不用になった時計を、上手に損せず処分するには

この記事では、土・砂・石の処分方法を5つご紹介します。

腕時計、置時計、掛時計など、不用になった時計はどのように処分すれば良いのでしょうか?

完動品であれば、知り合いなどにあげてしまうのが最も手っ取り早い方法ですが、そういう相手がすぐに見つかるとも限りません。

ここでは、不用になった時計を賢く処分する方法についてご紹介します。

目次
  1. 1. ブランド腕時計を売る方法
  2. 1.1. 1少しでも高く売るには
  3. 1.1. 2ブランド買取ショップに売る
  4. 1.1. 3オークションサイトやフリマサイトで売る
  5. 1. 置時計・掛時計を売る方法
  6. 1. 時計を捨てる方法
  7. 1.1. 1自治体に回収してもらう
  8. 1.1. 2時計の無料回収業者に依頼する
  9. 1.1. 3不用品回収業者に依頼する
  10. 1. 時計が不用になったら

ブランド腕時計を売る方法

ひとくちに時計といっても、腕時計、置時計、掛時計など、種類はさまざま。
そんななかで、最もお金に換えやすいのがブランドの腕時計です。

ロレックス、オメガ、カルティエといった海外の人気ブランド腕時計は、ステイタスの象徴として身につける人が多いほか、機構の精巧さやデザインの美しさでコレクターアイテムとしても高い人気誇っています。
そのため、個人レベルでの売買も盛んに行われており、中古市場も活性化しています。

この項では、ブランド腕時計を売る方法について紹介します。

1少しでも高く売るには

不用になったブランド腕時計を売れるのであれば、少しでも高く買い取ってもらいたいもの。

高く売れる条件は、言わずもがなかもしれませんが・・・
●人気ブランドの人気モデルであること
●使用感が少なく、きれいなこと
●付属品が揃っていることです。

ご自身で行えることで査定アップにつながるのは・・・

(1)きれいに掃除すること
(2)購入時の付属品を揃えること
(3)複数の査定を受けること が挙げられます。

(1)の掃除については、メガネ拭きのような柔らかい布でやさしく拭いたり、ベルトのすき間に溜まった汚れを取るようにしましょう。
ただし、やりすぎて傷つけてしまうと逆効果ですので、無理のない範囲で行いましょう。

また、電池切れで動かない時計は、それだけで査定がダウンしてしまうことがあるので、可能であれば、電池交換を行って、完動品の状態で査定に出しましょう。
とはいえ、査定金額よりも電池の交換金額が上回ってしまっては意味がないので、事前にネット査定などを受けてから、行うようにしてください。

なお、時計にご自身のイニシャルや記念日などが記されているケースがありますが、もし可能であれば、削除するようにしましょう。

時計の裏ぶたに刻印されているようなもの場合、再販売の際にパーツ交換が必要になるため、大幅に査定金額が下がってしまう可能性があります。

(2)の付属品は、購入時に付いてきたものはできるだけすべて揃えましょう。
保証書、取扱説明書、ベルトの長さを調節するためのコマや交換用ベルト、さらに残っていれば、購入時に時計が入っていた箱などもあるとベストです。

(3)については、ブランド腕時計を買取しているショップはたくさんあり、ショップによって査定額が変わってくるため、時間があれば、複数のショップに査定を依頼して、いちばん高く買い取ってもらえるところに売るのが得策です。

2ブランド買取ショップに売る

ブランド腕時計を売るにあたり、真っ先に思いつくのがブランド専門の買取ショップです。

特徴は、ブランド腕時計に精通したスタッフが査定を行うこと。
そのため、人気のブランド・モデルについては高値が期待できる反面、人気のないものや状態の良くないものについてはシビアな査定になりがちです。

人気のブランド専門買取ショップをご紹介しましょう。

出典:時計買取.biz

時計買取.bizはブランド腕時計専門の買取ショップです。
特徴は一括査定。同店に査定を依頼すると、最大10社の複数の査定業者が査定金額を提示し、そのなかで最も高い買取金額が査定金額になるというもの。そのため、高価な買取金額が期待できます。

買取方法は、東京・上野での店頭買取と、全国対応の宅配買取の2つ。
宅配買取に申し込むと、時計梱包用の緩衝材や案内書、買取成立時に必要な書面がパッケージされた「簡単買取パック」が送られてくるため、案内に従って腕時計を梱包して返送するだけ。運送中の事故に対応した損害保険にも加入しているので安心です。

出典:KOMEHYO

KOMEHYOは創業70年を超えるブランドリユース店の老舗です。上場しているという安心感もあります。

国内外に多彩な販売網を持っていることが高価買取につながります。また、自社で高度なメンテナンスを行えるため、多少のキズや汚れがあっても買い取ってもらえます。

買取方法は店頭買取と宅配買取の2つ。全国に買取センターを展開しているため、店頭買取に行きやすいのもポイント。店頭でスタッフと交渉しながら、査定を受けることができます。また、宅配買取の場合は、申し込むと梱包材付きのダンボール、送り状、申込用紙がセットになった宅配キットが送られてきて、それに腕時計を入れて着払いで返送することになります。

3オークションサイトやフリマサイトで売る

「Yahoo!オークション」等のオークションサイトや、「メルカリ」「ラクマ」のようなフリマサイトで売るという方法もあります。

これらを利用するメリットは、ご自身で値付けができることと、ブランド専門買取ショップでは買い取ってもらえなかったものでも売れる可能性があること。
腕時計はコレクターも多いので、タイミング良く「欲しい!」という人が現れれば、思わぬ高値で売れることがあります。

たとえば、「Yahoo!オークション」を見てみると、2019年8月現在、18万5,000件を超えるブランド腕時計が出品されており、ロレックスやパテックフィリップなどの人気モデルは30万円以上の高値で取引が成立しています。

オークションサイトやフリマサイトは高値での取引が可能である一方で、写真を撮って出品作業を行ったり、取引が成立したら発送作業を行うなどの手間がかかります。
また、必ずしも売れるとは限らないことや、個人間のやりとりになるため、トラブルが起きやすいことは覚えておきましょう。

出典:ヤフオク!

置時計・掛時計を売る方法

置時計や掛時計、柱時計、ブランド品でない腕時計を売るには、どうしたらいいでしょうか?

問題なく使える時計であれば、次のような方法が考えられます。
・リサイクルショップに売る
・オークションサイトやフリマサイトで売る

リサイクルショップの場合は、「ハードオフ」「トレジャーファクトリー」などの全国展開しているお店に宅配で送って買い取ってもらう方法と、近所のリサイクルショップに持ち込むという方法があります。

いずれにしてもあまり高価買取は期待できませんので、「捨てるよりはマシ」くらいの心構えでいたほうがいいかもしれません。

オークションサイトやフリマサイトで売る販売も同様です。

ただし、希少価値のあるものであれば、オークションサイトやフリマサイトで高値がつくことがあります。

時代のついたアンティーク価値のあるものであれば、骨董品や美術品を主に取り扱うリサイクルショップで、アンティークの置時計や振り子時計などの査定・買取を行っています。

買取方法は店頭持ち込みと郵送買取が基本ですが、場所や商品によっては出張買取にも対応しています。

なお、何かの記念として製作・配布された時計には、名前やイニシャル、日付などが記載されているケースがあります。

それがそのまま残っていると、査定に響くだけでなく、個人情報の漏えいにもつながる可能性がありますので注意するようにしましょう。

時計を捨てる方法

上記の方法で買い手がつかなかった場合、時計が壊れてしまっている場合、売るのは手間がかかって面倒だという場合は、やむを得ず廃棄することになります。
時計を廃棄方法としては、以下の方法が挙げられます。

なお、前項でも述べたように、時計を廃棄する場合でも、個人名やイニシャル、記念日など、個人情報に類するものはできるだけ削除してから廃棄するようにしましょう。

1自治体に回収してもらう

時計のなかでも電気機構で動くものは、金・銀などの有用金属やレアメタルなど含まれているとして、平成25年4月から施行されている小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器の再資源化)の対象となっています。

そのため、お住まいの自治体によっては、指定の回収ボックスに入れるなど、特別な廃棄方法が求められます。

また、電池で動く時計を廃棄する場合は、電池を抜いて、電池は別に廃棄する必要があります。

小型家電リサイクルの方法も電池の廃棄方法も各自治体でルールを取り決めていますので、時計を廃棄する際はお住まいの自治体にご確認ください。

ちなみに東京都新宿区の場合、時計は基本的に不燃ごみとして回収を行っています。ただし、巨大な柱時計など一辺が30cmを超えるものは粗大ごみ扱いとなります。

なお、電池の廃棄に関しては、マンガン乾電池、アルカリ乾電池、リチウム乾電池は、区役所や図書館、児童館、出張所などの公共施設に設置している乾電池回収箱に入れてください。

ボタン電池の場合は、電器店や時計店、カメラ店などに設置されているボタン電池回収箱に入れるようにしてください。

2時計の無料回収業者に依頼する

インターネット等で検索すると、無料で時計を回収してくれる業者が出てくるので、そういうところに依頼するという方法もあります。

たとえば、全国で時計のセレクトショップを展開する「チックタック」では、定期的に時計の下取りキャンペーンを行っています。

対象は腕時計のみですが、壊れて動かないものでもOK。
不用な時計を店舗に持っていき、同店舗で新たに腕時計を購入すると、10%OFFで購入できる特典付きです。

なお、回収された時計はNPOを通じて、世界の子どもたちにワクチンを贈る活動に使われるため、社会貢献にもなります。

こうした回収店の場合、ご自身で店舗に持ち込むか、送料自己負担で宅配便で送るというケースが多くなっています。

出典:TiC TAC

3不用品回収業者に依頼する

忙くて時間がないなどの理由で、とにかく手っ取り早く廃棄したい場合や、時計以外にも処分したいものがたくさんあるなどといった場合には、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。

不用品回収業者の特徴はとにかく迅速なこと。
タイミングが合えば、申し込んだ当日に自宅まで回収に来てくれることもあります。

ただし、不用品回収業者を名乗る業者のなかには、不当に高い回収費用を請求したり、回収した不用品を不適切な方法で処分するような悪徳業者も存在します。

不用品回収業者を利用する場合は「一般廃棄物処理業」の許可を持った適正な業者を選ぶようにしてください。

時計が不用になったら

ひとくちに時計といってもその種類はさまざま。

もし高価なブランド時計が不用になったのであれば、周りの人にプレゼントするのがいちばん喜ばれる処分方法ではないでしょうか。

少しでもお金に換えたいのであれば、ブランド買取ショップで買い取ってもらうか、オークションサイトなどで売る方法が良いでしょう。

ブランド腕時計以外の一般的な時計なら、電池を取り出して、不燃ごみで捨てるというのが手っ取り早いでしょう(自治体によっては回収を行っているケースもあります)。

ただし、引っ越し直前で時間がない、体調不良等で面倒なことは一切やりたくないなどという場合は、不用品回収業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

自宅まで回収に来てくれる上、他に不用品があれば、それらもすべて回収してくれます。お金がかかってしまう廃棄方法になりますが、まずは気軽に見積りだけでも依頼されてみてはいかがでしょうか。