ドライヤーの適切な処分方法とは? 買い取ってもらうことは可能?

ドライヤーは日常的に使用するものですから、その分故障する機会も多くなります。
故障してしまったドライヤーは、どのように処分したらよいのでしょうか?
また、まだ故障していないドライヤーは売ってお金に換えることが可能なのでしょうか?

この記事ではドライヤーの処分方法についてご紹介します。
適切な方法で処分できるように、知っておきましょう。

目次
  1. 1. ドライヤーを処分するときの注意点
  2. 1.1. 1まだ使用できる状態か?
  3. 1.1. 2使用後すぐに処分してはいけない
  4. 1. ドライヤーを中古品として処分する方法
  5. 1.1. 1リサイクルショップに売る
  6. 1.1. 2オークションサイトやフリマアプリで売る
  7. 1.1. 3必要としている人に譲渡する
  8. 1. ドライヤーをごみとして処分する方法
  9. 1.1. 1自治体のごみ回収に出す
  10. 1.1. 2小型家電回収ボックスに入れる
  11. 1.1. 3不用品回収業者に依頼する
  12. 1. 生活スタイルに合った方法で処分しよう

ドライヤーを処分するときの注意点

どのような方法で処分するか決める前に、まずはドライヤーの状態をチェックする必要があります。ご説明していきますので、どの処分方法が適しているか確認してみましょう。

1まだ使用できる状態か?

ドライヤーを使用してみて、異常がないか確認してください。
たとえば異臭や異音が発生したり、温風が出なかったりする場合はドライヤーが故障していることがわかります。

またドライヤー自体だけでなく、電源コードが断線していないか、付属品に破損や汚れがないか確認しましょう。

ドライヤーが問題なく使用できる状態であれば下記の選択肢があります。

・リサイクルショップに売る
・オークションサイトやフリマアプリで売る
・必要としている人に譲渡する

もしドライヤーが故障や劣化など、問題がある状態なのであれば下記の方法で処分してください。

・自治体のごみ回収に出す
・小型家電回収ボックスに入れる
・不用品回収業者に依頼する

たとえドライヤーが使用できる状態であったとしても、見た目が汚れていたり色が剥げていたりすると引き取り手が見つかる可能性は低いです。すぐに手放したいのであればごみとして処分するほうがよいでしょう

2使用後すぐに処分してはいけない

ドライヤーは使用後すぐに処分することは避けてください。使用後のドライヤーは内部に熱を持っているため、熱が冷めていないまま処分するとトラブルの原因となってしまいます。

たとえば自治体のごみに出す場合、ごみ集積所で火災が起こってしまう危険性があります。またフリマアプリを利用する際などには自分で梱包して発送する場合がありますが、梱包する際に熱でやけどをしたり梱包材が焦げたりしてしまう可能性もあります。

特に電源コードの断線など、故障をしているドライヤーは発火をする恐れがあります。
思わぬトラブルを引き起こさないために、どの処分方法の場合でもドライヤーの熱が充分に冷めた状態で処分するようにしてください。

ドライヤーを中古品として処分する方法

問題なく使用できる、きれいな状態のドライヤーであれば売ってお金に換えるか、必要としている人に譲渡することが可能です。

1リサイクルショップに売る

ドライヤーはリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。

リサイクルショップが身近にない場合は、インターネットから依頼をするとよいでしょう。たとえばリサイクル&買取専門のリサイクルマートを利用する方法です。

出典:リサイクルマート

リサイクルマートでの買取方法は出張買取・店頭買取・宅配買取の3種類があり、出張買取と宅配買取の場合は全国対応しています。

出張買取の場合はスタッフが自宅まで来てくれますので、査定から運び出しまでの作業をすべて任せることができます。
宅配買取の場合は自分で梱包や発送をしなければなりませんが、出張買取のように立ち会う必要がないため比較的時間に自由がききます。

またリサイクルショップに売る場合、人気の機種や新品のものでない限り高値での買取は期待できません。少しでも高い値段で売りたいのであれば、複数のリサイクルショップで査定をしてもらうとよいでしょう。

2オークションサイトやフリマアプリで売る

オークションサイトやフリマアプリに出品する方法もあります。

たとえばヤフオク!のように、オークション出品とフリマ出品の両方のサービスを兼ね備えたアプリもあります。

出典:ヤフオク!

このようなアプリは出品方法が非常に簡単です。売りたい品物を撮影し、その品物の説明を書き込むだけで出品することができます。

ただし出品したからといってすぐに買い手が現れるとは限りません。買い手が見つかりやすくなるように工夫をしましょう。
たとえば出品するドライヤーのメーカーや使用年数、故障や汚れの有無など、ドライヤーの状態をできるだけ詳しく記載しておきましょう。

また商品が売れた場合、梱包や発送は自分で行います。梱包する際は、配送中の振動や衝撃でドライヤーが故障しないよう注意しなければなりません。

まずはダンボール箱の外側に「こわれもの注意」と赤文字で記載するか、こわれもの用のシールを貼っておきましょう。そしてドライヤーを気泡緩衝材で包んだり、丸めた新聞紙を箱の中に隙間なく敷き詰めたりするなど、梱包をしっかりと行うようにしてください。

3必要としている人に譲渡する

ドライヤーは日常的に使用するものですので、必要としている人もいるかもしれません。まずは身近にいないか探してみましょう。

身近にいない場合は、インターネット上で探すこともできます。たとえば不用品リサイクル掲示板シェアマのように、不用品の譲渡サイトを利用する方法があります。

出典:シェアマ

このような掲示板の利用方法は、フリマアプリの場合と同じように品物の写真と説明を用意して投稿するだけです。そして引き取り手が現れたら、引き渡し方法について相手と相談して決めていきます。

引き渡し方法は配送業者を利用するか、手渡しをするかのどちらかです。
配送の場合は配送費用をどちらが負担するのか、手渡しの場合は引き渡し場所や日時について相手と相談をすることになります。
どちらの引き渡し方法の場合もトラブルが起こらないよう、事前にしっかりと相手と打ち合わせをするようにしましょう。

ドライヤーをごみとして処分する方法

  
   

最後に、ドライヤーをごみとして処分する方法についてご紹介します。
ただし自治体によって処分方法が異なる場合がありますので、必ずお住まいの自治体のホームページなどを確認してから処分するようにしてください。

1自治体のごみ回収に出す

ほとんどの自治体では、ドライヤーを不燃ごみとして処分することが可能です。
ただし「家電リサイクル法」により、ほかの不燃ごみと一緒の袋に入れることを禁止している自治体もあります。

「家電リサイクル法」とは家庭用電化製品を資源としてリサイクルし、廃棄物を減らすことを目的とした法律のことです。普通の不燃ごみとは分けた状態でごみ回収に出すことで、資源として利用できるものを効率的に回収することができます。

自治体によっては、ドライヤーなどの小型家電製品は不燃ごみとして扱われますが、ほかのごみとは別の袋に分けてごみ回収に出さなければならないこともあります。

また自治体のごみ回収に出す場合は大きさの制限が設けられているため注意してください。目安として1辺の長さが30センチメートル以下の場合は粗大ごみとして処分しなければならないことが多いです。

処分する際に、指示された金額分の有料粗大ごみ処理券をコンビニやスーパーで購入し、処分したい品物に貼り付けて指定場所に置いておきます。有料粗大ごみ処理券は数百円程度で購入できます。

自治体のホームページには有料粗大ごみ処理にかかる金額の一覧表が掲載されていますが、ドライヤーは記載されていないこともあるため、金額を知りたい場合は自治体に直接問い合わせる必要があります。

また粗大ごみを回収しに来てもらうのではなく、ごみ中継所へ自分で持ち込む場合は処理金額は処理券の約半分程度です。ドライヤーは比較的持ち運びが簡単なものですので、可能であれば自分で持っていくこともよいでしょう。
なお、自治体ごとに対応は異なりますので、各自治体のホームページなどで事前に確認するようにしてください。

2小型家電回収ボックスに入れる

  
   

出典:世田谷区ホームページ

ドライヤーを販売している家電量販店では下取りサービスを行っているところはあまりなく、そのかわり店内に小型家電回収ボックスが設置されていることが多いです。

自治体によっては公共施設に小型家電回収ボックスが設置されているところもあります。
回収場所は自治体のホームページに記載されていますので、事前に確認しておきましょう。

小型家電回収ボックスを利用する場合は予約や費用が必要なく、ドライヤーをそのままボックスに入れるだけなので非常に簡単です。また施設の開館時間や店の営業時間内であればいつでも利用可能なため、買い物などのちょっとした用事のついでに処分することができます。

ただし回収ボックスに入らないほどの大きいものは回収してもらえないこともありますので、その場合は別の方法で処分するようにしてください。

3不用品回収業者に依頼する

ドライヤーは不用品回収業者に依頼をして処分してもらうことも可能です。

例えば、出張回収では不用品の運び出しを行ってもらうことができるため、重い家具や家電など、ドライヤー以外にも処分したいものがある場合におすすめの処分方法です。

ただし出張回収の場合は「軽トラック1台で25,000円」など、自治体の粗大ごみ回収と比べて費用が高めのところが多いです。

もしドライヤー以外に処分したい不用品がないのであれば費用が高くついてしまうため、ほかの処分方法を選択するほうがよいでしょう。

また、ホームページに具体的な金額を記載していない業者もありますので、回収後に不当な金額を請求されることのないよう、依頼をする前に必ず見積もりを立ててもらうようにしてください。

生活スタイルに合った方法で処分しよう

中古品を売る方法としてはリサイクルショップに直接持っていくのが最も簡単ですが、生活スタイルによっては店の営業時間に出向くことができない方もいるでしょう。
その場合は配送で対応してもらえる店を探すか、フリマアプリや不用品の譲渡サイトなどで引き取り手を探すことをおすすめします。

ごみとして処分する場合は、不燃ごみ回収に出す方法や小型家電回収ボックスに入れる方法が簡単で費用もかかりません。
<もし不燃ごみ回収の日にごみ出しができず、小型家電回収ボックスが近場にないというのであれば不用品回収業者に依頼をするとよいでしょう。