売れる? 捨てる? 不用になったコーヒーメーカーの処分方法
コンビニやファストフードでも淹れたてのコーヒーが楽しめるようになるなど、近年、コーヒーブームが続いており、自宅にコーヒーメーカーを購入して、お気に入りの味をわいを楽しんでいる人も増えています。
最近は、こだわりの機能を搭載したコーヒーメーカーや、見た目にも美しいスタイリッシュなもの、手軽に本格的なコーヒーを楽しめるものなど、さまざまなタイプのコーヒーメーカーが登場しており、新規購入や買い替えを検討されている方もおられるのではないでしょうか。
そこで問題になるのが、これまで使用していたコーヒーメーカーをどうするか、ということ。身近にもらってくれる人がいれば即解決ですが、なかなかそうはいかないもの。
ここでは不用になったコーヒーメーカーを上手に処分する方法についてご紹介したいと思います。
目次
コーヒーメーカーって売れるの?
不用になったコーヒーメーカーを処分するにあたり、最もお得な方法は売ってお金にすることでしょう。果たして中古のコーヒーメーカーは売れるのでしょうか?
1売れるもの、売れないもの
中古のコーヒーメーカーは売れるかどうか。
その答えは「微妙」です。
というのも、コーヒーメーカーは口に入れる飲み物をつくる機器であるため、衛生面が心配であるとか、誰が使ったかわからないものを使うのは気分が良くないなどの理由で、使用感のある中古のコーヒーメーカーは敬遠されがちです。
ただし、新品未開封のものや、数回使っただけでほとんど使用感のないもの、また、多少使用感があっても、人気の高いものや、新品の価格が高価なものについては買い手がつく可能性があります。
多少の使用感があっても買い手がつきそうな人気機種をご紹介しましょう。
※値段は2019年9月時点のものとなります。販売元や時期によって値段が異なります。
Amazon:デロンギ 全自動コーヒーメーカー マグニフィカ シルバーESAM03110S
【デロンギ(https://www.shop-casa-delonghi.com/)】
ボタンひとつで、豆を挽くところから抽出まで全自動で行ってくれるコーヒーマシンです。
いつでも簡単に挽きたての豆から淹れる本格的なコーヒーを楽しめます。
ミルクフロスター搭載なので、コーヒーのみならず、カプチーノにも対応。
前面のつまみやボタンの操作で、コーヒーの濃さ(豆の量)、抽出温度(4段階)、抽出量などを調整できるので、いつでも自分好みのコーヒーを淹れることができます。
シルバーのスタイリッシュなデザインも人気です。
新品で購入すると、デロンギの公式オンラインショップで約66000円(税込)の高額商品なので、中古市場でも人気の一品になっています。
Amazon:ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ フィフティ シャンパンゴールド HPM9634ーCG
カプセル式のワンタッチ操作で、手軽に本格的なコーヒー、カフェラテ、カプチーノが楽しめます。
Bluetooth搭載でアプリと連動させることも可能。自分好みのコーヒーの濃さや泡立ちをアプリに登録しておけば、自分仕様のコーヒーを淹れることができるほか、友達とつながる機能や、有名シェフのコーヒーアレンジレシピを見られる機能など、コーヒーの楽しみ方が広がります。
ネスカフェ ゴールドブレンド日本発売50周年の記念モデルというデザイン&カラーも人気の理由です。
新品の価格は7,000円〜9,000円くらいです。
Amazon:パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー 全自動タイプ ブラック NC-A56-K
コーヒーの味にこだわる人に高い人気を誇るのが、パナソニックの沸騰浄水コーヒーメーカーです。
ミルからドリップ、クリーニングまでを全自動でこなせるほか、沸騰したお湯を繰り返し活性炭フィルターに通すことで、水のカルキを大幅にカット。さらに豆の挽き方は粗挽き・中細挽きの2種類、淹れ方はマイルド・リッチの2種類から選ぶことがき、お好みの味を見つけられます。
まるでプロが淹れたような本格的なおいしさが楽しめる、人気の高いコーヒーメーカーです。ちなみに新品の価格は18,000円前後です。
2少しでも高く売るために
中古のコーヒーメーカーを売りに出すのであれば、少しでも高く売れるようにしたいもの。そのためにできることは次の2点です。
(1)きれいに掃除する
(2)付属品を揃える
未使用品以外は(1)の掃除は必須です。
コーヒーは色素が沈着しやすく、ゴムパッキン等がすぐに変色してしまうため、きれいに掃除するのはなかなか難しいのですが、できるだけきれいにしましょう。
給水タンクの水垢はクエン酸で、コーヒーの汚れは重曹を使うと、きれいになります。
コーヒーメーカーに限らず、中古品を買い取ってもらう場合、(2)の付属品を揃えることは大切です。付属品とは保証書、取扱説明書、さらに小さなスプーンなどのことです。コーヒーメーカーの機種によってはさらに、細かい部品が多く付属しているので、なくさないですべて揃えておきましょう。
コーヒーメーカーを売る方法
1フリマサイトやオークションサイトで売る
【メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)】
【ヤフオク!(https://auctions.yahoo.co.jp/)】
コーヒーメーカーを売る場合、最も高く買ってもらえる可能性があるのが、「メルカリ」のようなフリマサイトや、「ヤフオク!」のようなオークションサイトです。
売りたいコーヒーメーカーを、タイミング良く「欲しい」という人が現れれば、思わぬ高値で売れることがあります。
とはいえ、「メルカリ」をのぞいてみると、コーヒーメーカーだけで1万点近い商品が出品されているにも関わらず、その中で取引が成立しているものはごくわずかに過ぎません。
取引きが成立している商品を見てみると、人気商品の新品もしくは数回使っただけの使用感のないものがほとんどです。
これらのサイトを通じての販売は、必ずしも売れるわけではありませんし、自分で写真を撮影して出品作業を行ったり、取引きが成立したとしても、購入者とやりとりや梱包して発送するなどの作業を行わなければならないことは頭に入れておきましょう。
2リサイクルショップで売る
【高く売れるドットコム(https://www.takakuureru.com/)】
そのほか、売る方法として挙げられるのが、近所のリサイクルショップに持ち込むという方法です。
この場合、状態の良いものであれば、有名メーカーのものでなくても、また多少使用感があっても買い取ってもらえる可能性がありますが、金額面はあまり期待できません。
“捨てるよりはマシ”くらいの気持ちで、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
コーヒーメーカー以外にも売りたいものがたくさんあるのであれば、自宅まで引き取りに来てもらえる場合もあるので、特に大きく重量感があるようなコーヒーメーカーの場合は問い合わせてみることをおすすめします。
近くにリサイクルショップがない場合は、インターネット上でさまざまな品物の買取りを行っている買取りショップに依頼するという方法もあります
たとえば、「高く売れるドットコム」ではコーヒーメーカーの買取りにも力を入れており、特に有名メーカーの未使用品であれば、高価買取の可能性もあります。
買取方法については、全国の主要都市にある店舗に持ち込む「店頭買取」、コーヒーメーカー以外にもたくさんの売りたいものがある場合に自宅まで出張してくれる「出張買取」、宅配便を利用する「宅配買取」があります。
宅配買取で梱包が大変という場合は、梱包用の宅配キットを送ってもらい、そこにコーヒーメーカーを返送するという方法も可能です。
まずは買取りが可能かどうか、可能であればどれくらいの金額になるかを、インターネット上の簡易査定で調べてみることからスタートになります。
コーヒーメーカーを捨てる方法
上記のような“売る方法”で買い手が見つからなかったり、査定で金額がつかなかった場合、あるいは、壊れていて使いものにならないコーヒーメーカーの場合は、廃棄処分ということになります。
コーヒーメーカーを捨てる方法についてご紹介します。
1自治体に回収してもらう
コーヒーメーカーを捨てようと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが自治体による回収でしょう。
コーヒーメーカーは材質や大きさによって、不燃ごみなのか、粗大ごみなのかが変わってきます。
こうした区分は自治体によって異なりますので、ごみとして出す前に、お住まいの自治体のホームページで調べたり、問い合わせてみてください。
ちなみに多くの市区町村では、一辺が30cmを超えるものは粗大ごみとして扱っているところが多いです。そのため、一辺が30cm以内のコーヒーメーカーは不燃ごみ、一辺が30cmを超えるコーヒーメーカーは粗大ごみとして扱われます。
また、粗大ごみとして処分する場合は、ごみ処理手数料がかかります。ごみ処理手数料はものの大きさや種類によって異なりますが、コーヒーメーカーの場合は数百円程度が一般的です。ごみ処理券をスーパーやコンビニで購入し、コーヒーメーカーの目立つところに貼り、定められた日時と場所に出しておきましょう。
なお、一辺が30cmを超えるコーヒーメーカーでも、ドライバーなどを使って分解できるところは分解し、30cm以下にすれば、不燃ごみとしてお金をかけずに回収してもらうことができます。
2不用品回収業者に回収してもらう方法
たとえば、転居前などでコーヒーメーカー以外にも廃棄したいものがたくさんある場合は、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
自宅まで引き取りに来てくれるので、自分で持ち運ぶ手間がない上、タイミングが合えば、連絡したその日のうちに引き取ってもらえることもあるので、時間のない人にはおすすめです。
回収料金が掛かってしまいますが、事前に見積りを取って概算費用を出してもらえば安心です。
なお、不用品回収業者を名乗る業者のなかには、まれに不当に高い回収費用を請求したり、回収した不用品を不法投棄するような業者もいるので、利用する場合は、「一般廃棄物処理業」の許可を持った適正な業者を選ぶようにしてください。
コーヒーメーカーを処分するには
不用になったコーヒーメーカーの処分方法についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
前述したように、コーヒーメーカーは一部の人気商品や新品未使用品以外はなかなか売ることが難しい商品です
そのため、多くのケースで廃棄するという選択肢になるのですが、もしまだ使えるものであれば、ただ同然でもリサイクルショップに引き取りを打診してみたり、周りに欲しい人がいないか探してみるという方法を試してみてはいかがでしょうか。
それでも廃棄せざるを得ないという場合は、お住まいの自治体の指示に従って、回収してもらいましょう。
その際、できるだけ分解して素材ごとに分ければ、エコの観点からも効果的です。
しかし、引っ越しを目前に控えて時間がなかったり、他に処分するものがたくさんあるという場合には、信頼できる不用品回収業者を見つけて、まずは見積りを出してもらうのもいいいかもしれません。
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