こたつを処分する五つの方法を詳しく説明!裏ワザで短期レンタルもあり!?
冷暖房にエアコンが当たり前となった現在でも日本人にとっての冬の暖房といえばこたつという方も多いのでは。とはいえ、暖かくなるととたんにじゃまになってしまうものでもあります。こたつ布団をしまってテーブルとして使用している人も多いとは思いますが、古くなったり、引っ越しなどで処分するときに、いざ「これどうやって処分しよう……」と困らないために、こたつを処分するための方法や注意点を詳しく解説します。
目次
まずはこたつの寿命や買い替え時期について
こたつの寿命は約10年といわれています。使用状況や使用頻度によっても異なりますが、だいたい10年を過ぎたら交換した方がいいでしょう。10年経っていなくても、以下のような症状が出たらこたつが故障した、もしくは替え時になります。
● 電源が入らない
● 暖かくなるのに時間がかかるようになった
● 温度調整ができなくなった
● コードやケーブルが切れそう、切れた
上記のようなケースになった場合、こたつを使用し続けることは危険ですので、買い替えや処分を検討してください。以下でこたつを処分する方法をひとつずつ紹介します。
こたつを処分する五つの方法をそれぞれ詳しく紹介
1自治体の粗大ゴミとして回収してもらう
こたつを処分するとなった場合、まずは住んでいる自治体に処分してもらう、というのが一番一般的な方法になるかと思います。自治体にもよりますが、粗大ごみとしてお金を払って処分することが多いです。お住まいの自治体の区分を確認しておきましょう。
こたつはテーブル、布団などをセットにして捨てられる場合、別々にしなければならないなど自治体ごとに異なりますので、こちらも事前確認が必要です。
こたつを粗大ゴミとして自治体で回収してもらう流れはだいたい以下のとおりです。
● 粗大ゴミの申請をする(電話、ホームページなど)
● 粗大ゴミ処理券(シール)を購入する(「有料粗大ごみ処理券及び有料ごみ処理券取扱所」の標識があるコンビニ、スーパーなど)
● 必要な場合、こたつを布団、天板、テーブル、ヒーターなどに分解し、シールを貼る
● 回収日に回収所までこたつを運搬する
こたつを自治体で回収してもらう場合、壊れていても汚れていても処分してくれますし、安心感もありますのでまずは一番無難な方法といえるでしょう。
2こたつを下取りに出す
家電販売店の中にはこたつの下取りをおこなっているところもあります。まだ使えるこたつを新しいこたつに買い替えるとかであればかなりお得なサービスです。下取りの有無は、店舗に直接確認してみましょう。
通販業者などでこたつを引き取ってもらえることもあります。割引や、ポイント還元をしているところもあります。こちらも購入した通販業者に直接確認してみてください。
こたつを下取りに出す場合、上記のようにお得になることもありますが、手数料や運送料金などでマイナスになることもあります。サービスが無料か有料かなどは必ず確認しておきましょう。
3リサイクルショップなどで買い取ってもらう
製造年度(3年以内が目安といわれています)が浅く、新しくてまだきれいなこたつはリサイクルできることがあります。布団が汚れていたりするとリサイクルしてもらえないこともあるため、布団以外のパーツだけのリサイクルが基本になります。ブランド力のあるメーカーのこたつやデザイン性の高いこたつは人気が高く、引き取ってもらえる可能性が高まります。それでも1,000円から2,000円程度の買い取り金額になることがほとんどのようです。
時期も重要で、冬に入る前にリサイクルショップへこたつを持ち込めば、買い取りしてもらえる可能性がアップします。逆に引っ越し時期など春になってからでは断わられることが多くなります。持ち運びの手間もかかりますので、その辺も考慮する必要があります。
4ネットオークションなどに出品する
ネットオークションは、インターネットができる環境さえあればこたつを出品することができるため大変便利です。撮影やこん包、発送などの手間がかかりますが、思わぬ高額で落札されることもあります。時間に余裕がある方は出品してみてはいかがでしょうか。
ただし、ネットオークションでは落札されなかった、または落札者とトラブルになった、といったことも起こりえるため注意が必要です。あくまで落札されたらラッキー、くらいの気持ちで出品するのがよいと思われます。
5回収業者に処分してもらう
最後は回収業者による処分です。こたつは重たくて大きいので持ち運びが大変です。季節家電なので時期によってはリサイクルショップにも出しにくいですよね。持ち運びを手伝ってもらえる回収業者に依頼するメリットはお年寄りなどにはかなり大きいと思います。
軽トラなどで「ご不要になったテレビ、パソコンなどごさいましたら~」などと音声を流しながら低速で回っているのがいわゆる回収業者です。この業者にこたつを処分してもらう場合は、出張回収がおススメです。自分で搬出したり、こん包したりする手間が省けるので非常に楽です。一人で運ぶのが大変なこたつでも、業者に運んでもらうことで簡単に処分できます。“出張回収”をパソコンで検索すると様々な業者が出てきますので、エリアや価格などを調べてみてください。
こたつの回収料金はおおよそ3,000円~5,000円くらいが相場といわれています。また、別途出張費用が数千円かかることもあるため、回収業者に回収を依頼する場合は、まとめて家電を処分することをおススメします。
こたつの処分は時期と状態によって判断するのがベスト!
以上こたつを処分する五つの方法を紹介しました。お金がかかるもの、お金がもらえる(かもしれない)ものなどいろいろありますね。お金がもらえるのが一番ではありますが、手間がかかったり、時間がかかるものもあります。
逆にお金はかかるものの、すぐに処分できたり、運搬など業者がすべてやってくれるものもあります。皆さんの都合、季節、こたつの状態などによってベストな処分方法は異なりますので、シチュエーションに合わせて検討してみてください。以下でいくつかのケースごとに簡単に紹介します。
1こたつはまだ新しいが引っ越しなどで不要になったケース
買って3年以内だけど引っ越しなどで処分しなければならないケースです。これは10月~12月辺りであれば、リサイクル業者に頼むのがベストでしょう。季節家電だけに大きなキズとかがなければ1,000円くらいで買い取ってもらえると思います。一人用サイズなどでしたら2月、3月の引っ越し時期でも4月からの新入生、新社会人需要を見込んで買い取ってもらえる可能性があります。
上記の時期以外で、時間に多少の余裕があればネットオークションに出品するのも手です。特に無印良品やカリモクなどの人気メーカーのこたつや、ニトリの製品などは多少時期が外れていても落札される可能性は高いです。梱包などの手間がかかりますので、学生など力仕事が苦にならない(もしくは友人が手伝ってくれる)人にはおススメの方法ですね。
2古くなったこたつを新しいこたつに買い替えるケース
このケースは家電量販店や通販会社などの下取りサービスをしているところに頼むのが一番よさそうです。査定金額がつかない、下取り料金が発生するケースでも、新しく購入するこたつの価格に含んでもらえたり、割引されることもありますので、お近くのショップやよく使う通販会社で検索してみてください。
3古くなったこたつだけを処分したいというケース
こたつだけを処分したい場合、最寄りの自治体の粗大ゴミの処分方法にしたがってシールを購入するのが一番簡単な方法になると思います。新宿区の場合、こたつ(最長辺150㎝以上)で1,200円、ガラス製天板以外(最長辺150㎝以上)1,200円、布団400円の2,800円で処分できます。自治体によって金額が違いますが、だいたい3,000円程度をみておけば大丈夫でしょう。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
4こたつ以外もまとめで処分したいというケース
引っ越しなどでこたつ以外にも大量の家具や家電を処分する場合、リサイクルショップでまとめて引き取ってもらうのがベストですが、それが難しそうな場合は回収業者に電話して自宅まで来てもらうのがいいでしょう。金額は業者によりまちまちですが、家具や家電などは重いものがほとんどですので、業者に任せるのが一番便利で楽な方法になります。
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裏ワザ? こたつを冬の間だけレンタルする方法!
テーブルは別にあるけど、冬はやっぱりこたつという方は冬の間だけレンタルするという方法があります。人が使ったものはちょっと……、という方もいらっしゃると思いますが、中古だけではなく、新品のレンタルもあります。
「かして!どっとこむ」の場合、こたつセット(掛・敷布団付き)の中古90日レンタルで9,720円(税込)、新品で13,820円(税込)(いずれも6月18日現在)となっています。返却時にクリーニングの必要がないのもうれしいですね。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
他にこたつをレンタルできる業者(サイト)としては、「レンティ」、「ダーリング」、「ストーブヒーター暖房器具レンタル専門店」、「あるる」などが掛け布団と敷布団のセットでこたつをレンタルできる業者になります。こたつだけでなく、家電や家具をセットでレンタルできるところも多いので、引っ越しが多い方、部屋がせまくてものが置けない方などは調べてみてはいかがでしょうか?
レンタル業者を利用するときは、「サービス内容」「利用期間」「家具のサイズ」の三つに注意する必要があります。会社によってはサービス内容が異なるため、必ずサービス内容を確認しておきましょう。特にこたつをレンタルする場合は、使用中に故障する可能性も十分に考えられるので、故障したときに無料で対応してくれるのかどうかを確認しておくことをおススメします。
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まとめ
以上こたつの処分に関する五つの方法、冬の間だけレンタルする方法を紹介させていただきました。一軒家やアパート、マンションなど、夫婦や一人暮らしなど色んな生活スタイルやシチュエーションがあるかと思います。この記事を読むことで、こたつの処分に関して皆さまにとってベストな方法を探すための一助になれば幸いです。
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