフトでは傘や古着、電化製品などの不要になった日用品を集めて、海外に寄付を行なっています。私たちのとっての不用品も、途上国の方たちにとっては貴重な物資となります。寄付は社会支援の一環なのです。

ワールドギフトではホームページのお問い合わせフォームから申し込みを行うと、希望日に運送業者が集荷に来てくれます。荷物は集荷までに梱包しておかなく必要があります。

また、寄付は無料ではありません。途上国へ送る運賃や事務手数料などの負担がかかるためです。最小の120サイズ(梱包した状態で縦横奥行き3辺の合計が120cm以内)の場合は約2400円、最大の160サイズの場合は約3700円を負担しなければなりません。その点はご注意ください。

不用品回収業者に依頼

  

最後にご紹介するのは「不用品回収業者」に依頼して処分する方法です。

不用品業者に依頼すれば、都合の良いときに家まで収集に来てくれます。梱包の必要もありませんので、この記事で紹介したどの手段よりも手軽で確実に処分することができます。

デメリットとしては、無料ではない点が挙げられます。業者にもよりますが、不用品回収業者に依頼すると収集代金がかかってしまいます。傘一本などの少量の処分の場合は割高に感じられるかもしれません。

よって、不用品回収業者に依頼する場合は、家の中にある不用品をまとめて処分することをお勧めします。不用品の中に粗大ゴミがある場合、たとえ自治体で処分するにしても無料では処分できないものもあります。有料でさらにゴミ収集場への運搬も必要になりますので大変です。

不用品回収業者は、「好きなときに、家まで来てくれて、不用品をまとめて持って行ってくれるサービス」です。

傘の処分を考えている方は、この機会にその他の不用品もまとめて処分してみてはいかがでしょうか。

不用になった傘は自分にあった方法で早めに処分を行いましょう

  

以上が不用になった傘の処分方法5選でした。

いらなくなった傘でもゴミとして捨てるだけでなく、このように様々な方法で処分することができます。使わない傘で玄関が狭くなる前に、自分に合った方法で処分してみてください。