イスの正しい処分方法とは?捨てるときの注意点や買取方法を徹底解説
要らなくなったイスをどのように処分したらいいかわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
イスを処分する方法は決して難しいものではありません。条件が合えば無料で処分できたり、買い取りしてもらうこともできます。
ここでは、イスの正しい処分方法や、捨てるときに注意すべき点について解説します。様々な処分方法があるので、自分の目的や都合に合った方法を選びましょう。
目次
- 一般的なイスの処分方法
- 1自治体の粗大ゴミに出す
- 2不用品回収業者に依頼する
- イスを無料で処分する方法
- 1家庭ゴミとして捨てる
- 2引越し業者に引き取ってもらう
- 3下取りサービスを利用する
- 4寄付や譲渡をする
- イスをお金に換える方法
- 1リサイクルショップに持ち込む
- 2買取対応可能な不用品回収業者に依頼する
- 3宅配買取を利用する
- 4ネットオークション・フリマアプリに出品する
- イスを処分するときの流れ
- 1業者に処分を依頼する場合
- 2自治体に処分を依頼する場合
- イスを処分するときに注意すべきこと
- 1各業者の買取基準をチェックする
- 2売る前に綺麗にする
- 3相見積もりは必要不可欠
- 4自治体によって粗大ゴミの基準が異なる
- 一括見積もりサービスを利用しよう
一般的なイスの処分方法
使わなくなったイスは、自治体の粗大ゴミに出したり、不用品回収業者に依頼したりして処分するのが一般的です。ただし、どちらの方法もメリット・デメリットがあるので、事前にサービス内容をよく比較しておく必要があります。
1自治体の粗大ゴミに出す
一辺30センチメートルを超えるイスは、家庭ゴミとして出すことはできません。小さなイスでも量が多い場合は、自治体の粗大ゴミに出す必要があります。
家庭ゴミは無料で引き取ってもらうことができますが、粗大ゴミに出す場合はお金がかかります。大きさや重さ、量によって費用は変わりますが、200〜1,000円前後が一般的な相場となっています。
有料といっても、不用品回収業者に処分を依頼する場合と比べれば、粗大ゴミの費用は安いと言えます。ただし、あらかじめ決まった場所にイスを持ち運ぶ必要があるので、手間がかかります。
また、回収日も事前に決まっているため、自分の都合に合わせることができません。そのようなデメリットを把握したうえで、粗大ゴミに出すべきかどうか慎重に判断しましょう。
2不用品回収業者に依頼する
粗大ゴミに出すのが難しい場合は、不用品回収業者に依頼してイスを引き取ってもらいましょう。業者によって処分費用が異なるため、事前に見積もりをよく比較しておく必要があります。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅までイスを直接引き取りに来てくれるので手間がかかりません。大量のイスを一度に処分したいときは、不用品回収業者に依頼したほうが楽だと言えます。回収日も自分の都合のいい日に予約できるため、「引越しまで時間がない」という場合に役立ちます。
粗大ゴミに出す場合と比べて費用は高くなりますが、手間をかけずにイスを処分したい人にとって最適な処分方法だと言えます。
イスを無料で処分する方法
イスはお金をかけずに無料で処分することもできます。どのような処分方法があるのか、チェックしてみましょう。
1家庭ゴミとして捨てる
木製イスの場合、解体すれば家庭ゴミとして処分することができます。家庭ゴミであればお金がかからず、他のゴミと一緒に処分できるので手間がかかりません。
ただし、イスを解体するにはノコギリなどの道具が必要になります。鉄パイプや金属が使われているイスだと、解体が難しい場合もあります。
解体するのが難しいと思ったら、無理せず、別の方法で処分しましょう。
2引越し業者に引き取ってもらう
最近の引越し業者はサービスが多様化しており、なかには引越しする際に不用品を引き取ってくれる業者もあります。引越し業者に頼めば、わざわざ自分で不用品回収業者を手配する手間がかからず便利です。
例えばヤマト運輸では、家電や家具を対象にした不用品買取サービスを行なっています。製造から6年以内の家電、購入から6年以内の家具であれば買取可能なので、一度相談してみるといいでしょう。
不用品買取サービスを利用すれば、イスと一緒に不要になった家具家電をまとめて処分することができます。査定は引越し当日に行うため、急な転勤や引越しが決まったときでも安心です。不用品買取サービスのみの利用も可能なので、自宅近くに不用品回収業者が見つからない場合は利用してみるといいでしょう。
ただし、すべての引越し業者が不用品の引き取りを行なっているわけではありません。事前に各業者のサービス内容をチェックしておきましょう。
3下取りサービスを利用する
大塚家具、 IKEA、無印良品などの大手家具店では、要らなくなった家具の下取りサービスを行なっています。イスの買い替えを検討している人は、イスを購入した家具店に下取り可能かどうか一度相談してみましょう。
下取り条件は家具店によってそれぞれ異なります。基本的に中古市場で需要があるイスが下取りの対象となるので、古すぎるイスは下取り不可となる場合があります。
4寄付や譲渡をする
知人や親戚などにイスを譲渡すれば、自分で処分する手間が省けます。イスを引き取ってくれる知人が見つからない場合は、ネットの掲示板サービスである「ジモティー」を利用して、他人にイスを譲ることもできます。
ボランティア団体に寄付するのも一つの方法です。イスなど物品寄付を受け付けている団体は多いので、古くなったイスでも喜んで引き取ってもらえる場合があります。
ただし、寄付する場合のイスの配送料は基本的に自己負担となります。大きなイスだと高い配送料が発生する場合があるので注意が必要です。自家用車などを使って自分で運び出す場合は問題ありませんが、配送業者を利用する場合はあらかじめ配送料を確認しておきましょう。
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イスをお金に換える方法
状態の良いイスは買い取りしてもらえる可能性があります。せっかく高値で売れたイスを廃棄してしまうのはもったいないので、試しに一度、業者の査定を受けてみましょう。
1リサイクルショップに持ち込む
近所のリサイクルショップに持ち込めば、その場で買い取りしてもらうことができます。店内が混んでいなければ、数分で査定結果が出るので急いでいるときも安心です。店まで持ち込むことが難しい場合は、出張買取を依頼することもできます。
ただし、リサイクルショップに依頼しても高値で売れる可能性は低いと言えます。人気ブランドのイスであれば、ある程度の価値がつきますが、無名ブランドのイスは数十円〜数百円程度の価値しかつかない場合がほとんどです。
とはいえ、捨てるよりも楽でお金もかからないので、一番手っ取り早い処分方法だと言えるでしょう。
2買取対応可能な不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者のなかには、家具家電の買い取りを行なっているところもあります。仮に買取不可と判断されても、そのまま不用品を引き取ってもらえるので手間がかかりません。
多数の不用品を一度に処分した場合は、回収費用から買取金額が差し引かれます。回収費用よりも買取金額のほうが高かった場合は、不用品がお金になって返ってきます。売れるかどうかわからないイスは、買取対応可能な不用品回収業者に一度相談してみましょう。
3宅配買取を利用する
地方に住んでいると、自宅近くに買取業者がないこともあります。そんなときに役立つのがネットの宅配買取サービスです。
宅配買取は宅配便を利用して商品を売却する方法なので、日本全国どこからでも利用することができます。店までイスを運び運ぶ手間もかからず、外出する必要もないため、もっとも手軽な売却方法だと言えるでしょう。
送料は基本的に業者が負担してくれますが、ノンブランドのイスや、中古市場で価値がつきにくいイスは買い取りの受付自体断られる場合があります。心配な人は事前に無料査定を受けて、買取可能かどうか確かめておきましょう。
4ネットオークション・フリマアプリに出品する
イスを少しでも高値で売りたいなら、「ヤフオク」などのネットオークションや「メルカリ」などのフリマアプリに出品してみましょう。ヤフオクやメルカリであれば利用者が多いので、タイミングよく買い手が見つかれば高値で売れる可能性があります。
ネットオークションやフリマアプリの場合、ジャンク品でも売ることができます。買取業者に断られたイスがあるなら、試しに一度出品してみましょう。
ただし、ネットオークションやフリマアプリは基本的に個人間取引になるので、落札者との間でトラブルが発生する可能性があります。商品の状態が悪いとクレームをつけられることもあるため、ある程度のリスクは覚悟したうえで出品しましょう。
また、商品の写真撮影や梱包、配送などの手続きをすべて自分で行わなければならず、手間がかかりやすいデメリットもあります。出品しても必ず売れるという保証はなく、何日も売れずに手元にイスが残ってしまうこともあります。
初心者にはハードルの高い方法なので、「今すぐ売ってしまいたい」という人は、買取業者に相談しましょう。
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イスを処分するときの流れ
イスを処分するときの流れを事前に把握しておくと、スムーズに手続きを進めていくことができます。
1業者に処分を依頼する場合
不用品回収業者や買取業者に依頼する場合は、事前にインターネットや電話から予約を申し込んでおく必要があります。予約が取れたら、指定した日に自宅まで引き取りに来てもらいましょう。
店に直接持ち込む場合は予約不要です。
2自治体に処分を依頼する場合
自治体の粗大ゴミに出す場合も同様に、インターネットもしくは電話から申し込みを済ませておく必要があります。次に、コンビニまたは郵便局で粗大ごみ処理券を購入し、処分したいイスに粗大ごみ処理券を貼り付けておきましょう。
あとは決められた回収日と回収場所にイスを出せば、自治体がイスを引き取って処分してくれます。
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イスを処分するときに注意すべきこと
イスは買い取りしてもらえるものと買い取りしてもらえないものがあります。自分では高値で売れると思っていても、実際には安値で買い取られたり、買取不可となる場合もあるので注意が必要です。
1各業者の買取基準をチェックする
イスは店によって買取基準が異なります。オフィスチェアやデザイナーズチェア、ダイニングチェアであれば多くの業者が買い取りしてくれますが、ファブリックチェアやアンティークチェアなどは買い取りを受け付けていない業者が多いので注意が必要です。
基本的にどの業者も壊れているイスや汚れのひどいイスの買い取りは行なっていません。買取対象になるのは、あくまで中古市場で需要があるものに限られます。
買取対象から外れたイスは、有料で処分する必要性も出てくるので注意しましょう。
2売る前に綺麗にする
業者に売る前に、イスについた汚れはきちんと取り除いておきましょう。有名ブランドのイスであっても、汚れていると買取価格が大きく下がってしまいます。あまりに汚れていると買取不可となることもあります。
3相見積もりは必要不可欠
イスの買取価格は業者によって異なります。最初から一つの業者に絞って決めると、金額面で損をしやすいので要注意です。
1円でも高く売りたいなら、事前に相見積もりをしておきましょう。複数の業者から見積もりをもらって買取価格を比較すれば、一番高値をつけてくれた業者に売ることができます。
4自治体によって粗大ゴミの基準が異なる
粗大ゴミの基準や手数料は自治体によって異なります。イスを粗大ゴミとして処分する時は、事前に自分が住んでいる自治体のホームページで詳細を確認しておきましょう。
例えば、世田谷区や中央区、江戸川区などでは一辺の長さが最長30センチメートルを超えるものは粗大ゴミ扱いになりますが、千代田区では一辺の長さが30センチメートル以上かつ長さ1.8メートル以下のものを粗大ごみとして認めています。区によって粗大ゴミの基準に若干の違いがあるので注意が必要です。
粗大ゴミの手数料も区によって異なります。世田谷区の場合、一番安いもので400円、一番高いものだと3,600円の手数料がかかります。一方、目黒区の場合、一番安いもので300円、一番高くても2,400円となっています。大きいイスを処分する場合、区によって手数料に1,000円ほどの差が出てくるので注意しましょう。
少しでも手数料を安くしたいなら、持ち込みを検討してみましょう。自治体が指定する場所に粗大ゴミを持ち込めば、手数料が半額になります。足立区の場合は手数料が無料になるので、他の区に比べてかなりお得だと言えます。
ただし、東京23区内で持ち込みが許可されているのは、世田谷区や江戸川区、港区など全部で11区のみとなります。それ以外の区で発生した粗大ゴミは、回収場所のみでの引き取りとなるので注意しましょう。
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一括見積もりサービスを利用しよう
イスを処分する方法は様々です。「捨てるのが面倒だから」といって家に置いておいても邪魔になるだけなので、早めに処分してしまいましょう。
一番いいのは買い取りしてもらう方法ですが、業者によって買取価格が異なるので注意が必要です。損したくないなら、事前に各業者の見積もりを比較しておきましょう。
不用品回収業者1社ごとに査定を依頼していると時間がかかってしまうので、急いでいる人は一括見積もりサービスを利用しましょう。一括見積もりサービスなら、一度の入力で複数の業者に見積もりを依頼できるため、手間がかかりません。
一括見積もりをうまく活用して、要らなくなったイスをスムーズに処分しましょう。
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