不用になった漫画(マンガ)を処分する6つの方法|選択肢と注意点をまとめて解説します
漫画が好きな方でしたら、たくさんの漫画を買い集めている方も多いでしょう。
大好きで毎巻購入している漫画や、本屋さんで見かけて試し買いしてみる漫画。そうして買い集めた漫画も、気付けば本棚に入りきらずに部屋中が漫画だらけになってしまうこともあります。
しかし、中には、「正直もういらないかな」という漫画もあるかもしれません。
そうした漫画は処分することで今より部屋が片付きます。また、新しい漫画を入れる場所にもなります。
大量の漫画をまとめて簡単に処分できる方法もありますので、たくさんの漫画で困っている方は参考にしてください。
目次
漫画(マンガ)を処分する6つの方法
この記事ではいらなくなった漫画を処分する方法として、以下の6つの方法をご紹介します。
●ブックオフなどの古本屋で買い取ってもらう
●フリマアプリやオークションサイトで販売する
●引越し業者の不用品買取サービスを利用する
●ゴミとして捨てる
●不用品回収業者に回収してもらう
それぞれの方法にメリットとデメリットがありますので、自分にあった処分方法をお選びください。
ブックオフなどの古本屋で買い取ってもらう
漫画を処分する1つ目の方法は、「ブックオフや古本屋で買い取ってもらう」というものです。
普段から漫画を買われている方は、ブックオフなどの古本屋を利用する機会も多いと思います。ブックオフの店内を巡回してみると、漫画の並んでいるスペースは小説やビジネス書といった一般の書籍よりも大きいことに気付くはずです。
これは、中古市場での漫画人気の高さを表しています。そのため、ブックオフなどの店舗でも漫画の買取には力を入れています。本の高価買取銘柄の多くは漫画ですし、全巻セットの買取で金額アップといったキャンペーン を行なっている店舗もあります。
高価買取銘柄は店舗や時期によって変動します。ブックオフのホームページでも確認できますので目安にしてみてください。そこに記載のないタイトルについては、一般的に10円から100円以下となるものがほとんどでしょう。
場合によっては値段がつかず買い取ってもらえない漫画もあります。必ず買い取ってもらえるわけではありませんのでその点はご理解ください。
とは言え、高価買取銘柄に含まれる人気漫画をまとめて売れば、それなりの金額にもなります。何より不用になった漫画をお金に変えることができれば有り難いですよね。
では、漫画を買い取ってもらうには、具体的にどのようにすれば良いのでしょうか?
1買取利用方法
古本屋で漫画を買い取ってもらう方法には、
●持ち込み買取
●出張買取
●宅配買取
といった3つの方法があります。
近くに店舗があって冊数が少ない場合には持ち込み買取がもっとも手軽でしょう。もしも冊数が多くて運ぶのが大変であったり、近くに店舗がない場合には出張買取や宅配買取が便利です。
2持ち込み買取について
持ち込み買取は、もっとも手軽な買取方法です。例として、ブックオフで売る場合の手順は以下の通りです。
1、直接店舗に漫画を持っていき、「買取査定をお願いします」と伝える
2、その場で査定が行われる(漫画の冊数にもよりますが、数分から1時間弱程度)
3、買取金額が伝えられる
4、提示された金額に納得が行けば、買取承諾書に名前・住所・電話番号等を記入し、本人確認のために写真付き身分証明書を提示します。
5、買取金額が支払われる
もし18歳未満の方が本を売る場合には、保護者の同伴または同意書が必要となります。同意書は店頭で受け取れますので、保護者に記入してもらい、査定時に持っていきます。場合によってはその場で保護者に電話確認されることもあります。
3出張買取について
出張買取に対応している店舗の場合、電話で出張買取を依頼すれば家まで漫画を取りに来てくれます。
出張買取の利用手順は以下の通りです
1、電話で出張買取の申し込みをする
2、買い取ってもらいたい漫画をまとめておく
3、当日または後日、店舗のスタッフが自宅まで来てくれる
4、そのまま自宅で査定を行い、買取金額が伝えられる
(店舗によっては一度お店に持ち帰って査定が行われることもあります。)
5、支払いもその場で行われる
(店舗持ち帰り査定の場合は、店舗で支払われることもあります。)
大量の漫画を処分したいときや、店まで運ぶのが大変なときには非常に便利なサービスです。
しかし、全ての店舗が出張買取に応じているわけではありません。出張エリアが限られていたり、「30冊以上から」といった条件が定められている場合もあります。
詳しくはお近くの古本屋で確認してみてください。
4宅配買取について
漫画を買い取ってくれるお店は、近隣の古本屋だけではありません。インターネット上にも、全国各地からの漫画の買取に応じている店舗があります。そうしたお店が行なっているのが「宅配買取」という仕組みです。
宅配買取の利用手順は以下の通りです。
1、インターネットで申し込みをする
2、申し込み後、ダンボールに漫画を詰めて送る
(店舗によっては申し込み後に宅配買取キットを自宅に送ってくれます。)
3、漫画が到着すると査定が行われ、買取金額がメールや電話で伝えられる。
4、納得が行けば後日買取金額が銀行口座に振り込まれる。
(納得が行かなければ送り返してもらうこともできます。)
このような宅配買取に応じているお店としては、「ブックオフオンライン」や「NETOFF(ネットオフ)」、「BUY王(バイキング)」などがあります。
「まとめ売りで送料無料」や「初回利用で買取金額◯%アップ」などのキャンペーンも頻繁に行なっていますので、こうしたサービスを利用してみても良いでしょう。
5売れない本もあります
中古市場では漫画が人気とお伝えしましたが、買い取ってもらえない漫画も存在します。具体的には以下のような漫画です。
買取不可の漫画
●コミック誌(少年ジャンプなどの単行本ではない漫画)
●ISBN(国際標準図書番号)がないもの
●海外の漫画
●同人誌
●表紙(カバー)がないもの
●破れ・切り取りがあるもの
●書き込みがあるもの
●日焼け・カビ・シミがひどいもの
●反りや水濡れで変形しているもの
このような漫画は買取を行なっていないお店が多くあります。汚れが目立つようだと買い取ってもらっても10円以下の場合もありますし、高価買取銘柄であっても減額されることがあります。
ホコリを払ったりウェットティッシュで軽く拭くなどして、なるべく綺麗な状態にして査定に出すようにしましょう。
フリマアプリやオークションサイトで販売する
漫画は古本屋だけでなく、インターネット上のフリマアプリやオークションサイトを使って直接売ることもできます。これらのサービスでは漫画も頻繁に売買されています。
フリマアプリには「メルカリ」や「ラクマ」などがあり、値段を付けて販売できます。オークションサイトは「ヤフオク!」が有名どころで、こちらは購入希望者が落札価格を提示していき、制限時間内にもっとも高額で入札した方に販売するというものになります。
以下はメルカリの利用手順です。
1、インターネットで公式サイトにアクセスし、無料の会員登録を行う
2、出品ボタンを押し、出品する漫画の状態説明を入力し、実物の写真を撮る
3、販売価格を設定し、出品する
4、購入者が現れれば、商品を梱包して発送を行う
5、後日、利用手数料等が引かれた金額が入金される
サービスによって若干異なりますが、基本的にはこのような流れとなります。
古本屋と違って、自分で値段を付けて販売することができます。また、買取できない漫画といった概念がありませんので、基本的にはなんでも出品できます。
しかし、漫画を処分する上では注意点もあります。
●必ずしも売れるわけではない(買い手が現れなければ、処分することができない)
●まとめ売りでなければ一冊一冊出品する手間がかかる
●発送の手間がかかる
手間がかかることや必ずしも売れるわけではないことを考えると、すぐに処分したい方には向かないサービスとも言えます。
ジモティーを使って販売・譲渡する
ジモティーはインターネット上の地元掲示板サービスであり、こちらのサービスでも個人売買を行うことができます。
地元掲示板の名の通り、県内、市内の方に限って販売することができます。その利点は、直接取りに来てもらえる点です。フリマアプリやオークションサイトで販売するときに必要な、発送の手間を省くことができます。
また、販売だけでなく譲渡という方法も選べます。「とにかく処分したいけれどゴミにするのはもったいない」とお考えの方でしたら、譲渡というのも一つの手でしょう。
ジモティーの利用手順は以下の通りです。
1、公式サイトから無料の会員登録をする
2、投稿ボタンをクリックし、商品情報と写真、受け渡し方法と金額を入力する
3、希望者が現れれば、当事者間で支払い方法や受け渡し方法を決める。
4、お互いで決めた受け渡し方法で商品の取引をする
ジモティーはフリマアプリやオークションサイトと違って、決済システムや保証を持ちません。あくまで掲示板的な役割になりますので、お金の受け渡し方法や取引場所は自分たちで決める必要があるのです。
それゆえジモティーでは、
「指定した日時に受け渡し場所に来なかった」
「商品を渡したのにお金が振り込まれなかった」
といったトラブルも実際に発生しています。
利用する際は、そうしたトラブルにならないよう気をつけて取引を進めましょう。
引越し業者の不用品買取サービスを利用する
漫画を処分したいと思うタイミングの一つが引越しのときではないでしょうか? 実は、引越し業者に依頼して漫画を買い取ってもらうこともできるのです。
引越し業者の中にはリサイクルショップと業務提携しているところもあり、そのような業者では引越しと合わせて不用品の買い取りも行なっています。
全ての引越し業者が対応しているわけではありませんので、事前に買取サービスを行なっているか確認する必要があります。
引越し業者での買取サービスを利用する際には以下の注意点があります。
●引越しの申し込み時にしか利用できない
●不用品買い取りサービス自体が有料オプションの場合がある
不用品買取サービス自体が有料のオプションサービスになっている場合、買取金額よりもサービス代金の方が高くなるということもあります。そうなると処分するのに費用がかかることになりますのでご注意ください。
ゴミとして捨てる
漫画が売れない場合や、売らずに捨てたい場合には、
●自治体でゴミとして捨てる
●不用品回収業者に頼んで引き取りに来てもらう
という方法があります。
漫画を自治体で捨てるには、「資源ごみ」として捨てることになります。
漫画は資源ごみに分別されますので、自治体の定める資源ごみの日にゴミ収集場へ持ち込むことで処分することができます。処分するのに費用はかかりません。収集日や収集場所につきましては、お住まいの自治体のホームページでご確認ください。
また、自治体によっては「古紙回収ボックス」をスーパーやホームセンターの駐車場などに設置している場合もあります。古紙回収ボックスを使えば、ボックス内に漫画を入れるだけで処分できます。収集日などにしばられず、好きなときに処分できます。
お住まいのエリアに設置されているかどうかは、インターネットで「お住まいの地域名 古紙回収ボックス」で検索してみてください。
自治体で処分する場合、自分で収集場や回収ボックスまで運搬しなくてはなりません。数冊程度であればラクに処分できますが、大量の漫画を処分したい場合には非常に大変です。
運ぶのが大変なほどたくさんの漫画を処分したいとお考えの方は、次に紹介する不用品回収業者に依頼してください。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者による漫画の回収は、民間企業による有料のサービスとなります。有料にはなりますが、大量の漫画を処分したい場合にはメリットも大きいサービスと言えます。
1つ目のメリットは、電話一本で好きなときに自宅まで回収に来てくれる点です。自分で収集場まで運ぶ必要もありませんし、梱包しておく必要もありません。玄関に出しておいても良いのですが、「本棚に入っている漫画を全て持って行って欲しい」という要望にも答えてくれます。
2つ目のメリットが、漫画以外の不用品も一括で回収してくれる点です。漫画だけでなく、本棚でも机でも同時に引き取り可能です。部屋の中や家の中を綺麗にしたいとお考えの場合、不用品を一つずつ処分していくのはとても大変です。
好きな時にまとめて回収してくれる不用品回収業者に依頼すれば、大量の不用品でも一度に処分できるのです。
不用品回収業者を見つけるには、弊社の「不用品回収業者一括見積もりサイト」をご利用ください。
大量の漫画(マンガ)は一括でまとめて処分するのがオススメ
以上が漫画を処分する6つの方法でした。
不用な漫画は買い取ってもらったり販売することでお金にできますが、人気漫画でない場合は1冊10円以下の金額しかつかないこともあります。大事にしていた作品にそれだけの価値しかないと突きつけられると、ショックも大きいですよね。
お金にもならず逆に精神的なダメージを追うくらいであれば、思い切って処分した方が良いこともあります。
もし運ぶのが大変なほど大量の漫画を処分したいのであれば、ぜひ不用品回収業者をご利用ください。