炊飯器を処分するには?買取や廃棄する方法を分かりやすく解説
「自宅の家電を買い替えたいけど、古い炊飯器を捨てる方法が分からない」と悩む人は多くいるはず。最近では小型の炊飯器が普及しているため、サイズによって処分する方法が異なります。
もし炊飯器の動作状態に問題がなければ、リサイクルショップやフリマアプリで売ることも可能です。どのようにすれば炊飯器を手軽に捨てられるのか、買取や廃棄する方法を解説します。
目次
炊飯器を処分するときの注意点とは
テレビや冷蔵庫といった家電とは違い、炊飯器は家電リサイクル法の対象ではありません。そのため炊飯器を捨てるには自治体のルールに従って、粗大ゴミや不燃ゴミとして処分するのが一般的です。
炊飯器の種類によってゴミの指定や処分する方法は異なり、前もって注意点を知っておくことがオススメ。使わなくなった炊飯器を処分するには以下の3つの注意点があります。
● 動作状態を確認する
● サイズを確認する
● 自治体のルールを確認する
間違った方法で炊飯器を処分しないために、それぞれの注意点を詳しく理解しておきましょう。
1動作状態を確認する
まだ利用できる炊飯器を処分したい場合、廃棄するよりも売却することを勧めます。他人やお店に炊飯器を売ることで廃棄費用がなくなり、お金を受け取りつつ不用品を手放せるからです。
炊飯器の動作状態は以下の3つのポイントによりチェックできます。
● 炊飯器に電源が入り、しっかりと動作すること
● ご飯の温度を適度に調整できていること
● 炊飯器で炊いたご飯から嫌なにおいがしないこと
例えば炊飯器に電源を入れて炊飯ボタンを押したのに、いつまでも炊飯が終わらないことがあります。適切に操作しているのに炊飯できない場合は炊飯器が故障している可能性が高いです。
またご飯を炊いたときに焦げ付きや湿っぽさがあったり、嫌なにおいが出ていたりする場合、炊飯器の機能が劣化していることが推測できます。
動作状態の悪い炊飯器は必要とする人が少なく、買取や売却するハードルは高いこと。明らかに正しく動作しない炊飯器を処分するならば、ゴミとして捨てることがオススメです。
2サイズを確認する
炊飯器の大きさによって対象となるゴミの種類は異なります。例えば東京都世田谷区の場合、不要な炊飯器の一辺の長さが30cmを超えると粗大ゴミとして廃棄することが必要です。
もし捨てたい炊飯器の一辺の長さが30cm以下であれば、不燃ゴミとして処分できます。ふた付きの容器または中身が見える袋に入れて収集場所に置くだけだから、サイズが小さいと捨てる手間がかかりません。
サイズの目安としては1合から2合炊き程度の1人用炊飯器だと30cmに収まるものがあり、4合以上に対応している炊飯器では30cmを超える製品が多いです。
処分したい炊飯器のサイズを確認するには、メーカーマニュアルを確認する方法と実際にメジャーなどで測る方法があります。正しく炊飯器を処分するために、前もって炊飯器のサイズをチェックしておきましょう。
3自治体のルールを確認する
あなたが住んでいる地域の自治体によって、炊飯器を捨てる方法が通常とは異なる場合があります。場所によっては小型の炊飯器であっても、普通ゴミとして捨てられないので注意です。
例えば京都市の場合は基本的に炊飯器は大型ゴミに分類されます。5合を超える炊飯器であれば、400円の大型ごみ処理手数料を支払うことで自治体が不用品を収集してくれる仕組みです。
また小型の炊飯器であれば、小型家電の回収ボックスに捨てられます。処分したい炊飯器のサイズが30cm×40cm×40cm以内であることで、手数料を支払うことなくスムーズに廃棄することが可能です。
小型家電リサイクルボックスは街の区役所や家電量販店などに設置されています。気になる人は「小型家電リサイクル回収ポータルサイト」にアクセスして、炊飯器が廃棄できることを確認しましょう。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
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炊飯器を中古品として処分するには
「まだ正常に動作するけど、事情があって手持ちの炊飯器を処分したい」と考える人もいるはず。あなたが手間なく炊飯器を中古品として処分するには以下の3つの方法がオススメです。
● お店の下取りサービスを活用する
● リサイクルショップで売却する
● フリマアプリやオークションで出品する
どのようにして炊飯器を処分するのか、それぞれの方法を詳しく解説します。
1お店の下取りサービスを活用する
家電量販店で新しい炊飯器を購入した場合、お店が古い炊飯器を下取りしてくれる場合があります。動作状態が悪い炊飯器も下取りしてくれることがあり、無料で処分できるのがメリットです。
例えばケーズデンキの下取りキャンペーンの場合、お店で指定機種を購入することで対象商品を下取りしてくれます。1つの炊飯器を購入することで1つの炊飯器を下取りすることが可能です。
他にもヤマダ電機の家電買取キャンペーンの場合、2012年から2019年に製造された炊飯器を買い取ってくれます。機器に錆や破損があると買取の対象外となるため注意しましょう。
下取りサービスでは1,000円から2,000円程度で買い取るところが多く、炊飯器を高く売れないことがデメリットです。比較的新しい炊飯器を売る場合は、他の方法を検討してみると良いですね。
2リサイクルショップで売却する
処分する炊飯器の劣化が少なく、問題なく動作するのであればリサイクルショップで売ることがオススメです。見た目がキレイな炊飯器であれば、高く売れる可能性が十分あります。
お店の店員がその場で炊飯器を査定してくれて、手間なく売却できるのがリサイクルショップのメリットです。わざわざオークションなどに出品しなくても、簡単に売ってお金を獲得できます。
ただし購入してから数年が経った炊飯器では値段が付かないこともあり、相場よりも安い価格でしか売れない可能性もあること。状態や動作に問題がある場合、売ることが不可能なため注意しましょう。
3フリマアプリやオークションで出品する
今ではネットでオークションやフリマなどのサービスを活用して、不用品を個人で出品できます。相場価格を見ながら値段を設定できて、希望価格で売却できるのがオークションやフリマのメリットです。
ネットサービスだから24時間いつでも利用できて、あなたの好きなタイミングで炊飯器を出品できます。最近ではシステムがアップデートされているため、使い方が比較的簡単なことも魅力です。
個人間で売買するため商品の情報を記載する必要があり、必ずしも売れるとは限らないことがデメリット。高く売るためには炊飯器の状態をキレイにして、商品の価値を高めることが必要です。
また出品して誰かに購入された場合、自分でサービスに従って炊飯器を送る手間があります。少しでも炊飯器を高く売ってお金を貰いたい人に、オークションやフリマで処分することがオススメです。
4身近な他人に譲る
親戚や友人があなたの不要になった炊飯器を必要としている場合はあります。もしリサイクルショップやフリマで売るのが面倒であれば、身近にいる他人に炊飯器を譲ることを勧めます。
他人に譲ることで処分する手数料が発生しないため、お金を払うことなく炊飯器を手放せるのがメリットです。都合が良ければ他人があなたの家まで炊飯器を取りに来てくれる場合もあります。
しかし周りに炊飯器を必要とする人がいるとは限りませんし、状態が悪い炊飯器を譲ると悪印象を与えてしまう可能性があること。都合が悪ければ自分で炊飯器を送り届ける必要もあります。
また核家族化が進んでいる今では、周りに知人が少ない人はいるかもしれません。そんな時はジモティーという掲示板を活用して、近くの地域に炊飯器を必要とする人がいないかチェックすることがオススメです。
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炊飯器を廃棄処分するには
「もう炊飯器が使えなくなってしまったから、ゴミとして処分したい」と思う人もいるはず。あなたが炊飯器をスムーズに廃棄処分するには以下の3つの方法があります。
● 不燃ゴミとして捨てる
● 粗大ゴミとして回収してもらう
● 不用品回収業者に依頼する
どのようにして廃棄処分するのか、それぞれの方法を詳しく知っておきましょう。
1不燃ゴミとして捨てる
粗大ゴミの対象となる大きさよりも小さい炊飯器の場合、不燃ゴミとして捨てることが可能です。ライターや電池などと一緒に捨てられるから、大した手数料を払うことなく廃棄できるメリットがあります。
例えば東京都世田谷区の場合、90リットル以下のふたが付いた容器および透明のゴミ袋に炊飯器を入れて、指定の収集場所に置くことで回収してくれます。
2粗大ゴミとして回収してもらう
もし炊飯器のサイズが大きい場合は粗大ゴミとして廃棄することが必要です。事前に電話やインターネットで申込み、家の前に炊飯器を置いておくことで回収してくれます。
粗大ゴミを出すには粗大ごみ処理券を自治体のスーパーなどで購入して、炊飯器に貼り付けることが必要です。東京都世田谷区では炊飯器を捨てる費用として400円の収集料金が発生します。
また粗大ゴミ受付センターに炊飯器を持ち込むことで、安い手数料で廃棄することが可能です。世田谷区であれば炊飯器を持ち込むことで200円の料金で廃棄できます。
※弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
3不用品回収業者に依頼する
捨てる炊飯器が複数台ある場合や他にも不用品があるときは不用品回収業者に依頼することがオススメです。わざわざ処理券を購入する手間がないため、よりスムーズに炊飯器を処分できます。
粗大ゴミの手数料よりも不用品回収業者のほうが費用が高い傾向がありますが、廃棄する不用品の数が多ければ費用が割安になる場合もあること。複数の家電や家具を捨てるのに不用品回収業者はオススメです。
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手間なく炊飯器を処分しよう
炊飯器は家電リサイクル法の対象外であるため、不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てることが可能です。またリサイクルショップやフリマアプリなどを活用することで、手持ちの炊飯器を売ってお金を得られます。
炊飯器だけでなく不用品が多い場合は不用品回収業者に依頼して、廃棄処分を任せることもオススメです。あなたに最適な方法で手間なく不要な炊飯器を処分しましょう。
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