買取or有料 業者orゴミ 庭石の処分方法と費用について

日本庭園の”顔”ともいえるべき庭石。存在するだけで庭に趣が生まれ、美しさを増す一つの要素となります。

庭石は、日本では昔から庭造りの肝と考えられてきましたが、あくまでも観賞用の石です。庭をリフォームしたいときや家ごと改築したいときなどに、必ずしも再利用できるとは限りません。

そんな庭石が不要になったら、どのように処分すれば良いのでしょうか。

目次
  1. 1. 庭石を処分する5つの方法と注意点
  2. 1.1. 1庭石の主な種類は3つ!
  3. 1.1. 2庭石を処分する流れを確認しよう
  4. 1. 難易度が高い処分方法!庭石の買取をしてもらうためには?
  5. 1.1. 1庭石の需要は少なくなっている
  6. 1.1. 2業者での庭石の買取や下取りは難しい
  7. 1.1. 3庭石を自分で売ることも可能です
  8. 1. 意外に需要がない!庭石を譲渡したいときの手順と運び出しの注意点
  9. 1.1. 1庭石を譲渡する相手を探そう
  10. 1.1. 2石材運搬車や自動車で庭石を搬送する
  11. 1. 造園業者or解体業者orホームセンターor不用品回収業者 庭石を処分するにはどの方法が安い?
  12. 1.1. 1庭石を無料で処分してもらえる可能性はある
  13. 1.1. 2重くて運べない!庭石を動かす工事費用は?
  14. 1.1. 3庭石を有料で処分する費用の相場は?
  15. 1.1. 4庭石の処分に困ったら不用品回収業者へ!費用はいくらくらい?
  16. 1. 庭石は処理困難物!自治体にゴミに出すことは不可か条件付きなんです
  17. 1.1. 1庭石を捨てると不法投棄になります
  18. 1.1. 2庭石は不燃ごみや粗大ごみに出せる場合も!
  19. 1.1. 3庭石をハンマーで砕く方法とは?
  20. 1. 庭石を処分するには基本的にお金がかかります

庭石を処分する5つの方法と注意点

庭を造るときは重要な役割をもつ庭石ですが、不要になるととことん邪魔になってしまうもの。しかも、いざ撤去するとなると手間暇がかかるんです。

ここでは、まず庭石の種類にはどんなものがあるか、また、処分の流れを簡単にご説明していきます。

 

1庭石の主な種類は3つ!

庭石と一言でいっても、その種類は主に3つに分けることができます。

一つは「景石」と呼ばれるものです。庭園の美しさを構成するのに必須、要所に配置される石を指します。

1石で鑑賞する「庭石」と2石以上を組み立てて構成する「組石」とがあります。存在感のある佐渡赤玉石や木曽石などが用いられます。

二つめは「飛び石」と呼ばれるもの。庭園の通路に埋め込まれているのが一般的です。

池の中に配置されているものもあり、人が歩くことを想定しているため、ある程度の耐久性が求められます。
飛び石には三波石や御影石が用いられることが多いです。

三つめは「沓脱石(くつぬぎいし)」飛び石と出入り口の間に配置されるのが一般的です。靴を脱ぐ場所でもあります。

沓脱石には鳥海石や御影石がよく用いられます。

 

2庭石を処分する流れを確認しよう

不要になった庭石を捨てたい!でも、その方法が分からない…というあなた。
その庭石をできるだけお金をかけずに処分したいと思いませんか?

そこではじめに検討すべきなのが…

①買取してもらいお金に換える

②下取りしてもらう

という二つの方法です。しかし、この方法で処分できる可能性は低いと考えておいた方が良いです。

次に検討したいのが…

③譲渡や寄付

庭石を必要としている誰かに再利用してもらえれば、庭石にとっても嬉しいことこの上ないでしょう。

④自治体にゴミとして廃棄してもらう

燃えるゴミとして出すことは出来ませんが、自治体によっては不燃ごみや粗大ごみとして廃棄することが可能です。

⑤業者に処分してもらう

●購入したホームセンター
●造園業者
●解体業者
●不用品回収業者

など選択肢はいくつかあります。
この場合、ほとんどが有料での引き取りとなり、無料で引き取ってもらえるのは一部の業者のみです。

①~⑤までの処分方法を順を追って検討していくのがベターでしょう。

 

難易度が高い処分方法!庭石の買取をしてもらうためには?

庭石の処分方法でもっとも理想的といえるのが、買取です。
しかしながら、もっとも現実的ではないと言い換えることもできます。

庭石の買取が難しい理由と、売却できる条件などをみていきましょう。

 

1庭石の需要は少なくなっている

庭石を買い取ってもらうことが難しい理由の一つが、需要自体が少なくなっていることにあります。

今の日本では、新築を建てるときに和風の家よりも洋風の家を選ぶ人が多い傾向にあります。日本庭園を造る人も減っており、それどころか古い家屋を解体する事例が増えているのです。少子高齢化や晩婚化が進んでいることも背景にあると考えられます。

プラスチック製の障子紙など、傷や破れに強い障子紙を使っている場合も同様です。プラスチック類は可燃ごみとして処分しても良い自治体と、そうでない自治体がありますので気を付けましょう。

「日本庭園を新たに建てるので庭石が欲しい」というニーズよりも、「日本庭園を壊すので庭石を撤去したい」という供給の方が圧倒的に多いのです。

むしろ庭石が余っている状況、といっても過言ではありません。

 

2業者での庭石の買取や下取りは難しい

買取が難しい現状で、なんとか庭石を買い取ってもらうことはできないのでしょうか。

残念ながら、造園業者や石材店では庭石の買取はほとんどおこなっていません。

ただし、以下の二つの条件のどちらかをクリアしている場合は、買い取りや下取りができる可能性があります。

●観賞用価値の高いもの

新潟県佐渡市の赤玉地区でしか採取できない赤みを帯びた「赤石(赤玉石)
」主に愛媛県(三波川変成帯)で採取できる青みを帯びた「伊予青石玉
埼玉県秩父地方で採取できる「秩父青石」など。

石材で加工された製品(動物のオブジェや置物、灯籠など)

もちろん、庭石の買取サービスをおこなっていることが前提となるため、どの業者でも可能というわけではありません。

 

3庭石を自分で売ることも可能です

高額で購入した庭石を、お金を払って処分するのは納得いかない!というあなた。
どうしても庭石を買い取ってほしいのであれば、自分で売るという方法を検討してみましょう。

インターネットオークションやフリマサイトを利用すれば、自分の希望価格で出品することが可能です。

【ヤフオク(https://auctions.yahoo.co.jp/)】

【メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)】

【ラクマ(https://fril.jp/)】

【モバオク(https://www.mbok.jp/)】

などのサイトが有名です。
利用登録者も多いため、庭石が欲しい人の目に留まれば売れるかもしれません。

とはいえ、需要が少ないことには変わりなく、売れる庭石の条件は業者の買取と同じと考えておきましょう。

 

意外に需要がない!庭石を譲渡したいときの手順と運び出しの注意点

お金に換えられないならば、せめて無料で誰かにもらってほしいと考えるのは当然のことです。

あなたが要らない庭石を、誰かが必要としている可能性はゼロではありません。
庭石の買取を造園業者や石材店で断られたら、次に検討すべきなのは譲渡や寄付です。

 

1庭石を譲渡する相手を探そう

まずはあなたの周りの人(親戚や隣人、ご近所さん、友人、知人など)に「不要な庭石があること」を伝えましょう。
特に、自宅に大きな庭を持っている人であれば、庭石の1つや2つもらってくれるかもしれません。

それでも見つからなければ、インターネットの無料掲示板に「庭石ゆずります」という名目で譲渡先を募集してみると良いです。

例えば、「地元の掲示板 ジモティー」などが挙げられます。

住んでいる都道府県や地域(マイエリア)を設定して登録、情報を掲載すれば、あなたの家の近所で庭石を探している人を見つけやすくなります。

 

【ジモティー(https://jmty.jp/)】

また、地域によっては自治体で「あげます」「ゆずってください」という不用品のリサイクル情報を提供しているところもあります。

例えば、中央区では公式ホームページ上にて不用品を無償でゆずりたい人向けの掲載情報を募集しています。

掲載には条件が設けられており、申請をしなければなりません。
お住いの自治体のホームページを確認してみる、あるいは役所に問い合わせてみるなどしてみてください。

教育機関や保育園、幼稚園、介護施設などに庭石の寄付ができる場合もあります。
近所にこういった施設があれば、庭石の寄付ができないか聞いてみるのも良いでしょう。

特殊な庭石であれば、SNS(TwitterやInstagram)に掲載することで引き取り希望者が現れるかもしれません。
庭石を譲渡するには、自分から積極的に情報を発信していくことが必要です。

【中央区(https://www.city.chuo.lg.jp/)】

 

2石材運搬車や自動車で庭石を搬送する

庭石を譲渡する相手が決まったら、自宅の庭から目的地まで運び出す方法を考えましょう。

たとえ庭石一つであっても、一般的な運送会社では搬送に対応していません。
例えば、ヤマト運輸の「らくらく家財便」は大きなものを運ぶためのサービスですが、庭石のほかに土や砂利、肥料、ブロックなど造園にかかわる品物は対象外です。

遠方の場合は自動車やトラックで運ぶ必要がありますが、近場に移動させる場合は石材運搬車で搬送することも可能です。

 

【石材運搬車の一例】

強化一輪車です。石材運搬車には二輪タイプのものもあります。

 

四輪台車です。建設現場や病院、スーパーマーケットなどで見かけます。

 

庭石は重量のあるものですから、大きなものになると男性数人で運び出さなければなりません。女性やお年寄りなどでは難しいこともあるでしょう。
数が多いと乗用車や軽トラックでは運び出しが不可能な場合もあります。

「そもそも庭石を持ち上げることができない」となると、次項でご説明するように業者に移動を依頼する方法も検討すべきです。

 

造園業者or解体業者orホームセンターor不用品回収業者 庭石を処分するにはどの方法が安い?

「家を更地にするので庭石を処分しなければならない」
「建て替えを機に庭石を撤去したい」
「重くて持ち上げることができない」

このようなケースでは、専門業者に処分を依頼する方法も検討してみましょう。

ホームセンター、造園業者、解体業者…庭石の処分を依頼できる業者は3種類。
運び出しや撤去にかかる費用や条件などを確認していきます。

 

1庭石を無料で処分してもらえる可能性はある

まずは庭石を無料で処分してもらう方法について考えましょう。

●ホームセンター

ホームセンターや石材店などの店舗によっては、無料で引き取ってくれるところがあります。
ほとんどの場合、庭石を過去に購入した・これから購入する店舗に限りますし、店によってはそもそも引き取りの対応を行っていない場合があるので確実性には乏しいです。

一度、問い合わせてみる必要があるでしょう。

 

●造園業者

造園業者(あるいはリフォーム会社)が庭石を引き取ってくれるケースもあります。

需要があり再利用可能な石であれば、状態によっては無料で回収してもらえる可能性がありますが、ほとんどが有料になると思っておきましょう。

庭石の撤去のほか、庭の整備や剪定を依頼することが条件になる場合も。

自宅の庭を施工した業者や近所の業者に問い合わせてみると良いです。

 

2重くて運べない!庭石を動かす工事費用は?

庭石の重さはサッカーボール程度の大きさでも70㎏前後あり、縦横と奥行きが各50㎝程度になると300㎏を越すものもあります。

庭石を処分したくても運び出すことができないとなると、庭石を掘り起こすための工事をしなければなりません。こちらは当然有料となります。

撤去工事で一般的なのは、ユニック車やクレーン車などの重機を用いた方法です。短時間で作業をおこなうことができますが、工事費用は10万円~と高額になります。

ハンマーで斫りをおこなう方法もあり、庭の面積が狭くても作業できる、費用を抑えられるというメリットが。工事費用は5万円~と半額程度に抑えられる可能性もあります。

ただし、騒音が発生することや作業が長時間に及ぶなどのデメリットも考えられます。

 

3庭石を有料で処分する費用の相場は?

庭石を無料で引き取ってもらうことができない場合、有料で処分してもらう形になります。

●解体業者

解体業者では有料で庭石の処分をおこなっています。

費用の相場は1㎏あたり30~40円程度。庭石1立方メートルにつき2.5~3tの重さを想定すると、1立方メートルを処分するのにかかる費用は大体30,000~40,000円です。
人件費と重機代、運搬費などを合わせて最低70,000円は見ておきたいところ。

庭石の大きさや個数、依頼する業者によっても異なりますが、総額50万円以上になるケースもあるでしょう。
庭の立地条件や作業車両が入りずらい環境にある場合、別途費用が発生する可能性もあります。

●造園業者

再利用が可能な庭石の場合、有料であれば造園業者が引き取ってくれる可能性は高いです。
処分費用は無料で、人件費と運搬費、諸経費のみで引き取ってくれる業者もあります。

いずれの場合も、庭石の処分を依頼するときは複数の業者に見積もりを取ることをお奨めします。

 

4庭石の処分に困ったら不用品回収業者へ!費用はいくらくらい?

庭石を掘り起こす必要がなければ、不用品回収業者に依頼することもできます。>
ホームセンターや造園業者、解体業者で処分を断られてしまったときにも、最終的に頼りになるでしょう。

不用品回収業者に庭石を処分してもらう場合、処分費のほかに基本料金、人件費、運搬費がかかります。(特殊工具での粉砕作業や車両作業が必要となった場合は別途オプション費用が発生します。)

処分費は庭石の体積で料金が算出されるのが一般的です。

 

庭石の体積 重さ 処分費用
0.05㎥未満 20㎏程度 8,000円
0.1㎥未満 250㎏程度 10,000円
0.2㎥以上 500㎏程度~ 20,000円~

※庭石の体積=高さ×幅×奥行
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

庭石1㎏あたり40円程度の計算になります。

また、基本料金は3,000円前後、人件費は1名5,000円前後です。
車両費は軽トラックや2tトラック、4tトラック、ユニック車と種別で異なりますが、3,000~25,000円前後かかります。

不用品回収業者に庭石(1m以内のものを1つ)回収してもらう費用の相場は、総額20,000~30,000円となります。

 

庭石は処理困難物!自治体にゴミに出すことは不可か条件付きなんです

少量の庭石やオブジェ一つなど、業者に依頼するまでもない場合、家庭ごみとして廃棄できたら非常に楽ですよね。

しかし、現実はそんなに簡単ではありません。
庭石を「処理困難物」に指定している自治体も多く、燃えるゴミとして出すことはできないのです。

 

1庭石を捨てると不法投棄になります

庭石は処理困難物として、多くの自治体ではゴミとして受け入れることはできないとしています。

処分に困ったからといって、空き地や公園、山林、河川敷に捨てることは不法投棄として罪に問われる可能性があるのです。
もちろん、海や川の中に捨てることも法律で禁止されています。

もし、見つかった場合、5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金が科せられることがあります。未遂の場合でも罰せられるため絶対にやめてください。

 

2庭石は不燃ごみや粗大ごみに出せる場合も!

燃えるゴミには出せませんが、自治体によっては不燃ごみに出すことができる場合があります。

その場合でも、
●多量にならないよう、少量ずつ半透明の袋に入れて出す
●小さく粉砕して出す
●~㎝以下のもの

…などのルールが定められているため、必ず遵守しましょう。

また、粗大ごみに出すことができる場合も。

各自治体の粗大ごみ受付センターに申し込みの上、有料粗大ごみ処理券を貼って指定の場所に出してください。有料粗大ごみ処理券はスーパーやコンビニで数百円で購入できます。

自治体によって処理券の値段や型式が異なり、A、Bに分けて貼る地域もあれば1枚のみを貼る地域もあります。

※重量や大きさによっては引き受けてもらえないことがあるため、事前に役所へ問い合わせしておくと良いです。

 

3庭石をハンマーで砕く方法とは?

大きな庭石を燃えないゴミに出したのであれば、自分で粉砕して小さくする方法も検討しましょう。
その際、いくつかの道具が必要になります。

●ハンマードリル

コンクリートの斫り作業や穴あけなどで用いられる電動工具です。

●ハンマー

釘を打ち付けたり金属を潰したりするのに用いられる工具です。

●セリ矢

石を割るのに使う工具です。チューリップのような特殊な形状をしています。

庭石を割る手順は以下になります。

1.ハンマードリルで庭石に穴を開ける(5~10㎝間隔)
2.セリ矢を穴に差し込む
3.ハンマーでセリ矢を叩く

庭石はコンクリートよりも硬く頑丈なため、体力に自信のある方にしか向かない作業です。

いずれの場合も、騒音や振動が発生するため、近隣トラブルに発展しないよう注意が必要しましょう。

 

庭石を処分するには基本的にお金がかかります

庭石は昔に比べて需要が少ないため、買取はまず無理だと思っておきましょう。
よくて無料での引き取り、基本的には処分にお金がかかるものです。

庭石の処分では「いかに安く、楽に済ませられるか」を重要になってきます。
そこで、利用したいのが弊社のような一括見積サイトです。
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