不要なベビーカーはどう処分すべき?ベビーカーの処分方法について

お子さんの成長に伴い「ベビーカー」もその役目を終えてしまいます。さて、場所を取る不用品は処分が必要になりますが、ベビーカーを処分する方法は「捨てる」一択ではありません。そこで、ベビーカーの正しい処分方法について解説します。

目次
  1. 1. ベビーカー処分の流れや手段をまず確認
  2. 1. ベビーカーを売却する
  3. 1.1. 1 専門店に買い取ってもらう
  4. 1.1. 2 リサイクルショップに買い取ってもらう
  5. 1.1. 3 フリマアプリやオークションサイトに出品する
  6. 1. ベビーカーを買い替える際に下取り・引き取りしてもらう
  7. 1. ベビーカーを譲渡や寄付で譲る
  8. 1.1. 1ベビーカーを譲渡する
  9. 1.1. 2ベビーカーを寄付する
  10. 1. どうしようもなければ捨てましょう
  11. 1.1. 1粗大ごみとして捨てる
  12. 1.1. 2不用品回収業者に引き取ってもらう
  13. 1. ベビーカーの状態に合わせた適切な処分方法の選択を

ベビーカー処分の流れや手段をまず確認

まずは、ベビーカーをどういった方法で処分できるのか、基本的なところから簡単に解説します。大きく分けて「売る」「下取り」「寄付」「譲渡」「捨てる」「回収してもらう」といった方法があり、以下の4つに分類できます。
①売れるかどうか
②買い替えなら下取り
③譲渡や寄付
④いずれも無理なら捨てるしかない

ベビーカーを売却する

  
   

まず1つ目の選択肢は「ベビーカーを売却する」ことです。状態の良いベビーカー、まだ使えるベビーカーを、不要だからと捨ててしまうのはもったいないです。中でも最もお得な選択肢が、ベビーカーを売って換金することです。

一口に「ベビーカーを売却する」といっても、いくつか選択肢があります。具体的には「ベビーカーの専門店に買い取ってもらう」「リサイクルショップに買い取ってもらう」「フリマアプリやオークションサイトに出品する」といった選択肢があります。

1 専門店に買い取ってもらう

最もお得な条件で買い取ってもらえるであろう方法は「ベビーカーの専門店に買い取ってもらう」という方法です。ベビーカーの専門店であればベビーカーに関する知識が豊富であるため、適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高くなります。ベビーカーの状態が良く、少しでも高く売れる可能性を考えるのであれば、専門店に買い取ってもらいましょう。

ただし、ベビーカーの状態が悪いものや古いもの、傷や汚れが目立つものなど使い込んでいる感が強いベビーカーは、なかなか買い取ってもらえない可能性が考えられます。新し目であまり使っていない、状態の良いものであれば「売れるかも?」程度に考えると良いかもしれません。

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2 リサイクルショップに買い取ってもらう

次に「リサイクルショップに買い取ってもらう」という方法です。リサイクルショップでもベビーカーの買取をしているところがあり、専門店を利用しなくてもベビーカーを買い取ってもらうことができます。

ただし、査定額は専門店ほど高額にならない可能性が高いです。しかし、ベビーカー以外にも買い取ってもらいたいものがあれば、まとめて査定してもらうという方法もあります。また、出張買取を利用すれば、かさばる不用品をまとめて引き取ってもらうことも可能です(売れる、または無料引き取り等が可能であれば)。

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3 フリマアプリやオークションサイトに出品する

他には「フリマアプリ」や「オークションサイト」に出品して買い取ってもらうという方法があります。昨今、手軽に利用できる「メルカリ」や「ヤフオク」の利用者が増加しており、副業としても人気を集めています。

特にオークションサイトであれば、落札希望者同士が競り合って価格が吊り上がる可能性があります。希少価値の高いベビーカーや人気のベビーカーであれば、購入希望者が集まりやすく、良い条件で売れる可能性が高くなります。

また、状態が良くないなどの理由で業者買取を拒否されたベビーカーであっても、使えるものであれば買い取ってもらえる可能性が残されています。ただし、こちらの場合でも状態の悪いものだとなかなか買い手が見つからない可能性が高いことは、念頭に置く必要があります。

メルカリ

ヤフオク

ベビーカーを買い替える際に下取り・引き取りしてもらう

  
   

2つ目の選択肢として「ベビーカーを買い替える際に、その販売店に下取り・引き取りしてもらう」という方法です。ネット上では新品のベビーカー購入を条件とした下取りや引き取りサービスを提供している店舗は見つけられませんでしたが、地方の個人店舗であればそうしたサービスを提供している可能性があります。

この手のサービスを利用してベビーカーを処分するメリットは、「処分に費用がかからないことが多い」ことです。商品購入を条件とした下取りや引き取りサービスは、無料あるいは下取り価格で商品代金を値引きしてもらえる(あるいは商品券やポイントなどの形で還元)可能性があり、処分費用を支払う必要がありません。中には処分費用を必要とするケースもありますが、その場合でも不用品回収業者に依頼する場合と比較して安い費用で引き取ってくれるケースが多いです。

ベビーカーを譲渡や寄付で譲る

  
   

3つめの方法は「ベビーカーを譲渡・寄付で、誰かに譲る」という方法です。お子さんの成長によって不要になったベビーカーでも、小さいお子さんがいるご家庭や施設などでは必要とされるケースも多いです。ベビーカーは基本的に数年で不要になりますが、その期間であれば劣化のリスクはさほど大きくはないでしょう。ベビーカーが新品であったなら、まだまだ使えるはずですから誰かに有効活用してもらうのも良い選択肢となるはずです。

1ベビーカーを譲渡する

まずは「ベビーカーを譲渡する」という方法です。例えば「知り合いのところに子どもが生まれた」「近所に保育園がある」など、近隣でベビーカーを必要としている人や施設のところに、ベビーカーを引き取って使ってもらうという方法です。

メリットとしては、やはり「ベビーカーを有効活用してもらえる」ということです。お子さんの成長を共に見守ってきた、思い入れのあるベビーカーを、売れないからと言ってただ捨ててしまうのはなんだか寂しいですよね。まだ壊れているわけではない、修理すればまだ使えるというのであれば、無料でも良いから誰かに引き取ってもらうことで、その場所でベビーカーに新しい人生を歩ませることができます。

近隣に引き取り手を見つけられない場合は「ジモティー」などのサービスを利用して、引き取り手を募集するという方法もあります。この方法なら積極的にベビーカーを欲しがっている人を見つけられます。

引き取りに関しては、自分で持っていくこともできますし、場合によっては相手に引き取りに来てもらうこともできます。この点は相手側としっかりと確認し、トラブルが無いようにしましょう。

ジモティー

2ベビーカーを寄付する

もう1つの方法は「ベビーカーを寄付する」ことです。保育園などの施設に譲渡するのも寄付に相当しますが、こちらの場合はどちらかといえば「募金」に近い形でベビーカーを役立ててもらう方法となります。

「ワールドギフト」「セカンドライフ」では、不用品の寄付を募集しています。集まった品物はそのまま再利用したり売却して金銭などの形にして、国内外の恵まれない人たちのところに届きます。不要なベビーカーが、何らかの形で社会貢献につながるのが、ベビーカーを寄付する最大のメリットとなるのです。

ただし、この手の団体のすべてがベビーカーの寄付を募集しているわけではありません。ネットであれば「ベビーカー 寄付」で検索してみて、検索結果に出てきた団体のホームページ等でベビーカーの寄付を集めているかどうか確認してから行動に移ってください。

ワールドギフト

セカンドライフ

どうしようもなければ捨てましょう

  

まだ使い道がある、まだまだ活躍できるベビーカーであれば、売却や譲渡などで誰かの役に立ってもらった方がやはり気持ち良いものでしょう。しかし、残念ながらすべてのベビーカーが新しい生き方を歩めるわけではありません。

兄弟姉妹で使いまわしたものや知人から譲り受けたものなど、使用年数が長く劣化や故障がひどいものだと、もはや安全に使い続けることは難しいです。そうしたベビーカーは今まで使用してきたことに感謝し、処分して眠らせてあげるのが一番でしょう。

1粗大ごみとして捨てる

ベビーカーに限らず、家具家電などの類の処分には少なからず費用がかかります。少しでも安くベビーカーを処分したいのであれば「自治体に粗大ごみとして出す」のが適しています。

ごみの扱いは自治体によって異なりますが、ベビーカーはほとんどの自治体で「粗大ごみ」として扱われています。ただし、一口にベビーカーと言っても種類があり、例えば東京都世田谷区の場合であれば以下の区分で処分費用が決められています。

①ベビーカー(一人用)【乳児用具】
②ベビーカー(二人用以上)【乳児用具】

粗大ごみの出し方やベビーカーの種類による処分費用の違いなどは、お住いの自治体によって異なります。ベビーカーを粗大ごみとして処分したいのであれば、お住いの自治体のホームページを確認するか、担当者に問い合わせる等して適切な処分方法を調べておきましょう。ネットで調べるのであれば「(自治体名) ベビーカー ごみ」で検索すれば、上位に該当ページが出てくるはずです。

2不用品回収業者に引き取ってもらう

もう1つの方法は「不用品回収業者に引き取ってもらう」ことです。粗大ごみとして処分するよりも費用がかかりますが、「他の不用品もまとめて処分できる」「自宅まで回収しに来てもらえる」などのメリットがあります。

自似たような方法として「引っ越し時に、引っ越し業者に引き取ってもらう」という方法があります。珍しいサービスではあるのですが、引っ越しに際して発生する不用品を業者に引き取ってもらうサービスとなっています。もし、引っ越しを機にベビーカーやその他の不用品を処分したいのであれば、利用してみると良いでしょう。

ベビーカーの状態に合わせた適切な処分方法の選択を

  
   

ベビーカーを処分するといっても、ベビーカーが使える状態なのか等を考慮すると最適な処分方法の選択肢が異なることがわかります。常に売ったり譲渡できるわけではありませんが、ベビーカーを捨てる以外の選択肢が選べるのであれば検討してみてください。