カーテンを処分する方法は? 費用や捨てる際の注意点を徹底解説します

部屋の模様替えでカーテンを新調した時や新居の窓のサイズにカーテンが合わなかった時など、今まで使っていたカーテンが不要になる時があります。

不要になったカーテンはゴミとして捨てるだけでなく、中古として売るといった選択もできます。

この記事ではいらないカーテンが出た際の処分方法をまとめました。カーテンの処分方法でお悩みの方はご参考ください。

目次
  1. 1. カーテンが不要になった時の一般的な処分方法
  2. 1. 買い替え時下取り方法と注意点
  3. 1. 中古としてカーテンを売る方法(買取/フリマアプリ/譲渡)と注意点
  4. 1. 引越し時に処分してもらう方法と注意点
  5. 1. カーテンを捨てる方法|一般ゴミとして捨てられない自治体も多いので注意!
  6. 1.1. 1例:東京世田谷区でゴミとして処分する方法、金額
  7. 1. 不用品回収業者を利用して処分する方法と注意点
  8. 1. カーテンだけの処分なら自治体、引越し時にまとめてカーテンも処分したいなら不用品回収がおすすめ

カーテンが不要になった時の一般的な処分方法

はじめにカーテンを処分する方法を見てみましょう。カーテンの処分方法には以下のような手段があります。

・新品購入時に下取りに出す
・フリマアプリやオークションサイトで販売・譲渡
・引越し業者の不用品回収サービスを利用して処分
・ごみとして処分
・不用品回収業者を利用して処分

下取りに出したりフリマアプリで販売できれば、不要なカーテンをお金に換えることができます。まずはその方法を試してみるのが良いでしょう

お金にならなければゴミとして処分する形となります。カーテンは無料で捨てられる場合と有料になる場合があります。自治体によって分かれますので、お住いの市区町村のホームページなどで処分方法を確認する必要があります。

また、不用品回収業者や引越し業者を使って処分するといった方法もあります。引越し時などカーテンの他にも多くの不用品が出る場合がありますよね。その場合にはこうしたサービスを使うことでまとめて処分することができます。

以下でそれぞれの処分方法について詳しくみていきます。

 

買い替え時下取り方法と注意点

【JUST CURTAIN(https://www.interix.co.jp/)】

カーテンを新しく購入する時、お店によってはこれまで使っていて不要になるカーテンを下取りしてくれる場合があります。

下取りに出すことによって不要になるカーテンを処分することができますし、購入するカーテンが値引きされてお得に購入することもできます。

以下のお店は購入時の下取り対応をしています。
・カーテンくれないWeb
・カーテンファクトリー
・ジャストカーテンなど。

新しいカーテンをこれから購入される方は、購入するお店が下取り対応をしているか尋ねてみると良いでしょう。

・下取りをしているお店は多くない(高級店が多い)
・下取り対応しているお店でもすべてのカーテンが下取り対象ではない

好みのカーテンが見つかってもそのお店では下取りをしていない場合もありますし、上記で紹介したお店でも下取りが適応されるのは一部のラインナップだけという場合もあります。

つまり、下取りで処分しようとすると、選べるカーテンのバリエーションが限られてしまうことになるのです。欲しいカーテンを扱っているお店が下取りに対応していればベストですが、必ずしも購入時に下取りとして処分できるわけではありませんのでお気をつけください。

 

中古としてカーテンを売る方法(買取/フリマアプリ/譲渡)と注意点

【メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)】

不要になったカーテンは中古品として買取に出したり、フリマアプリを使って販売することで処分することもできます。この場合、お金に換えられることが最大のメリットです。

衣服や家電・生活雑貨の買取販売をしているお店ではカーテンの買取をしているお店もあります。最近はメルカリの他にもフリル、ジモティなどのフリマアプリでも売買が行われています。

カーテンの中でも特に需要があり高値で取引されているものとしては、
・ブランド物カーテン
・一級遮光機能付きカーテン
・断熱・厚地カーテンなどがあります。
こうしたカーテンを処分される場合は利用してみるといいでしょう。

しかし、実は中古カーテンは「売れにくい」ジャンルの1つとなっています。多くのカーテンは使用していく中で劣化が進んでいますし、タバコなどの匂いや汚れが付着してもクリーニングしにくい面があるので買取業者側としては再販売しにくい商品なのです。

また、一般的にカーテン購入のニーズは新居でのインテリア選びの時がメインです。そうしたニーズから考えても、新生活のスタートをわざわざ中古のカーテンでスタートさせる方は少ないです。

よってなんでも売れると言われるフリマアプリでも、カーテンに関しては出品しても売れにくいということを理解しておきましょう。

フリマアプリを使っての販売をする際にはもう一つ注意点があります。それは値段と送料の兼ね合いです。カーテンを下取りで処分する場合、注意点もあります。

中古のカーテンですと値段的にも数百円から数千円といった価格をつけることになります。しかしカーテンを発送するとなると意外と送料がかかってしまうのです。長さと厚みのある布なのでかさばってしまうのです。

送料を出品者負担とすると、それだけで1000円〜2000円程度の送料がかかってしまいます。よってたとえ売れたとしても、利益は少ない場合が多いのが現状です。

 

引越し時に処分してもらう方法と注意点

引越し時にカーテンが不要になった場合、引越しと合わせて引越し業者に処分してもらうという方法もあります。引越し時には処分したい不用品が多く出ますので、それらと合わせて処分できれば効率が良いですよね。

引越し業者による不用品の引き取りは基本的に「有料オプション」となります。また、すべての引越し業者がやっているサービスではありませんし、引越し業者によってもエリアによって対応しているところとそうでないところがあります。

・引き取りに対応しているか。
・対象エリアに含まれているか。
・料金はどの程度か。
といったことを引越しの見積もりと合わせて事前に確認するようにしましょう。

カーテンを捨てる方法|一般ゴミとして捨てられない自治体も多いので注意!

下取りや引き取りなどができない場合にはゴミとして処分することになります。

カーテンは自治体によって処分方法が異なります。一般的な燃えるゴミと同じように家の前や収集場にて処分すれば良い地域もあれば、粗大ゴミ扱いとなり有料処分となる地域もあります。

「カーテンは布で出来ているので燃えるゴミでは?」と思われる方も多いと思いますが、カーテンによっては防災・遮光・遮熱など特殊な素材を用いて作られているカーテンも存在します。
それらの素材を使っている場合は燃やして処分することができない場合があるのです。

「市区町村名 カーテン 処分方法」で検索すると、お住いの地域での処分方法が出てきます。

一般ゴミで処分できる場合は、市区町村指定のゴミ袋に入れての処分となります。カーテンはサイズによってかさばることもありますので、袋に入りきらない場合には入る大きさに切断して処分します。
また、その際カーテンレールなど金属でできているパーツは取り外して処分する必要がありますので注意してください。

一般ゴミで処分できない場合は市区町村指定の処分方法に従います。多くの地域で見られるのは「ごみ収集センターへの持込による処分」または「戸別回収」です。

持込による処分の場合、戸別回収と比べて処分費用を抑えることができます。また、地域によっては持込での処分の場合は無料のエリアもあります。

反対に持込での処分ができない場合には自治体に電話をして収集の予約をします。予約をしたら収集の期日と場所が指定されます。
それまでに「粗大ゴミ収集処理券」をコンビニやホームセンター等で購入してゴミに貼り付け、指定の期日に指定の場所に捨てるといった流れになります。

「カーテンは燃えるゴミでいいだろう」と勝手に判断して捨ててしまうと、回収されずに近所の方に迷惑をかけてしまいます。正しい処分方法で捨てるようにしましょう。

もう1つ注意点として、処分する日は自治体から回収日を指定されます。早めに予約をしておかないと引っ越し日に間に合わなくて捨てられないということにもなってしまいます。その点も気をつけておきましょう。

1例:東京世田谷区でゴミとして処分する方法、金額


カーテンの処分方法は自治体によって異なります。ここでは例として「東京都世田谷区」での処分方法を見てみます。

 

世田谷区のホームページによると、カーテンの区分は粗大ゴミとなり ますので処分は有料となります。世田谷区では一辺の長さが30cmを超えるゴミは粗大ゴミと規定されており、たとえ30cm以下に裁断(解体)して処分しようとしても粗大ゴミということに変わりません。カーテンの場合は「粗大ゴミ」として処分する必要があるのです。

 

粗大ゴミの処分方法は、世田谷区粗大ゴミ受付センターに持ち込むか、電話で粗大ゴミ収集の予約を行います。収集してもらう場合は予約時に収集日と収集場所が伝えられます。指定日時の朝8:00までに収集場へ持っていきます。

 

またその際、有料粗大ゴミ処理券を貼って出さなくてはいけません。2019年7月現在、カーテンの処分費用は400円となっていますので、400円分の有料粗大ゴミ処理券をコンビニで購入し、ゴミに貼って捨てます。処分費用は今後変更になる可能性もありますので、収集予約をする際に確認するようにしてください。

粗大ゴミの収集予約は世田谷区ゴミ受付センターへ電話またはインターネットから行うことができます。

収集によるカーテンの処分費用は400円とお伝えしましたが、粗大ゴミ受付センターへ持ち込んでの処分の場合はその半額の200円で処分できます。持ち込みの場合は予約も不要ですのでカーテン一本だけの処分の場合などはそちらの方が手軽でしょう。

以上が世田谷区でカーテンを処分する際の流れです。(※2020年3月時点の料金です。)

先述しました通り、カーテンは自治体によって処分方法が異なります。

基本的な流れとしては、
・お住いの自治体でのカーテンの捨て方をインターネットで検索、または役所に電話で確認
・指示に従い処分する
といったやり方で処分します。

カーテンは一般ゴミで捨てられない地域がありますので、ゴミとして処分する場合は必ず自治体に確認してから処分するようにしてください。

不用品回収業者を利用して処分する方法と注意点

最後に、不用品回収業者に依頼してカーテンを処分する方法をご紹介します。

「フリマアプリで販売したけれど売れなかった。」
「引っ越し業者が不用品回収に対応していなかった。」
「ゴミとして処分しようとしたけれど回収日のタイミングが合わずに捨てられない。」

カーテンを処分する方法はいくつか紹介しましたが、場合によってはこのように処分できないまま手元に残ってしまうこともあります。そのような場合は不用品回収業者に依頼するのが便利です。

不用品の回収業者を利用すると、処分は基本的に有料となります。自治体のごみ収集と比べると割高になることもありますが、不要になったものを一括で処分できるというメリットもあります。
もちろん、カーテンだけを処分したいという場合にも使えます。

引っ越し時に大量の不用品が出た時には、それぞれのゴミを種類で分けて規定の日に処分したり、「有料粗大ゴミ処理券」をいくつも購入してその都度ごみ収集場まで運ばなければなりません。その手間を考えると、処分したいものを一括で引き受けてくれる業者は便利です。

不用品の回収業者は全国にいくつもあります。金額や内容を比較して選択することをおすすめします。信頼できる店舗の中から相見積もりが取れる「不用品回収業者の無料一括見積もり」を利用してみてください。

カーテンだけの処分なら自治体、引越し時にまとめてカーテンも処分したいなら不用品回収がおすすめ

以上がカーテンの処分方法となります。

使い古したカーテンにはあまり需要がありませんので、基本的には捨てるという選択になるかと思います。

引っ越し時に捨てるのであれば引っ越し業者が処分してくれるオプションを使えれば便利ですが、全ての業者が対応しているわけではありません。

カーテンだけの処分の場合は自分で捨てるのがもっとも手軽ではありますが、一般ゴミとして捨てられない場合は自治体への予約や搬出といった手間がかかります。

不用品回収業者は有料での回収になってしまいます。ですが、引っ越し時など多くの不用品が出る時には、一括で持って行ってくれる不用品回収業者に依頼する方法がもっとも手軽かもしれません。

ここで紹介しました方法の中で、もっとも都合や予算の合う処分方法を選んでみてください。