不要になったテレビ台の処分方法6選|選択肢と注意点をまとめて解説
引越しやテレビの買い替えに伴い、使っていたテレビ台が不要になることがあります。テレビ台を処分する場合、どのような方法があるのでしょうか。
この記事では、テレビ台の処分方法をお伝えします。捨てるという方法以外にもいくつかの選択肢がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
テレビ台の処分方法は6つあります。最適な方法を選びましょう
不要になったテレビ台を処分する方法は6つあります。
1、リサイクルショップで買い取ってもらう
2、フリマアプリやオークションサイトで販売する
3、ジモティーを使って譲渡する
4、引越し業者の不用品回収を利用する
5、自治体でゴミとして処分する
6、不用品回収業者に依頼する
リサイクルショップでの買取やフリマアプリ・オークションサイトなどのウェブサービスを使えば、いらなくなったものでもお金にすることができます。新しいテレビ台を買う際の足しにもできますので、まずはその方法を試してみると良いでしょう。
また、処分するにしても、自治体を利用する方法と不用品回収サービスを利用する方法があります。それぞれ自分で収集場まで持っていく必要があるのか、家まで回収に来てくれるのかという違いがあります。
どの方法にもメリットとデメリットがあり、最適な方法は人それぞれ異なります。ここから詳しく説明をしていきますので、比較して自分にあった方法で処分してください。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップといっても様々なお店がありますが、家具や日用品を扱っているお店であればテレビ台の買取にも応じている場合があります。
使わなくなったテレビ台でも、中古家具市場ではニーズがあります。買い取ってもらってお金にできたり、リユースに繋げられるというのは、有意義な処分方法と言えるでしょう。
テレビ台の場合、メーカーや機能性、状態や素材によって買取価格は変動します。
大体2000円~6000円程度で買い取られることが多いです。高級で状態がいいものだと数万円程度で買い取り 可能です。
家具の買取を行っているお店としては、「トレジャファクトリー」や「セカンドストリート」、「ハードオフ」などがあります。
・【トレジャファクトリー(https://www.treasure-f.com/)】
・【セカンドストリート(https://www.2ndstreet.jp/)】
・【ハードオフ(https://www.hardoff.co.jp/)】
テレビ台を買い取ってもらう場合、大変なのは「テレビ台をお店に運ぶこと」です。大きいサイズのものだと一人で抱えて運ぶのは困難ですし、車に積み込めない場合もあります。
その点、上記3つのお店では、買取に際して「出張買取」にも応じています。出張買取を利用すればお店のスタッフが運んでくれますので、自分で運ぶ必要はありません。テレビ台の買取を行う場合にはこうした出張買取を行っているお店に依頼することをおすすめします。
リサイクルショップでの買取に関しては、以下の注意点があります。
・お店によってテレビ台の買取に応じているかどうかが分かれる
・査定の結果値段がつかずに買い取ってもらえない場合がある
家具の買取に応じているお店の中でも、「テレビ台」に関しては買取を行っていない場合もあります。テレビ台の場合、棚やテーブルチェア、ソファといった家具に比べると需要は下がります。そのため積極的には買取を行っていないお店や買取対象外にしているお店もあるのです。
また、買取の査定の結果、買い取ってもらえない場合もあります。買取に際しては傷や故障がないことが条件になっていることが多く、状態のよくないものは値段がつかない場合が高いです。
テレビ台はテレビを載せる台ですので安定性が不可欠です。テレビ台に不具合があった場合、テレビが転倒や落下により故障してしまう危険性があります。
そのため、傷や穴を開けた跡があったり、棚板などの付属品を紛失してしまっている場合は買取が難しくなります。
査定をしてみないとわからない部分ではありますが、買い取ってもらえずに処分できない可能性があることも理解しておきましょう。
フリマアプリやオークションサイトで販売する
・【メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)】
・【ヤフオク(https://auctions.yahoo.co.jp/)】
オークションサイトのヤフオク!やフリーマーケットアプリのメルカリ、ラクマといったウェブサービスを使えば、個人間で売買を行うことができます。こうしたサービスでは、テレビ台の取引も多く見受けられますので、お金にしつつ処分することも可能です。
ここではメルカリでの取引方法をお伝えします。基本的にはその他のサービスも同じような流れですので、参考にして進めてみてください。
①ホームページから無料の会員登録を行う。
②ログインし、「出品」ボタンをクリックする。
③商品の写真を撮影し、商品説明、カテゴリや商品の状態を入力する。
④販売価格を付けて「出品する」をクリックする。
これでメルカリ上への出品が完了します。あとは購入者が現れるのを待ち、購入者が現れれば梱包して宅配便で送るといった流れになります。
出品自体はスマートフォンのカメラで撮影して商品説明を書くだけなので、非常に簡単に行うことができます。
リサイクルショップでの買取は買取査定によって値段がつかない場合がありますが、こうしたサービスを使えば自分で値段をつけて出品することができます。また、リサイクルショップという仲介がないので、買取よりも高い値段で販売できる可能性もあります。
しかし、オークションサイトやフリマアプリも当然メリットばかりではありません。注意点を3つ挙げておきます。
・売れるまで処分できない
・梱包や発送が大変な場合がある
・手数料や送料を考えた値段設定を行わないと損をする
出品は簡単ですが、すぐに買い手がつくかどうかはわかりません。出品をしたもののずっと売れないということもあり得ます。その場合は結局いつまでも処分できないことになります。
また、商品が売れた場合は購入者へ発送しなければなりません。テレビ台の場合はサイズも大きいので、梱包や配送センターまでの運搬が大変になります。そうした手間がかかることも忘れてはいけません。
そして気をつけなければいけないのは手数料や送料との兼ね合いです。ヤフオクやメルカリ、ラクマで出品した商品が売れると、金額の数パーセントが手数料として引かれます。
例えばメルカリの場合、1000円で出品したとすると手数料が商品代金の10%(100円)かかります。送料を出品者負担にしていると、さらにそこに送料の支払いが必要になります。
運送会社ではサイズと配送エリアによって金額が変わりますので一概には言えませんが、送料が2000円ほどになることもあります。そうすると、1000円で売ったものの、手数料と送料で2100円分かかってしまいますので、結局1100円分マイナスになってしまうのです。
売れたと喜んでいても、梱包や運搬の手間がかかった上に結局損をしてはメリットがありません。こうした点にも注意した上で使うようにしましょう。
ジモティーを使って譲渡する
地元掲示板ジモティーは不用品の譲渡や販売を行えるウェブサービスです。
最大の特徴は、住んでいる地域から「何キロ以内」という条件付きで取引を行うことができる点です。また、販売だけでなく譲渡もできますので、「お金にすることにこだわりはないけれど、捨てるのはもったいないから誰かに使って欲しい」と考えている方には向いているサービスと言えます。
ジモティーの使い方を簡単に説明します。
①ホームページから無料の会員登録を行う。
②ログインし、「投稿」ボタンをクリックする。
③商品の写真と説明、価格と取引場所を入力し、「投稿する」ボタンをクリックする。
フリマアプリやオークションサイトと同じように簡単に出品することができます。また、地元に特化しているので、取りに来てくれる人限定といった出品方法を取ることもできます。それにより梱包や発送の手間がかかりません。
しかし、以下の注意点があります。
・売れるまで処分できない
・直接取引を行うのでトラブルになる可能性もある
実はジモティーには、フリマアプリやオークションサイトのような決済機能が付いていません。不用品の売買に使われることの多いサービスですが、あくまで「地元掲示板」なのです。
決済機能の付いたサービスの場合、取引が完了すると運営会社の方から指定した口座にお金が振り込まれます。しかし、決済機能が付いていないジモティーの場合、取引場所で現金の受け渡しを行なったり、指定の口座に振込をお願いすることになります。
「商品は渡したのにお金が振り込まれない」などのトラブルも起きているので、取引方法には注意が必要です。
また、取りに来てもらう際に自宅を知られたり、運搬の際に知らない人を自宅に入れるといったリスクもあります。発送の手間や送料のことを考えると取りに来てもらえるのはありがたいですが、こうしたリスクがあることも知っておく必要があります。
引越し業者の不用品回収サービスを利用する
引越し業者の中には、引越し時に出る不用品の回収サービスを行なっている業者があります。もしも新居で使わないテレビ台が出た場合には、引越し業者に持って行ってもらうことで簡単に処分することができます。
中には引き取りだけでなく買取に対応している業者もあります。そうした引越し業者はリサイクルショップと提携関係にありますので、買い取ることでリサイクルショップで再販売できるのです。
引越しのタイミングでテレビ台を処分したいとお考えの場合はこの方法も検討してみてください。
引越し業者を利用しての処分においては注意点が3つあります。
・引越し時しか利用できない
・引越し業者によって対応の可否が異なる
・無料、有料、買取は業者とモノの状態によって異なる
まず、引越し業者による不用品回収は引越し時にしか利用できません。また、全ての引越し業者が不用品の回収を行なっているわけではありません。不用品の回収を行なっている業者でもエリアによっては対応不可としている業者もあります。
そして、不用品回収は基本的に引越しのオプションサービスとなるので、引越し代金に加えてオプション料金が発生することもあります。買取に対応している業者でも、値段がつかないものは有料での回収になる場合もあります。その点もご注意ください。
引越しと合わせて処分を検討されている方は、引越し業者に不用品の回収・買取に対応しているかはじめに確認しておく必要があります。
自治体でゴミとして捨てる
テレビ台の買取や販売ができない場合には、ゴミとして捨てることになります。自治体でゴミとして処分する場合にはゴミの区分を確認して、正しい方法で処分しなければなりません。
ゴミの区分や捨て方は、全国の自治体で様々です。燃えるゴミとして処分できる場合もあれば、粗大ゴミとなり、有料での処分になる場合もあります。
まずは自治体のホームページで捨て方を確認する必要があります。
インターネットで「お住いの市区町村 テレビ台 捨て方」で検索し、自治体のホームページを確認してみてください。もしも明確な記載がなければ問い合わせ窓口に電話で確認します。
一般的にはテレビ台を処分する場合、粗大ゴミとなる自治体が多いです。自治体によって粗大ゴミの規定が異なりますが、一辺の長さが30cm以上のゴミは粗大ゴミになる可能性が高いです。
粗大ゴミとしての処分は大きさや重さによって有料になる場合があります。テレビ台の場合は一般的に400円から2000円程度です。横浜市では500円、東京世田谷区ではサイズによって400円から2000円と自治体によって異なります。
金額や処分方法を確認の上、指定された処分方法を守って処分しましょう。
自治体で処分する上での注意点は2つあります。
・基本的には有料
・ごみ収集場まで運ぶ必要がある
テレビ台を自治体で捨てる場合には、ごみ収集場まで運ばなければなりません。また、指定される方法や曜日を守る必要もあります。
処分方法を確認せずに誤った方法で捨てると、回収してもらえず近隣の方へ迷惑をかけることになります。必ず処分方法を確認の上、正しい処分方法を取りましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者では家庭でいらなくなったものをまとめて回収してくれます。
自治体での処分と比較した時の最大のメリットは、自宅まで引き取りに来てくれることです。収集場への運搬が必要ありませんので、運ぶのが大変だと思われている方には適した処分方法だと言えます。
また、希望した日に来てくれることも仕事や家庭の都合で忙しい方にとってはメリットになります。確実かつ手軽に早く処分したい方にはオススメの処分方法です。
しかし、不用品回収業者への依頼は有料となり、自治体での処分よりも割高になる場合があります。
そのため、利用する場合はテレビ台以外の不用品もまとめて処分するのが良いでしょう。そのように処分することで、コストパフォーマンスをあげることができます。
不用品回収業者は日本全国に数多く存在します。中には料金体系が不明瞭であとから高額な請求されたり、集めた不用品を不法投棄する悪質業者も存在します。
そのような業者に当たらないためにも、弊社の「不用品回収業者の一括見積もりサイト」で紹介する業者から選ぶことをおすすめします。
テレビ台は家の中の不用品とまとめて処分するのがオススメ
以上がテレビ台を処分する6つの方法でした。
テレビ台は大きくて重いものも多く、簡単に処分できるものではありません。リサイクルショップの出張買取の利用や不用品回収業者に依頼するなど、なるべく手間のかからない方法を選ぶのが良いでしょう。
不用品回収業者の場合はテレビ台以外の不用品も持って行ってくれますので、この機会に家の中のいらなくなったものをまとめて処分してみてはいかがでしょうか。
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