ベビーベッドを処分する10の方法と注意点

子供の成長ってあっというまですよね? せっかく買ったベビーベッドも子供の成長とともに部屋を占領するやっかいな存在になってしまいます。でも処分をするにしてもそれなりのサイズがあるベビーベッドですから費用も気になります。

そんなときこそぜひ知ってほしいのが、いらなくなったベビーベッド10の処分法です。ベビーベッドの場合はリサイクル、買取、処分、再利用、引き取りなどいろいろな方法があります。でもそれぞれにメリット・デメリットもあります。今回はそんなメリット・デメリットを含めた10の処分方法についてわかりやすく紹介します。

目次
  1. 1. ベビーベッドを処分する流れとチェックしておきたいポイント
  2. 1.1. 1処分には基本的にお金がかかる
  3. 1.1. 2ベビーベッドの状態次第で処分方法は変わる
  4. 1.1. 3ベビーベッドのサイズによっても処分方法は変わる
  5. 1. お金に換えることができる4つの処分法
  6. 1.1. 1リサイクルショップ
  7. 1.1. 2フリマ
  8. 1.1. 3ネットオークション
  9. 1.1. 4買取サービス
  10. 1. 費用がかからない4つの処分方法
  11. 1.1. 1知り合いに譲る
  12. 1.1. 2掲示板サービス
  13. 1.1. 3買い替え下取りサービス
  14. 1.1. 4引っ越し業者の不用品引き取りサービス
  15. 1. お金はかかるけど確実に処分が出来る2つの方法
  16. 1.1. 1粗大ごみに出す
  17. 1.1. 2不用品回収業者
  18. 1. ベビーベッドの処分方法は状況に応じて様々なやり方を選べる

ベビーベッドを処分する流れとチェックしておきたいポイント

標準サイズのベビーベッドの場合、最長2歳(24か月)まで使うことができる設定になっています。でもほとんどのママたちは子供がつかまり立ちしたタイミングでベビーベッドから卒業させることが多いです。

つかまり立ちからひとり歩きができるようになると、子供の行動範囲はビックリするほど広がります。でも転んでしまうことも多いので、ベビーベッドのようなかたい家具があると頭をぶつけたときにケガをしてしまいます。そのためベビーベッドの処分のタイミングはベビーベッド卒業のタイミングと考えているママたちも多いです。

でもすぐに処分をするということがなかなかできないのもベビーベッドなのですよね? ですからほとんどのママたちはいったん押し入れや物置に収納してその場をなんとかやりくりしています。

ただしベビーベッドはそれなりに大きな家具ですので、収納スペースを圧迫してしまいます。ですからベビーベッドは使わなくなってしばらくしてから処分をするというのが一般的な流れになっています。

ベビーベッドの処分方法にはいろいろなものがありますが、どの方法でも注意しておかなければいけないことはあります。まずはベビーベッド処分についての基本的な注意点をまとめてみました。

1処分には基本的にお金がかかる

一般的なベビーベッドは、新生児用のベッドとはいえ思っているよりも大きいです。標準サイズだと120×70センチメートルになりますから、これを処分するとなれば基本的にお金がかかります。もちろんお金がかからない方法もあります。

粗大ごみとして処分をするにはお金がかかります。費用は自治体によっても違いますが、タダで引き取ってくれるというわけではありません。それにベビーベッドのように大きな家具になるとそれなりに費用がかかります。

2ベビーベッドの状態次第で処分方法は変わる

ベビーベッドを粗大ごみとして処分する以外にも方法はあります。うまくいけばいらないベビーベッドが処分できるうえにお金をもらうこともできます。でもこのような方法ができるのはベビーベッドの状態が良いときだけと思ってください。

もし中古のベビーベッドを買う際に、マットがシミやカビだらけだったりベッドの枠にシールをはがしたあとが残っていたらそのベッドを買うでしょうか。

または中古と言われないとわからないほどキレイな状態のベビーベッドならどうでしょうか? これなら値段に納得できれば買ってもいいなと思うのではないでしょうか。

つまり、お金に換えられるベビーベッドは、お客さんに買いたいと思わせるなにかがないとだめなのです。

買い取りたいとおもう人にも譲れない条件があります。○○円以下で買いたいという人もいれば新品並みのクオリティで新品よりも安く買いたいという人もいます。

ただしベビーベッドは大事な赤ちゃんのためのベッドなのですから、さすがに安ければなんでもいいという人はほとんどいません。ママであれば安全面や衛生面のことも気になります。ですからベビーベッドを買取してもらいたいのであれば、最低限のキレイさをキープできていることが条件になります。

3ベビーベッドのサイズによっても処分方法は変わる

ベビーベッドにはいろいろなサイズがあります。標準サイズであれば幅120センチメートル×奥行き70センチメートル×高さ70センチメートルです。でも最近では狭いアパートでも使うことができるようにミニサイズもありますし、床からの高さが50センチメートルのロータイプベッドもあります。

粗大ごみとして処分をするのであればサイズが小さいほど費用は安くすみます。でもミニサイズベッドだと、使うことができる期間が短いのであまり人気がありません。

同じようにロータイプベッドも使う人の好みがはっきりと分かれます。これ、いいね! と思うママもいれば、使いづらそう… と思うママもいます。

そもそもベビーベッドはつかまり立ちができるようになったら卒業するというママが多いので、赤ちゃんが1歳から1.5歳ごろにはほとんど使わなくなります。だからこそこの期間に安全・安心して使うことができるベビーベッドでなければ、いくら状態がよくても期待しているような値段がつくことはないのです。

ですから買取を考えているのであれば標準サイズのベビーベッドでなければあまり期待できないと思ってください。もし買取をしてもらうことができたとしても、あなたが思っているような値段にならないことのほうが多いことも理解しておきましょう。

お金に換えることができる4つの処分法

まだキレイな状態のベビーベッドだと、せめて少しでもお金に換えられたら……という気持ちになるでしょう。そこでまずはお金に換えることができる4つのベビーベッド処分法を紹介します。

1リサイクルショップ

不用品を買取してくれる身近なお店といえばリサイクルショップがあります。ただし、リサイクルショップでは売れないものや人気がないものは利益にならないため、買い取ってもらえないことが多いです。ですから必ずお金に換えることができるとはいいきれないのがデメリットです。

2フリマ

フリマは手軽に不用品を処分する方法として人気があります。どちらかというとフリマはリサイクルとして考えている人が多いので、値段も売り手と買い手の直接交渉になります。そのため双方が納得できる金額でベビーベッドを処分することができることがメリットです。

ただしフリマの場合は欲しいとおもってくれる人がいるかどうかが問題になります。タイミングよくあなたのベビーベッドを欲しがっている人がいれば、あなたの交渉力次第で想定より高く売れるかもしれません。しかしどんなにきれいなベビーベッドでも、欲しい人がいなければ売れませんし、売れるまでに時間もかかります。

3ネットオークション

ネットオークションも不用品をお金に換える方法として人気がありますが、ベビーベッドに関してはほとんど見込みがないと思ってください。

例えば、ヤフオクでは2019年6月現在で約500件前後が出品されていますが、入札があるのは価格の安いものばかりです。高額落札もありますが、ベッド以外も含めた多数の赤ちゃん用品セットだったり、有名ブランド品に限られます。通常売価が5~7万円程度の良質なベビーベッドも、中古ともなればどんなにキレイでも数千円になってしまいます。

また、フリマ同様にその時に欲しい人がいなければ、欲しい人が現れるまで処分することができません。

4買取サービス

買取サービスは、いらなくなったベビーベッドをお金に換えるのに一番おすすめの方法です。ただし買取サービスをおこなっている業者によって査定額にはばらつきがあります。

運よく高く買い取りをしてもらうことができる業者に出会うことができればよいですが、ほとんどの場合リサイクルショップと同じような対応しかしてくれません。また対応がよい業者を探すのもなかなか難しいです。

買取サービスを利用したいのであれば、一括査定を利用するのがおすすめです。一括査定を利用すれば、1度の申し込みで複数の中古買取業者からの見積もりがとどきます。申し込み方法もかんたんですし、見積金額をみたうえで金額に納得して業者に買取をしてもらうというところが一番のメリットになります。

しかもいつでもどこでも見積もりの申し込みはできますので、子供がお昼寝をしたちょっとの合間に申し込みということもできますよ!

買取業者にも専門分野があります。その中にはベビー用品専門の買取業者もあります。通常の買取業者では断られてしまった場合でも、ベビー用品専門業者の場合は買取に応じてくれることが多いです。

例えば、東京都練馬区にあるママズクラブ株式会社では東京都及び都内近郊なら無料出張で現物査定とその場で現金買取(買取可能なときに限る)をします。しかもほかの買取業者ではあまり高く査定してもらうことができないベビーベッドも、ママズクラブなら高価買取OKです。

ただし買取には新品購入から5年以内であることと使用説明書がついていること、さらに説明書にかかれている附属品がすべてそろっていることが条件になります。

費用がかからない4つの処分方法

お金に換えるのが難しいのであれば、せめて費用をかけずに処分をしたいですよね?そこで今度は費用をかけずにベビーベッドを処分する4つの方法を紹介します。

1知り合いに譲る

親戚や友だちでほしいといってくれる人がいる場合はタダで処分をすることができます。しかも相手が欲しいといってくれているので、家までベビーベッドを引き取りにきてくれることが多いです。

ただしタイミングよく欲しがっている人に出会えるかどうかはわかりません。引き取ってくれたならきっと大事に使ってくれるでしょうが、そうなかなかうまくいかないことのほうが多いです。ですからこの方法はタイミング次第という点がデメリットになります。

2掲示板サービス

掲示板サービスを利用するという方法もあります。最近人気なのはジモティーという掲示板サービスです。ジモティーではタダで譲りますもできますし値段を設定すれば売りますもできます。

でも意外とベビー用品って売れ残っているケースが多いことに気が付いていますか? 状態が良くてタダで譲りますという条件でも、交渉成立になっていないまま数か月が過ぎているケースがよくあります。ですから買取希望にした場合はほとんどが売れ残っています。

比較的人気があるジモティーですらこのような状態ですから、マイナーな掲示板の場合は反応すらまったくないということもよくあります。相手が見つかればお金をかけずにベビーベッドを処分する良い方法ですが、利用する掲示板や呼びかけ方によって反応に差がでる点がデメリットです。

3買い替え下取りサービス

家具の買い替え時に下取りをしてくれるサービスは比較的多いです。ところがベビー用品の場合はほとんどありません。

ただし個人経営の家具店などではベビーベッドから通常サイズのベッドに買い替えをする場合、不要になったベビーベッドの引き取りをしてくれるケースもあります。ただこれはあくまでもサービスとしておこなっているものなので、個人経営の家具店であればどこでも行っているということではありません。

4引っ越し業者の不用品引き取りサービス

引っ越し業者の不用品引き取りサービスでベビーベッドを処分する方法があります。ネットなどの口コミで評判が良いのはクロネコヤマトです。

引っ越しのときには大量の不用品が出ますよね? こうした大量の不用品を引っ越し当日にその場で査定し引き取りまでしてくれるのが、クロネコヤマトの特徴です。ですからずっと物置の中でしまっておいたままのベビーベッドもほかの不用品と一緒に引き取ってくれます。しかも買取ができる場合は、その場で査定額を提示し買取をしてくれます。

ただしベビーベッドマットは対象外です。このサービスでは布生地製品の家具類は買取ができません。マットレスや布団などはこれにあたります。ですからベビーベッドの本体であれば引き取りをしてもらうことはできますが、ベビーベッドマットはこのサービスを利用したとしてもあなたが処分をしなければいけません。

お金はかかるけど確実に処分が出来る2つの方法

子供が大きくなるほど服やおもちゃなどでどんどん収納スペースはなくなっていきます。せめてこのベビーベッドがなければ部屋がスッキリするのに…という場合は、多少お金がかかっても確実に処分ができる2つの方法から考えてみてください。

1粗大ごみに出す

自治体のごみ処理サービスには、ベビーベッドのような大型ごみの処分も取り扱っています。このようなごみは粗大ごみとして扱いますので、一般的なごみの処分方法とはちょっと違います。

粗大ごみとして処分するときの流れはつぎのようになります。

1. あなたが住んでいる市区町村の粗大ごみ収集申し込み窓口に電話(地域によってはWebでの申し込みができることもあります)で申し込みをします。

2. ベビーベッドの処分をしたいと伝えます。そうすると係の人から回収日と手数料が伝えられます。

3. 手数料は指定の金融機関・コンビニ・スーパーなどで支払います。支払うと粗大ごみ処理券が渡されます。

4. ベビーベッドに粗大ごみ処理券(シール状になっています)を張ります。

5. 指定日の朝にベビーベッドを自宅前に運び出します。

6. 指定業者は粗大ごみ処理券が張られていることを確認し、ベビーベッドを回収します。

粗大ごみの処分方法は東京23区でもそれぞれちがいます。

たとえば世田谷区の場合だと、粗大ごみの受付は粗大ごみ受付センターとなります。電話での申し込みもできますが、ホームページからの申し込みもできます。ホームページからの申し込みは24時間受付なので、家事や育児の合間にかんたんに申し込みができるところがメリットです。

利用料金は5段階に分かれています。主な品目をまとめてみました。

値段 品目
300円 ガスコンロ、扇風機、電子レンジ、脚立、布団、スキー板、ゴルフ用具、スーツケースなど
600円 ファンヒーター、1人掛け用ソファー、水槽、敷物、アコーディオンカーテンなど
900円 衣類乾燥機、食器洗い乾燥機、ベッドマット、マッサージチェア、畳1畳など
1,600円 応接用ソファー、ダブルベッド、ステレオ、カラオケ装置など
2,200円 両そで机

※ベビーベッドのように高さ、幅、奥行きがある家具は、それぞれの長さの合計で料金がきまります。ですから申し込みをする前にそれぞれの長さを調べておくようにしてください。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

ところが大田区では長さなどは関係なく一律800円です。ただしこれはベビーベッド本体のみの場合です。ベビーベッドマットは300円となるので、セットで処分をしたい場合は1,100円となります。

さらに江戸川区も大田区同様、長さとは関係なく一律料金になっています。ベビーベッド本体のみなら800円、ベビーベッドマットは400円です。セットで処分をする場合は1,200円となります。

このように東京23区内だけでもこれだけの違いがあります。ですからあなたが住んでいる地域の粗大ごみ処理料金も今回紹介した地域とは違うはずです。安く処分ができるという点がメリットなのですが、自治体によって料金や申し込み方法などに違いがあるので注意が必要です。

自治体の粗大ごみを利用する方法は、一番かんたんで費用も安いのがメリットです。でも粗大ごみの引き取りは公共サービスなので、ベビーベッドを自分で家の外まで運び出さなければいけません。

もしもだれも手伝ってくれる人がいなければ、あなたが子どもを抱っこしたまま重たいベビーベッドをかかえて運び出さなければいけません。しかも指定された時間までに運び出されていなければ引き取りをしてもらうことはできません。

つまり粗大ごみで処分するのは安いというメリットもありますが、手間がかかるというデメリットもあります。ですからこの方法は手間がかかっても安い方がよいという人にはおすすめですが、安くても手間がかかるのは困るという人にはおすすめしません。

2不用品回収業者

不用品回収業者は、不用品が多い時や荷物を移動させる人手がない時に便利です。1個からでも回収に応じてくれますし、物が多い場合は車の荷台に乗せることができる荷物はすべて一括で引き取ってくれます。

もちろん回収業者に依頼すれば、重たいベビーベッドは業者スタッフがすべて運び出してくれます。ですから子供から手が離せずベビーベッドを外に運び出すことができない人にはとても便利です。またベビーベッド以外にも不用品があればまとめて引き取りをしてくれるところもメリットです。

民間業者が行っているので、公共の粗大ごみ回収サービスよりも値段は高いです。ただしベビーベッド以外にも処分したい家具などがある場合はまとめて引き取りができるので、この場合は全体的でみるとお得です。

ベビーベッドの処分方法は状況に応じて様々なやり方を選べる

いらなくなったベビーベッドの処分法にはいろいろなものがあります。でもどの方法もそれぞれメリット・デメリットがあります。

大事に使ってきたベビーベッドだからこそ、あなたにあった処分の方法をきちんと考えて選ぶことが、ベビーベッドをスッキリ処分するポイントです。